第四十話 近づく決戦
ん〜よく寝たわ。多分昨日かな。頭痛がきたの。あのあとずっと休んでて気づいたら寝てたからなんも覚えてないんだよな。時間感覚も麻痺ってるし。まずは外に出てからじっちゃんとウジュス探すか。
「よっこらしょっと」
俺も歳かねぇ〜。てか俺まだ16歳だったわ。そうだそうだ。JKはあんなにチヤホヤされていても絶対に日の光を浴びないDKでしたわ。ってそんなことはどうでもいいんだよ。さてと、どこにいるかな。やっぱり二人で修行でもしてんのかな。…それにしてもなんかこうザワザワするな、言葉に表せないけど。やっぱりそろそろ
決戦が近いのかもな。この世界を壊したやろうをぶっ飛ばす、その戦いまで。そう考えるとこの旅も結構すぎたな。一ヶ月くらい経ったんじゃねぇかな?武器なしでこの世界に送られるわでどっかのなろう小説かと思ったわ。
「お、ゆっくり休めたか?」
「あ、ウジュス。おうよ、しっかり休めたぜ」
「そりゃあよかった。あ、あと身支度は済ませとけよ」
「てことはそろそろ出発か?」
「ああ。明日の昼過ぎくらいにはここを出たいかな」
「わかった。用意しとく」
明日の昼過ぎか。あれ?そういえば、
「あの爺さんは?」
「俺も知らん。あいつは結構気分屋だからどっかほっつき歩いてんだろ」
「そうか」
もうちょっと教わりたいことがあったんだけどな。それよりもまずは体動かさねぇとな。明日に出て、もしかしたらもう一体のゴーレムと戦うかもしれないんだし。
「じゃあちょっと体動かしてくる」
「病み上がりだからほどほどにな」
「わかった〜」
さてと、いつもの場所まで行くか。
「スー、フー」
うん。気と魔力の合成は問題ないな。この先の戦い、絶対に必須になる技能だろうしな。基礎をもっと安定させねぇと。っと、考え事してたらついたな。やっぱ魔力操作で身体能力上げるよりも圧倒的にはえーな。さてと、ヲーミングアップはできたし次は無詠唱の練習するか。
「おお、アキラ。起きたんじゃな」
「お、爺さん」
ナイスタイミング!無詠唱の練習は自力でやるかとか思ってたけどここにいるのは好都合!
「なあ爺さん。俺の技の無詠唱ってどうやるんだ?」
「ん?それはわしにもわからんぞ」
「え?マジで?」
「マジじゃよ」
いやマジかよ!?よりにもよって一番大事って言ってたところがわからない!?じゃあどうすんだよ!?今から新たに考えだしてそれを明日の昼までにマスターしろとか無理だぞ!?てかマジでなんでこの爺さんその技術を知ってるのにやり方をしらねぇんだよ!!みたことあるんだろ!?それともなんだ!?その女の人が自ら作り出したっt
「わしも見たには見たのじゃがあれは彼女のオリジナルじゃからの」
なんだよオリジナルがその人かよ!!速攻フラグ回収乙!!!!
「なんかちょっとでも無詠唱に関しての知識とかないのか!?」
「まぁ見たから少しはわかるぞい」
わかるのかよ!!しかも見ただけで!!なんだこのハイスペックじっちゃん!!漫画の強キャラかよ!!てかこの世界がそんな感じの世界だったわチキショウ!!!はぁ、はぁ。もう疲れたわ。一旦何も考えずに話聞いて頭冷やすか。
「だったらそのちょっとわかることを教えてくれ」
「いいじゃろう。まずその技の発生方法の話になるんじゃが」
「確か言霊を使ってるって」
「そうじゃ。今のお主は決められた形をしている術式を簡略化された言葉を言霊として放つことで技を使っているのじゃ」
「えーっと、つまり?」
「簡単に言うと鍵のかかった箱を簡略化された言葉を言霊で鍵にして開けていると言うことじゃ」
「ん〜。なるほどわからん!」
「やはりこう言うのは苦手じゃ。教えたその子にも言われたわい」
逆に今の説明で理解できる人とかい〜そうだな。うん。読解力高い人とかだったらいけるのかもしれない。でも俺には無理。想像力が足りないのかも。
「まぁここはあまり大事ではない。それよりも発動方法じゃ。お主の言霊を使う方法には欠点が二つある」
「ほうほう」
「まず一つ目は応用が効かんことじゃ。言霊で技をやる方法は見ていてわかるように発生が早い。その代わりに全く同じ技しか出ず、相手の技の模倣などは絶対にできないと言う点じゃ。そして二つ目。それは声に出さなければならないと言う点じゃ」
「と、言うと?」
「相手が強ければ一度くらった技くらいすぐに覚え、お主が技を発動する声を聞いてから反撃ができてしまうと言う点じゃ」
