第四十五話 加速する戦場
「スー、ふー」
一旦引いて力を貯めてるけどなんか違和感があるんだよな。あいつの身体能力はぶっ壊れレベルのバケモンだけど技術に関しては本当に戦闘素人みたいな感じ。こういう時の勘ってよく当たるんだよな〜。
『ザザザザザザッッ…』
これはもう慣れたしよy…じゃない!!!
「チッ!!」
『パリィィィィィィィンッッッ!!!』
くっそ危ねぇ!!あいつ思ったよりも速いスピードで成長してる!!今さっきのは先読みで結界を置かれた!この成長率は絶対に急がねぇと倒せなくなる!!
「流石につえぇな…」
成長してるのはわかったけどここまで早くに成長してるんなら消耗とかなりふりかまってられねぇ!ここで全部消耗するレベルでやらないと絶対にめんどくさいことになる!!
「ウジュス!!とっとと終わらせる!!消耗は気にすんな!!!」
「は!?おいこの後あいつとやるんじゃねぇのっ!!」
『カンッッ!!』『ズドドドドドドドドッ!!!!』
「あいつの成長速度がめっちゃ早くなってる!今すぐにでもやらないと絶対やばいことになるぞ!!」
「…わかった。まぁ一瞬で倒して休めばいいだけの話だしな!!」
「とりあえず連携攻撃で一気に削りに行く。火力は最大で躊躇すんなよ!!」
「そんなことわかってるっつーの!!」
『ザザザザザザッッ…』
これは先読み含めてフェイント入れて躱す!!そっから一気に距離を詰めて殴り合い!!!
『ドガンッッ!!』『ズカァァァンッッッ!!!』『ズバババババババッッッッ!!!』『スカンッッ!!カンカンガンッッッ!!!!』
そっから今さっきまで貯めてた魔力で!!!
「うをぉぉぉぉぉぉ!!!!」
『ザザザザザ』『ズバッッッ!!!』
「残念」
【…!】
「りゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
『ズバガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンンンンンッッッッッッッッッッ!!』
まだ油断はできない、手応えは確実にあった。まぁこれで勝ってるならいいんだけど。
『ヒュン!!』
「!!やっb『ズダァァァァァァァァァァァンンンッッッ!!!!』
ただのパンチでこれかよ!!!てか今のどうやって避けた!?確実に消し飛ばした感触はあったぞ!?まさかあの発動を潰したはずの結界が発動した?いや、絶対に発動は潰してた。てかなんで後ろからあいつがってそうか!!!あいつ結界と結界を移動したのか!?だったら説明がつく!俺が避けた一枚とどうにかして発動した一枚を繋いでってか!?くっそ。面倒なこと覚えやがって。てか早く戻らねぇと。
『グワン…』
おおう。視界が歪む。腕がいてぇ。ガードの時に上にしてた左腕は…確実に麻痺って使いもんにならないな。幸い右は軽い痙攣だけでもうすぐ動かせる。でもこっからあのテレポートまがいのことにどう対応しようか。体の6〜7割を削っても復活してくる敵だ。一撃で消し飛ばしたいけど。今となっちゃほぼ無理ゲーじゃね?魔力を吸収してうる結界だから威力が完全に殺される。てか今更だけどあいつも守護者なら前のやつみたいに核があるんじゃねぇか?小さいから考えてなかったけどあってもおかしくないよな。というかないとマジでまずい。五感を最大まで強化してあいつにもう一回殴りかかるか。右はもう動かせるな。左は…まだ無理そうだな。まぁあれくらって骨が折れてないのがせめてもの救いだな。さて、頭も冷えたし戻るか。
『ガクンッ』
「…は?」
