第五十一話 ただいま異世界!
周りには緑。周りに満ちる魔力。生きてる動物。
「さーて。帰って来れたってことでいいのか?」
ようやくこれたここに。イフレデーアに。ただここがどこか全くわからないから情報収集からだな。ここはどの辺なんだろうか。あの街からちょっと離れた草原にしか行ったことなかったからな。周りの国とか街のこととか全くわかんねぇしとりあえず目の前にある街?というか王国に行ってみるか。
「そういや俺の装備って…」
えーっと、ちょっと壊れかけのデクスタの薙刀にグランディアのこう言っちゃ悪いけどボロい服。そして金目の物は無し。…これさの王国に入る時の関所みたいな場所で弾かれない?大体のファンタジーの漫画は王国とかでかい街に入る時は大体金が取られたり身分証的なやつの提示が必須。そういうことしないでいい漫画はあんまり見たことない。つまりどっちも持っていない俺はこの世界において最弱の地位ってことだ!うん!ゴミカスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ‼︎‼︎‼︎
なーんで俺って転生したらまず絶望的な状況なんだよ!!神か?神がやったのか!?ぶっ飛ばすぞまじで!!!まぁたグランディアみたいに手探りだよこんちきしょう!!!ゲームだったら手探りは好きだけどこちとら仲間が待ってるもんでねぇ!!は!!今更だけどイフレデーアの冒険者カードがあれば通れるんじゃ!!!…って服も変わったし持ってるはずないですよねそうですよねちきしょう!!!
「はぁ」
八方塞がりじゃんこれ。後何回八方塞がりになれば俺はアレク達の元に帰れるんでしょうね全くハハハハハ。
『ズドンッッ!!!!』
おおう。結構近かったな。なんていうか爆発音がしたような。ってことはもしかして冒険者が戦ってるのか!!だったら好都合!!今からその人達に頭下げて街に入れてもらおう!!そうと決まったら!
「前に進むだけだ!」
魔力駆動 段階一!
よし。これで走ればすぐだな。お!見えてきた見えてきた!
「あのー!すんませーん!!」
「ん?なんだ!?『ファイヤボール』!!」
「うぇぇ!?」
ヤバい!!もうそろ当たりそう!!これは段階を挙げて無理やり斬ってみるしか方法がねぇ!!!でももしかしたら巻き込んでって俺より強い化け物達の集まりが喰らうわけねぇか!!
魔力駆動 段階三!!
「せい!」
『ブヲォォォォォォォォォォォォォォォンンンンンッッッ!!!!!』
ふぅ。危ねぇ危ねぇ。当たってたら死んでるとこだったわ。相手が驚いて打ったので死ぬかもしれないって考えたらやっぱイフレデーアって壊れてるよな〜。まぁイフレデーアにしては貧弱貧弱ゥゥ!!な魔法だったから助かったけどな。てかワンチャン怪我してるかもだし声かけるか。
「いきなりすみません!!」
「おいおい」「嘘だろ?」「ははっ。俺も歳か?」「いやまだ二十代だろ俺ら…」
ん?思ってた反応と違うな。まぁ俺がそれだけ強くなったってことか?でもこれでもまだあの黒い木みたいなやつ。あいつに勝てるイメージが湧かない。俺がまだ弱い時に戦ったっていうのもあるんだろうけどそれでもバケモンだなあいつ。俺の中じゃフィゾウズよりも強く感じるからな。
「えと。いきなり魔法を打ってすまなかった。怪我とかしてないか?」
おおう。いきなり話しかけてきた。まぁ今の俺にはグランディアで学んだコミュニケーション能力があるから驚かずに冷静に返せる…はずだ。
「いえ。大丈夫です。逆に怪我とかしてないですかね?」
「いや。こちらも怪我人はいません」
てかこの人そこそこガタイいいな。顔は…うんすごく怖い。なんとなくわかってたけどコエェ。こういう人苦手だわ〜。勝手に決めつけるのは良くないと思ってるけど流石に漫画に出てくる山賊みたいな顔はなれねぇn…?なんだこの違和感。イフレデーアは俺の見解じゃ全て上限突破した世界だ。それはもちろん容姿、顔面偏差値も含まれているわけで、あの世界でこんなやつが生まれるか?バカ失礼だけど。それに今更だけどこの人たちめちゃくちゃ魔力少なくないか?遠くからじゃわかんなかったけど近くだとわかる。もしかしてここ、別の異世界か?いやいやちょっと待ってくれよ兄弟。チョッチ冗談きついぜ?でも地域によってはこんな感じであのサンベーアら辺だけおかしいなんてことがあるかもしれないし一旦、一旦ね?一旦この世界の名前聞いて判断しよう。これは答え合わせ。そう!俺が正しいという答え合わせだ!!そうだ!そうに違いない!!
