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第一話 Hello isekai.

「ここが異世界か」


いや、冗談抜きで凄すぎる。

まず、異世界転生ものみたいに草原に落とされたのはいいんだけど


「ここって最初の草原だよな」


口出さずにはいられなかった。

あの人達冒険者だろうな。それにしても、戦闘の規模デカくね?

だって相手は雑魚敵としてかの有名なスライムなのにそいつが炎の球出してるし

なんか氷柱のめっちゃデカいバージョン出してるし、なんか、違くね?


「喰らえ!武技 スラッシュ!!」

『ザシュッ!』


なんか遠くの木も切れてない?スライム相手に強すぎない?情報のオンパレードすぎて理解できないんだが。


「君、大丈夫かい?」


うおっ、急に声かけられてちょっと寿命縮んだぜ。


「君、冒険者じゃないだろ?なのになんでモンスターの湧きやすいサイラの草原にいるんだい?」


ここサイラの草原って言うのか、

それよりもまず、インキャが出ないように慎重に、


「ど、どうも...僕は急にここに飛ばされて...確かに冒険者じゃないです、はい...」


何やってんだ俺のバカ!!!!

こんなの自分がインキャ代表ですって言ってるようなものじゃんか!!!

・・・てかこいつイケメンすぎだろ!

こいつがもう主人公じゃん!!!


「そうか、君の話を聞いてわかったよ。君はラビリンサーだろうとね。」

「あ、あの、ラビリンサーってなんですか?ぼ、僕知らないんですけど」

「知らないのかい?ラビリンサーってのは迷い人の総称だよ。でも、とても珍しいことなんだ。」

「へ、へえー。」


なんと!この世界ではラビリンサーという名称がつくほどたくさんの異世界人(俺みたいな)

がきてるってことなのか?(キリッ)


「僕も初めて会ったけどこんなヘンテコな服を着てるのか。」


ヘンテコな服?つまり俺が初めての異世界人ってことか?


「おっと。話が逸れてしまったね。とりあえず安全のためにミサエラ、結界を張ってくれるかい?」

「ええ、わかったわ。」


ミサエラってあのπが3.14を遥かに超えてる人なのか。

それにしても可愛いな。見た目からして18〜20くらいってところか。


「結界魔法 フィールドバリア」


おお!なんか空中に魔法陣みたいなものが出てきた!

これこそ魔法って感じだよな!


「よし。これで安全は大丈夫かな。そういえば自己紹介がまだだったね。僕はアレクよろしく。」

「ぼ、お、俺はアキラ。よろしく。」

「アキラっていうの。私はミサエラ、よろしくね。」


やっぱ異世界って美男美女ばっかだな。

お?誰か来たぞ?仲間か?


「アレク。こっちも片付けてきたぞ。」

「本当に疲れた」

「お疲れ様。バステル、シエラ。」


なんかすごいゴツいドワーフっぽい人と、めっちゃ好みにドスライクな子きたな。

やべぇ。めっちゃ可愛い。しかも無口とか大歓喜もんだろ。

てか、このパーティーめっちゃ異世界系のパーティーって感じするな。


「アレク、このヘンテコな人は誰なんじゃ?」

「この人はラビリンサーみたいなんだ。」

「ほう、ラビリンサーとは珍しい。」

「(コクコク)」


やっぱ一般的に周知されてるとは言ってもラビリンサーってのは珍しいもんなんだな。


「ワシの名はバステルじゃ。よろしくのう」

「私、シエラ。よろしく。」

「俺は、アキラ。よろしく。」


よしっ!今回はちゃんと言えたぞ!これはもう100点満点の自己紹介だろ。


「僕たち今から街に戻るんだけどアキラも来るかい?」


願ってもないお誘いだ!


「よろきょんで!」


俺は異世界にきて最も恥ずかしいミスをした。

どうもねぎとろです。読んでくださってありがとうございます。できるだけ毎日投稿を目指していますが、やはり日々の仕事とかが忙しく、あまりあげられないかもしれませんがよろしくお願いします!

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