足が動かねぇ。これは殴り飛ばされたからか?いや違う。体が震えてる。…俺は怯えてる。一発もらっただけでこのざまか。流石に擁護ができねぇな。今までどんな状況でもここまで死にそうになる状況にならなかったのが奇跡なんだろうな。頭は冷静、だけど体は正直に怖いって叫んでる。今の動けない間もウジュスは戦ってる。動け俺。動け動け動け動け動け動け。これは今まで命の綱渡をしなかったツケだ。心のどっかでいつかはこんなこともあり得るかもって思ってたはずだろ?ならなんで今動けない?想像と現実は違う。そんなことはわかりきってる。それでもツケがデカすぎる。甘ったれてんじゃねぇ。動け俺。今動かないと俺もあいつも死ぬ。護衛としてこのざまだと?バカか?覚悟なんか決めれるわけないとか思ってたか?確かに立派に覚悟なんか持っちゃいねぇ。だったら今動く原動力は?そんなもんなんでもいい。あっちの世界に帰るためでもこの世界の邪神ってやつをぶっ飛ばすとかでも。…正しいて言うならば、仲間。仲間を守り、全員五体満足で帰還する。簡単に言えば正義感だな。ウジュスを守るために動け。
動け動け動け動け動動け動け動け動け動け動けけ動け動け動け。
こんなとこで止まることは俺が俺を許さねぇ。
「スー」
意識を集中しろ。魔力を練れ。鋭く、研ぎ澄まされた魔力にしろ。そしてそれを限界まで、限界を超えてまで溜め込め。
「フー」
俺は必ず勝つ。何がなんでもハッピーエンドで終わらせる。さぁ、こっからだろ俺。全力でぶっ壊せ!!!
『キンッ!!キィィィィンッッッッ!!!』
「やぁぁぁ!!!」
『ズガァァァァァァァンッッ!!!!』
「クッソカッテェやろうだな!!!」
『ズダダダダダダダダダダッッッ!!!!!!』
「…やっぱ俺じゃ火力が足りn『ズバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンンンッッッッ!!!!』
「すまん!!復帰が遅くなった!!『ザザザザザザッッ…』
やっぱ追撃させねぇように結界張ってテレポートするようになったか。でも収穫もあったs「アキラ!!」
「なんだ!!」
「復帰がおせぇよ!…お前がいないと火力たりねぇんだからもっと早くに帰ってこい。まぁ無事だったからいいんだけどな」
「俺はあんな攻撃じゃ喰らっても死なねぇよ」
「はっ。頼もしいもんだな」
「…ウジュス、あいつ殴った時にあいつの胸の部分に魔力が不自然に固まってるとこがあった。多分核だと思う」
「やっぱりそうだよな。胸の部分への攻撃だけやけにガードが硬いと思ってたんだよ」
「作戦は..いらないよな」
「ああ。狙いがわかったならあとはずっと叩くだけだ!!」
【……】
拳でやり合うのは流石に分が悪い。途中で薙刀拾ってっと。
『ザザザザザッッ…』
「!!!」
あいつ発動スピードが短くなってやがる!!
『ブヲォォォォォォォォォォォォォォォォォォンンッッッッ!!!!!!』
やっぱり近距離でのゴリ押しか。でもまだ技術がない。これならいくら威力があろうと殴り合える!!!
『ズガンッッッ!!!』『ズダダダダダッッッ!!!』『ズガンッッ!!ズガンガンッッッッ!!!』
『ズバァァァァンッッッ!!!』
「腕一本」
【…..!!】
表情がわからなくてもわかる。こいつちょっと焦ってるな?なんか最初と比べて感情が出てきた気がする。まぁ微々たるもんだけど
「なッッ!!!」
『ズバンッ!!ズガンガンッッッッ!!!!』
流石に足は取らせてくれないか。でも結構深くまで切った。次は絶対、
『ザザザ「だよな」
『ズガガガガガガガガガガガガガガガガッッッッッッッ!!!!!』
ウジュスの連続砲火。これのために結界を回復じゃなくて守りに使うことになった!!
「はぁ!!!」
『パリィィィィィィィィィィィンッッッッ!!!』
ちょっとだけ硬度も上がってるけどまだ余裕で壊せるな。
『ズダンッッッ!!!』
【……!!】
さすがウジュス。俺の意図に気づいて回り込んでくれてたな。そして胸を一突き。ただ、
「往生際が悪いぞ守護者ぁ!!!」
やっぱりしてくると思ったぜ。一番大事な核の部分をぶん投げてそれを結界で覆って回復。流石にそっから再生できることには驚きだけど今のあいつは無防備!!!叩くならば今!!!!
