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【鴉】
伝説によるとカラスの羽根は元は白もしくは銀色だったとされる。
恋人だった王女を鴉に見張らせていた太陽神は、王女の不貞を防げなかった鴉を呪い羽根を黒くした。
太陽神の子を身ごもっていた王女は矢で射殺された後に火葬にされ、太陽神は火中から赤ん坊を救い出し、その赤子が後の医神であるという。
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【牛蒡】
生の葉を神経痛や関節炎の湿布に。
乾燥させた種は腫れ物・むくみに煎じて服用。
根は便通改善に食用にされる。
乾燥させて小さく切った根をビーズ代わりに赤い糸に通して御守りとして身に付けると悪霊避けになると言われるが、実際には瞑想によるグラウディングを補助する。
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【蝶】
蝶の羽ばたきと大嵐との関連は「抽象化による凶相の無難化」を意味する。
「どんな運命の相を封じ、どんな運命の相を展開させていくのか」という取捨選択に深く関わる。
蝶は霊魂を象徴し、霊魂は愛神の伴侶とされる。
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【薔薇】
香りに精神安定効果があるとされ、精油がアロマセラピーに使われる。
野薔薇の偽果は干して利尿・下剤に煎服。おでき・ニキビの治療にも使われる。
庭に薔薇を植えると妖精が集まってくると信じられていた。
蕾をお茶にして寝る前に飲むのは「予知夢を見る」ためのマジナイである。