第二十二話 切り札
「おい、嘘だろ?」
「俺たちが新手と戦ってる間に何,が?」
「いや、信じられない。だって、だってハンスさんはっ!」
「何が起こってるんだ?攻めてきてる奴らは人がなんとかできるものなのか?」
「わからない。わからないけどっ!目の前の状況を見てっ!何を思えばいいんだよ…」
「ハンスさん…」
「俺たちはAランクパーティーということで駆り出されたが、ほんとに意味はあるのか?」
「そんなこと言うな。これから先、より絶望を味わう羽目になると思うからな…」
「敵はたった四体のはずだろ?SSSランクだってこっちにはいた。けれど…」
「….確か、ハンスさんと戦ってたやつってあの2メートルくらいの甲冑だろ?しかも、気配でわかる。いや、わかってしまった。…あいつらの中で一番やばいやつは違うやつだって…」
「俺たち、これからどうなるんだ…?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「おいおいすげぇな。もう満身創痍のはずだろ?まだ立つのか?おいおいスッゲェな」
「ふんっ。敵に満身創痍と言われるほどまだ傷ついておらんわ」
「そうですな。私らを甘く見過ぎではないのでは?」
「はんっ!その威勢がいつまで続くかなぁ!『爪牙旋風』!!」
『ズガガガガガガガがガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!』
「チッ!」
『ヒュッ!カンッ!!カカカカカカカカカカカかカカカカカカカカカカ!!』
「『ラッシュパリィ』!」
『カンカンカンカンカンッ!ヒュカカカカカカカカカカカカ!!』
「ほう。全て防ぎやがったか。いいねぇ、体があったまってきたぜぇ!」
「そうはさせませぬ『ライトニングトラスト』!!」
『ヒュンッ!!!』
「はっえぇっ!」
『ズバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッッッ!!!!!』
「やっぱ恐ろしいな元とはいえ剣聖の中で最速と言われた男の突きはよぉ!!」
『ズッ…』
「!?腕がっ!!」
「『バスターブラスト』!!!」
「やべっ!」
『ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッッッ!!!!!』
「流石の威力ですな」
「いや、お主の突きも衰えを感じさせんな」
「いえいえ。…ここからさらに加速していきますが大丈夫ですかな」
「無論だ。こちらも威力を上げていくから巻き込まれるなよ」
「ええ」
「流石に効いたぜ。エッグい威力しやがってよぉ」
「再生が思ったよりも早い!」
「これは短期決戦で行くぞ、ヴェイル」
「ええ、カルデア殿」
「いいねぇいいねぇ。こっちまで燃えてきた!!まだまだこれからだよなぁ!!この試合はよぉ!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「これで大体片付いたな」
「そうだな。あとはあの変なスライムみてぇなやつだけだな」
「ココマデハヤクセンメツサレルトハ、ヤハリLランクハオソロシイ」
「おうおう。ここにきてこの天才の俺様を認め始めたっておせぇぞ?」
「天才かどうかは置いといて、あとはおまえだけだ、魔王」
「アトハワタシダケカ。イイダロウゾンブンニタタカッテヤロウ」
「おい剣聖。おまえは先に行け(小声)」
「なぜだ?ここで二人で叩いた方が…」
「バカ言え。サンベーアがどうなってんのかわかるか?(小声)」
「魔王が出向くほどだから…そう考えるとまずいな(小声)」
「そうだろ?だから俺より早いお前がいけ(小声)」
「…任せていいのか?(小声)」
「おう、俺様に任せとけ(小声)」
「では、頼んだぞ。『転移』!」
「!!サセルハズナイダロウ!『業k(ヘルフレイm)」
「『マッハスピア』」
『グサッ!!』
「クッ!!キサマ!!!」
「おいおい、素直に妨害させるはず無いだろ?ちょっくら俺と遊ぼうぜっ!!!」
「メンドウナヤツトアタッタモノダ!!」
「頼んだ!!聖槍!!」
「おうよ!」
『ヒュンッ!!』
ーーーーーーー同刻ーーーーーーーーーーーーー
「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
『ヒュカカカカカカかカンカンカンッッ!!』
「喰らいなさい!!『大地柱』!!」
『ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!』
「この程度で通じると思ったか?」
「バステル!!アキラ!!」
「「おう!!!!」」
「『バスタースイング』!!!!!」「『スラッシュ』!!!!!」
『ズバガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッ!!!!!!』
「少し当たりはしたがここにはもういない!!注意するのじゃ!!」
くっそあの170cmくらいのやつどこ行った!!あいつ力強いし早すぎるしでまだカスあてしかできてねぇ!!
しかも多分まだ遊ばれてる!それよりも時間を稼ぐことを優先しろ!!周りをよくみろ俺!!