「はぁぁぁぁぁ!!!!」
『パリィィィィィィィィィィンッッッッッ!!!!』
「やぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
『ズパァァァァァンッッッッ!!!!』
『パリィンッ…』
これでようやく終わりか。あいつの気配は完全に消えた。…流石にあれ以上長々と戦ってたら負けてたかもな。
「はぁ、はぁ」
「スー、はぁぁー。残すは親玉だけだな」
「そうだな。とりあえず全部使い切って体もボロボロだし一旦休m【ようやくッッ!!!】
「「!!!」」
【ようやく来たかッッ!!会いたかったぜ、ずっとずっとなぁ。ほら、体も魔力も体力も全部回復してやった】
いつの間に!?確かに怪我も治ってるしこいつ、相当なバケモンだな。
【だから早くこい、早く来な。やろうやろう俺と、お前らで】
この気持ち悪りぃ話し方。いや、でもあいつはもう死んでる。つまりあいつの元ネタってとこか?だったらクソ野郎だな確実に。
【急いで来い、急いで来な。俺はお前らを歓迎するぜぇ】
「…間違いない。あいつの声だ」
「そうか。じゃあさっさと行こう。あいつを倒してこの世界を救いつつお前の恨みをぶつける」
「ああそうだ。早く行こう」
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にしてもでけーなポータル。…そんだけの強さを持ってるってことか。
「じゃあいっちょやる「待て。」
「なんだ?」
「お前は、お前はこれでいいのか?」
「これでいいのかって?」
「そうだよ。あいつは正真正銘バケモンだ。もしかしたら死ぬかも知れねぇ。…俺の復讐の手伝いで死ぬかも知れないんだぞ?」
「あー。つまり俺にその覚悟があるかって話か?」
「簡単に言うとそうだな。まだ引き返せる。これは俺らの復讐だ。無理に付き合わなくてもいい」
「なるほど。確かに見ず知らずのやつの手助けだな。俺が入る通りがない」
「…」
「それに俺には立派な覚悟もない」
「…そ「ただ!」
「俺はお前の護衛だ。そして依頼も受けた。その内容は復讐が終わるまでじゃなかったか?」
「いや、それでも「それでも」
「それでも命をかける通りにはならないって?普通はそうだけどな。でも俺とお前の仲だ。少しくらい、頼ってもらわないと水くせぇってもんだ」
「…」
「それにお前は死ぬかも知れないから覚悟だなんだと言ってるがお前の目の前のやつは誰だ?この世界の最強の片方だぞ?そして俺の目の前には世界最強のもう一人がいる」
「…!」
「つまり最強の二人だから死ぬことも、負けることだってありえねぇ。なんたって“最強“だからな。そんな死ぬ覚悟とかいらねぇんだよ重苦しい。それに、…悩んでたんだったら相談くらいのるぜ?」
「…ふふ」
「?」
「ふふふ!そうだ、お前はそんなやつだったな。だったら遠慮なく頼らせてもらうよ“相棒”」
「…!おうよ相棒!どんと来い!」
どうも。ねぎとろですいませんッッッでしたァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!聞いてください!!弁明!いや、言い訳させてください!!!この二週間!!!めっちゃくちゃ忙しかったんですぅ!!!死にそうになって家帰ったらいつの間にか寝てるみたいなぁ!!!風呂入ってたら疲れすぎて寝てるみたいなそんな感じだったんですぅ!!!だからどうか!!どうかご慈悲を!!!どうか執行猶予を!!!どうか!!!多分しばらく忙しいことはないと思うので!!!どうか!!!ちなみに明日からの休みで一話出そうと思っているのでどうかそれでご勘弁を!!!ではすぐに書くので今回はこの辺で!!!ではまた次の話で会いましょう!!!!