なるほど。確かに。ちゃんと考えれば言霊って弱点多いな。こうやってデメリット聞いてると言霊の弱点って結構あるのによく見破られなかったな。これも主人公補正ってやつだな。
「そして気を使う方法じゃ」
「どんな風に使うんだ?」
「これもイメージの世界になってしまうのじゃが技の発動に必要な魔力が通る道を作ってあげると言っておったかのぉ」
「つまり、どう言うこと?」
「お主の技の発動には魔力を決められたところに、決められた道を決められた量の魔力が通ることで術式となり、それが技に昇華しているようじゃ」
「なるほど?ちょっとは理解できたぞ」
つまり決められた道を魔力が通ったものが術式でそれがスキルの発動条件ってことか。魔法とかもそんなかんじなのか?確かあっちの世界はミサエラとかが言霊で魔法打ってた気がするからこれをマスターすれば俺も夢の魔法剣士にっ!!!って思ったけど冷静に考えれば俺魔法の術式一個もしらねぇや。これはまた夢は遠のきそうだな。
「つまりまずはお主のよく使う技の術式を覚える必要がある」
「因みに気で技を扱うデメリットはあったりするのか?」
「そんなにデメリットはないぞ。逆にメリットの方が多いと思っておる。強いて言うならば使いこなすのがアホみたいに難しいことぐらいじゃな」
アホみたいに難しいことぐらいじゃなじゃねぇよじっちゃん!!!そのアホ難しいが一番問題なんだろ!?マジかよあのじっちゃんがアホ難しいとか言うんだからめちゃくちゃ時間いるんじゃねぇか!?これは明日の昼までに覚えられる気がしねぇぞ!?
「まぁわしも手助けするから探り探りやっていくかのぉ」
「よっし、いっちょやるか!」
というかやるしかないんだけどね。一応この技術使えれば将来めちゃくちゃ使うかもしれないしな。技の発動とかも差がありそうだし学んでいて損はないだろうしな。
「えーと、まずは俺の技の術式を知ればいいんだよな」
「そうじゃ。一度技を打つ時に魔力の線を感じることができればそれを再現するだけじゃ」
「できるかわからんけど一旦やってみるか」
できるだけ魔力の流れを意識しつつ、
「『バスタースラッシュ』!」
集中。集中。魔力を感じろ!どれだ、どこにある?ん、これか?いや、違うな。どれだ?ん?腕ら辺に魔力が集まってないか?もしかしなくてもこれが術式のための魔力の線か!!思ったよりは細かく感じないな。でも結構複雑ではありそうだな。
『ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!』
一回でここまでわかるってことはやっぱり魔力の才能あるかもな〜俺。さすが天才!才能の塊!でもあれを再現するのは難しくないか?さすがにチョチョイって感じで再現はできないと思うぞ?
「アキラ、何かわかったかのぉ?」
「まぁ大体は把握できたかな。再現は流石に無理だけど」
「あの一回で大体を把握か、お主はやはり才能に溢れておるようじゃ。わしでもわかったのはごく一部じゃと言うのにのぉ」
逆に外側からわかるもんなのか!?自分の体ですらないのに!?やっぱこの爺さんバケモンだよほんと。忘れかけてたけどこのじっちゃんが最強の悪魔幹部ってことを改めて感じたぜ。やっぱじっちゃんキャラは最強だな。なろう小説じゃあまず死なない感じのやつだな、そして大体師匠ポジいる感じの。…ヴェイルさんとか元気してるかな。ハンスさんは…あの人は死なないだろうしな。逆にめちゃくちゃ強くなって驚かせたりとかな!超強化された俺を見せるためにもまずは帰らねぇとな。みんな元気にしてるかな?っと脱線しすぎたな。
「えーと、いまさっき感じた魔力の線を気で再現すればいいんだよな?」
「そうじゃ。しかし寸分違わず作り上げるのは至難の業じゃとあの子は言っておった。最初のうちはわしも協力をしよう」
「とりあえずわかる範囲でやってみるか!」
「そうじゃのう」
まずは落ち着いて。そして気を練る。
「スー」
そのまま練った気を今さっき感じた魔力の線のように伸ばしていく。落ち着け、俺。それと実践で使うように魔力と気の混合した状態でやるか。とりあえず全身を魔力と気の混合で満たす。…よし、いつもの状態だな。こっからさらに集中して伸ばした気の線を腕に術式として伸ばす。…こんな感じだっけか。細かいところは爺さんがフォローしてくれてる。今は安定してる。このまま、このまま。ここがこうで、こっちはもうちょっとこんな感じで。…よし。これで再現できたか?そしたらこれを崩さずないように一気に魔力を流し込む!!
