十九話 侵略
「時は満ちた。全力で潰しに行くぞ」
「やっとこの時が来やがったか。とことんやってやるぜ」
「我が全てを滅ぼす」
「サテ。サクセンドウリイクゾ」
「作戦ってあれだろ?兎にも角にも神の使いを捜索すること、だったよな」
「ソノトウリダ」
「我が全てを壊す」
「では、行くぞ」
ーーーーーーー同刻ーーーーーーーーーーー
「スラァッシュッ!!」
『ヒュン!!キィィィン』
「タイミングが甘いですぞ!」
「くそっ!パリィ!!」
『キィィィン!』
よし流した!少し体制が崩れたところにもう一発スラッシュを…
『ゾワッ..』
違う!!これは罠だ!
「くっ、ステップ!!」
『ヒュン!』
「ス〜、フ〜」
「ふむ。ここまでにして一度休憩しましょうか」
「はい」
あ〜疲れた。それにしても一週間で武技の基本の三つを実践しながら叩き込まれるとは思わんかったわ。
一様武技って剣術を積んだ人が魔力操作を完璧にしてから覚えるやつらしいから普通は早くても六、七ヶ月
かかるらしいからな。それら全てを一ヶ月で覚えた俺は結構神童らしい。やっぱ補正ってすげーな。
剣すら握ったことないやつが神童って呼ばれてんだぜ?やっぱ主人公補正ってやつかな。
「先ほどの打ち合いを経てやはりアキラ殿はパリィが苦手な様ですな」
「そうですね。まだまだ拙さが残ってる感じで」
「いえいえ。剣を今まで握ったことのない人がここまで覚えることは普通はありえないことですぞ」
「いやいや、買い被りすぎですって」
やっぱ俺って天才なんだな!とか思うのはやめよう。多分Lランクの奴らは俺なんか比べ物にならないくらいバケモンだろうし。それでも魔力を水の様に状態変化して剣にまとわせ、敵の攻撃を弾くパリィ。
なぜかこれだけはあんまできないんだよな。なんでだろ。っやっぱ魔法の練習してないからとかあるのかな?
だとしたら魔法も教えてもらいたいな〜。
「アキラ殿。休憩が終わったら声をかけてください。また稽古を始めますので」
「はい。わかりました」
そういえばステータスとか確認してなかったな。今確認しちゃうか。
(ステータスウィンドウ)
『ヴィン』
さてさて。どんな感じになってるかなっと。
<名前>アキラ
<Lv>11
<STG>832+11000
<AGI>934+11000
<DEF>923+11000
<MP>434+∞
<SKILL>スラッシュ、ステップ、パリィ
<加護>創造神の加護
ほうほうなるほど。てか横のプラス値も変化するのか。みた感じ1レベルにつき100ってとこだな。
それにしても一週間仮に行ってスライムとかゴブリンとかの雑魚モンスターしか狩ってないのにこの上がりようって。さすがインフレした世界。俺の常識が全く通じないぜ。ほんとにさすがとしか言いようがないな。
でもまあちょっとだけでも上がってるのを見ると安心できるな。なんたって俺のパーティーメンバー最強だし。
差がえぐいからな。ちょっとでも穴を埋めないと。もう休憩はいいか。よし。やるか!
「ヴェイドさん。休憩終わりました」
「そうですか。では始めましょう…む?」
「どうしたんですか?」
「イアや何か少し嫌な予感がしただけです」
「なんかそれ怖くないですか!?」
「いえ。大丈夫でしょう。杞憂というものですよ」
「でも悪い感の方が当たりやすいじゃないですか」
「それもそうですが今は修練です。私が警戒をしておくので模擬戦ではなくパリィの練習でもしましょうか」
「はい」
なんか雰囲気が不穏だな。こういう悪い予感がするって強キャラが入った時は大抵何か起こるんだよな。
一応俺も警戒はしておくか。まあヴェイルさんの気配察知に勝てるはずないんだけどな。
「では私が石を投げていくので全てをパリィで防いでください」
「はい!頑張ります!」
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「もうそろそろハンスの気配察知範囲に入る。気を引き締めろ。」
「おうよ!」
「我に敗北はない」
「ニルデア。頼む」
「ワカッタ。大規模転送魔法『軍団転移』」
『ヴィーーンッ!!』
『ギュアァァァァァァ!!!』
「行ってこい!ヘルワイバーン!」
『ギュアァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!』
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「!!!まっじぃことになったな、こりゃ」
「どうしたのですか?」
「このまちめがけて前のワイバーンが数匹飛んできてやる」
「ッ!!今すぐ冒険者ギルドへ通達を!」
「ああ、頼む。他にも四体やばそうなのがきている。進行速度はワイバーンほどではないが着実に着ている」
「しっかりと伝えておきます!」
「・・・本当にまっじぃなこりゃ。俺からLランクのやつらに伝えておくか、魔王たちがきたってな」
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「ス〜、フ〜。」
「なかなか安定して出せる様になりましたな」
「そうですね。まだ次の動きに繋げる動きっていうのがぎこちないですが」
「そこら辺はなれでしょうな。ここまできたら実践あるのみですぞ。ここからは模擬戦で『緊急事態!!』」
!?なんだなんだ!?やばいやつでもきたのか!?
『緊急事態!!全冒険者に告げます!!至急!冒険者ギルドに集合してください!!
街に!街に魔物が攻めてきました!!』
な、なに!?!?!?!?!?魔物が攻めてきただっと!?
「ヴェイルさ..」
「静かに、まだ続きがある様です」
『数はおよそ七体!前回のワイバーンが三体!!それに加えSSSクラスの魔物が四体こちらに向かっています!!至急冒険者ギルドへ集合を!!住民の皆様は即座に避難してください!!繰り返します!!・・・』
なんかやばいことになってね!?これってまさか俺を狙いに…いやいやないない。
でも狙われる要素持ってるぞ!・いやでも考えすぎだって、いやでもでも..
「とりあえず私たちも冒険者ギルドへ行きましょう!」
「は、はい!!」
『キュァァァァァァァァァァ!!』
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『ギルドに向かうときに聞こえた遠吠えが開戦の合図だった、と言ったところか』
『なかなかに大胆な真似をしたなぁ』
『ここにやれば面白そうではないか?』
『ガッハッハ。こりゃ面白くなりそうだなぁ!』
どうも。ねぎとろです。この話を読んでくれてありがとうございます!
えー毎日投稿をしようとしてから初日で約50分の遅刻。もう才能としか言い表せませんね。
すいません。約束を守るのが結構苦手なもんで。でも仕事はちゃんとしてますからご安心を。
さて、ここから話は変わっていきそうですね。そんな輝を見守ってください!!お願いします!!