「えーっと。変なこと聞くんですけど〜」
「なんでしょうか?」
「この世界の名前ってなんでしたっけ?」
お願いだ頼む頼む頼む頼む頼む頼む!!!!
「世界の名前っていうのはわかんないですけどこの大陸の名前はフィスティアですよ?」
タイリクノナマエ?確かに世界の名前なんてわかるやつなんていないはずそうだそうに違いない。つまりイフレデーアも大陸名…んなわけあるかぁ!!!神様が言ってたんだぞ!?“イフレデーアを救ってくれ”ってさぁ!!!あーもうなんだよマッジで!!!というか逆にウジュス達はどうやって世界の名前なんて知ったんだよ!!!今更の疑問すぎるけどさぁ!!!
「あ、あの。大丈夫ですか?」
おっと俺としたことが。あまりの終わりに発狂してしまってたか。というか今更思い出したけどフィゾウズが“三神が一人”的なこと言ってたからもしかして世界は三個あるのか?えーっとつまりここフィスティアとイフレデーアとグランディアの三つってことか?うーんクソ。つまりこの世界でもイフレデーアに行く方法を探さないといけないってことだ。つまり前と同じなら神の討伐ってことか?
「スー。クソがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
まじでふざけんなよまじで!!!この世界の神もイフレデーアの神もボッコボコにしぶっ飛ばす!!!!ってやべぇやべぇ周りに人いるんだった。…やっべ〜。なんか怯えちゃってるよ。まぁ急に叫び出すような奴がいたら俺も怖いと思うけどさぁ。はぁ、こっからどうするって一択しかないよね〜。そのためにもとりあえずこの人たちにはあの王国に連れて行ってもらいたいんだけど。
「え〜っと。すみません。あの王国に行きたいんですけど連れて行ってくれませんか?」
「え、」
そりゃ作戦会議始めますわ。だって急に叫び出すような奴が急に『連れて行ってくれ』って言われたらめちゃくちゃ警戒するし、連れて行くかどうかの会議始めるよな。…たまにこっちをチラチラ見てきて『こいつを連れてくの?』見たいな顔するのやめてください。とっても苦しくていたたまれない空気になるんで。はぁ〜。結局こうなるのか〜。俺のグランディアで鍛えられたコミュ力は何処へ?まぁそんな鍛えられたコミュ力は元々ゼロだったからゼロに何かけてもゼロってか?とほほ。
「あの〜」
「あ、はい。なんでしょう?」
「近くのミリティム王国まで帰還する予定だったんですけどそこでいいなら一緒に行きますか?」
「はい!お願いします!!」
もちろん答えははい一択!!ただ…何もやるなよみたいな目がとってもお痛いです。
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「お〜!すげぇ〜!」
でッッかいな城門。さすがは王国って言われてるだけあるな〜。
「では。自分たちはこれで」
「はい!ありがとうございました!」
ふぅ。とりあえずここまでは来れた。しかし!ここで別れることになってしまって俺は一人でここを通らないといけない!!!つまり?引っかかる可能性特大ってことだ!!あはははははは。笑えねぇよボケェ!!それに一緒に行く途中で色々情報とか聞いてたけど騎士団いるらしいし。それも大陸最強の!!そんなの身分証とか出せなかったら牢屋一発アウトコースじゃないですかぁ!!はぁ〜。気がおめぇ〜。まぁ行かなきゃ何にも進まないってことで行くか!!ワンチャン子供だからってことで許されるかもだし!ポジティブに行こうポジティブに!
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「大人しくしてろ」
『ガシャンッ!』
スーーーーーーーーーーー。知ってたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!
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「フォッフォッフォ。フィゾウズが破れたか」
「そうだな。今回のプレイヤーは成長が凄まじい」
「そうじゃのぉ。さて、次はお主の世界じゃ。しかし一人で駒を動かしてもつまらぬからのぉ」
「前みたいに私も参加するのだろう?」
「そうじゃ。では、この世界はどうしてくれるのかのぉ?」
どうも。ねぎとろです。いやー時の流れって早いですね。もう一年経ちそうなんですよ。一年ですよ一年。もう2025年に流行ったものが古いって言われるようになってきたことが怖いですねぇ〜。そして学生諸君はそろそろ始業式と入学式ですかね?近くの公園にも桜が咲いてて春だな〜って思うのと同時に今年の春は何日間だろうな〜。って最近思い始めました。そういえば前回は後書きに間に合わなくてすみませんでした!!多分全然書かれてないと思うんですけど。まぁそんなことよりももうそろそろ一年です。ここまで見てくれた方々本当にありがとうございます!!こっからも趣味の範囲でですが頑張って書いていこうと思っているのでどうぞよろしくお願いします!!
次の話は多分来週の月曜深夜になると思うのでどうぞよろしくお願いします!!!!