この時間稼ぎ、誰か一人欠けた時点で詰みだ!!どこだ!どこにいる!
魔力纏って無理やり五感の性能上げろ!!全力尽くせ俺!!!
!?この感じ、近く!!多分狙ってるのはミサエラ!!
「『パリィ』!!!!!」
『ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッッ!!!』
「フゥゥゥゥ!!」
「アキラありがと!!」
『ザッ…』
「やはりお前はいい腕をしている。何回も俺の攻撃を防いでいるのだからな。しかし、そろそろ武器が持たないのではないか?」
『パキッ…』
やっぱ気づいてたかよ。いくら受け流したとはいえ少しは剣にダメージがいく。
しかしその少しのダメージでこの剣にヒビが入るって相当やばいけどな!!!このバケモンが!!!!
まだまだ相手は力を出していないってのに!今は神様からもらった無限の魔力を使って魔力操作をして無理やりこの戦闘に食らいついていってるけどそろそろ限界が近い!!それに他のみんなも満身創痍。
まじで絶望の場面だよこんちくしょうが!!!
「アレク、どうする。このままじゃジリ貧。負けは確定」
「そうじゃのう。希望が来るまで持たんぞ」
「そうね。そろそろ魔力が底をつきそうだわ。どうするの?」
『ゾワァッ…!!』
「やばい」
やばい。これはマジでやばい。窮地なんかじゃない。元々詰みの場面にさらに絶望が迫ってきてるぞ!?
クソッ!!マジでどうすればいいんだよ!!
「…撤退だ」
「でも撤退て言ったってどうやって逃げるんだ?やばいやつが確実にこっちにきてるぞ!?逃げ道とかないぞ!」
「だからミサエラ。頼んでいいか?」
「あれね。少し時間がかかるわ。時間稼ぎは任せたわよ」
「ああ。わかっている」
「?何か魔法を構築しているな?俺がそんなことを見逃すと思っているのか?」
『ヒュン!!』
「終わりだ」
『ヒュンッッッッ!!』
「頼むぞ剣!!『パリィ』!!!!」
『ズガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッッ!!!!!!パキャァァァンッ!!!』
「クッソ。剣がっ!!」
「これで終わりだな」
「させない!!『バスタースラッシュ』!!!!!」
『ズガガガガガガガガガガガガガガガガがガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ…』
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
『バチバチッ!ズバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッッッッ!!!!』
「バステルッッ!!!!!」
「おうよっ!!!!ブッッッッッっとべぇぇぇぇぇぇ!!!『ドラゴンスマッシュ』!!!!!!!!!!」
「クッ!!」
『ズドッガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァンッッッッッッッッ!!!!!!!』
「確かになかなかの連携攻撃だがこの程度だったらすぐに戻れるぞ」
「シエラァ!!!!頼んだぞい!!!!!!」
「うんっ!!!!!!!!!無駄にはしないっ!!!!!『電撃投擲』『爆発投擲』!!!!!!」
『ヒュンッッ!!!バチッバチバチバチバチバチッバチバチ!!ズドガァァァァァァァンッッッッ!!!!!』
「この程度..体がっ。クソっ。奴の電撃のせいか!それに爆風でさらに加速してっ!」
「ミサエラ!!!!早く!!!!」
「ええ!!構築完了!!!まず目指すは合流よ!!!『不確定転移』!!!!」
「!?この力は!?まさか!!!もしやあやつが!!!クッ、間に合わん!!」
「誰かが私の術式に干渉している!?クッ、キャンセルできないっ!!」
ハッ!!!確かアレクの武技の風圧に飛ばされて!!今はどう言う状況だ!?あいつはどこだ!?
何が起こっている?ほんとに何が起きてんだよ!!アレクは!?
「アレク!!どう言う状況か教えてくれ!!!」
「アキラ!!まずは合流を最優先に動いt」
『ヒュン!!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あそこから逃げれるとは。驚きだ」
「だろ?だろ?だから面白いんだよこれはよぉ!!」
「フォッフォッフォ。次はどんなことをしてくれるのかのう」
「ああ、ああ!とてもと〜っても楽しみだなぁ!」
「…そうだな」
どうも。ねぎとろです。謎ですよね。1日ずれて毎日投稿をしています。自分でも不思議です。
さて、最近の時間感覚が終わり始めている自分ですが一応期限を守ろうとしている姿勢は認めてもらいたいです。
まぁ守ってる回数の方が圧倒的に少ないんですけどね(笑)….…申し訳ございませんです。
さて。この新規くさい雰囲気をぶち壊して言います。この話を読んでくださりありがとうございます!!
次の話で会いましょう!