「フー!」
『ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンンンンンンンンンンンンッッッッッッッ!!!!!!』
『シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…』
「・・・へ?」
ちょっと待て今何が起こった?確かに俺は型を作ってそこに向かって魔力を流し込んだらいつもの感じにバスタースラッシュが出そうになったから剣を振って出してみたけど、なぁにコレェ???威力の桁が違いすぎませんかねちょっと。マジで引くくらい威力出たんだけどなんで???魔力込めすぎた???でもそれしか考えられないよな。でも言霊使った時とおんなじくらいの魔力しか使ってない感覚なんだけど。これもしかして気を使ってやると魔力効率が死ぬほど上がって少ない魔力で高い威力出せるって感じ?しかも今やってみて思ったけどまだまだ全然魔力は込められそうだったからこめればこめるだけ威力が上がってそれに上限はない、のか??どっかの人気漫画でもとかにも出てきそうな能力だなおい。いや、能力ってより技術なんだけどそんなのはどうでもいい。とりあえず感覚は掴めたからいいけどこれ相当威力は考えて打たないと大変なことになるぞ?それにこれ他の技もこうなるって考えたらもうやばい。今からでも魔力出力抑える練習しねぇと今までの感覚で打ってたら近くの村とか吹き飛びそうだぞ。…これはまず力加減から練習しよう。うんそうしよう。でもバスタースラッシュはしにくいから次はスラッシュでやるか。てかこれシリーズみたいな感じだからちょっと似てたりすんのかな?それに二つの技を組み合わせたり…なんてできるわけないか。っと、一旦冷静になれたとこで爺さんはっと。
「……」
おお、あんぐりと口を開いてらっしゃる。まぁそりゃあこんなやべーもんみたら普通はこんぐらい驚くか。本院ですら驚く威力だしな。
「おーい。爺さーん??」
「…ハッ!!いかんいかん。疲れすぎかのぉ。まさか一発で成功してアホみたいな威力が出るなんてそんなことあるわけがなかろうて。ふぉっふぉっふぉっふぉふぉ」
「爺さん。ここは現実だ。今さっきのことも実際に起きたことだ。何を言ってるかわからねぇかも知れねぇが本当だ」
「じゃろうな。いかんいかん。歳のせいで気がおかしくなっていたようじゃ」
歳を重ねるごとにいかれる爺さんなんて怖すぎて近寄りたくねぇよ!ってのは置いといて、
「一発で成功したな。…俺ってやっぱ天才?」
「間違い無く天才じゃな」
「だよな〜。じゃあ他のも覚えるか」
「そうするかのぉ」
この後、術式を覚え、定着させるためにもう何度かスラッシュとバスタースラッシュを喰らってくれた大地には涙を禁じ得ない。…そんな未来が見える気がするけど明日の正午まで大地くんには頑張ってもらうしかない!じゃあ頑張って全部覚えるか!!
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「やぁーっと俺様のとこにくる算段がついたのか。おっせぇな、こっちはずっと待ってんのによぉ」
「気長に待て。フィゾウズ」
「テメェは俺様よりも圧倒的に戦ってんじゃねぇか!だからそんなことが言えんだよクソがっ!」
「ふぉっふぉっふぉ。気長に待つのも悪くなかろうて」
「そうかぁ?俺様はさっさと戦いてぇんだよ。だからチンタラせず俺様のとこに来いってんだ」
「焦らずとも時期に来るだろう。だから今は抑えろ」
「チェッ。あーあ。早くプレイヤーこねぇかな〜」
どうも。ねぎとろです。今更なんですけど俺誤字多くないですか?たまにささっと見返したりするんですけどもう誤字が多くてそれどころじゃないんですよ。俺なんでこんなにバカなことやってるんだ?って思ったくらいですもん。後今更なんですけど自分いつの間に小説のキーワードにゲームって入れてたんでしょう。マジで何やってんだってことで今回はここまで。え?なになに?『いつものクソどうでもいいトークとか遅れてしまった土下座はないのか』って?もうみなさんなれたでしょ?自分の変則的な投稿に。まぁ流石におくれすぎたら謝りますけども。まぁ流石にそんなに経ってませんよっt…12月サンジュウニチ…???これは何かのバグでしょうきっとそうでしょう。そうだと言ってください神様仏様皆様。ま、まぁ?もっと期間が長かったとこもあるし?(多分)まぁ、カタツムリってことで許してくださいすみませんでしたぁぁ!!マジで、マッジで時間経つの早いんで誰か助けてください…。小学生の時に言ってた1日長くない?ってやつは贅沢な悩みだったんですね今理解しました。まぁこれからも不定期投稿のカタツムリでいくことになると思うのでそこらへんよろしくお願いします!!では、また次で会いましょう!!
…ここまで干渉し始めたか。もうあの世界ごと消すしかないか…。




