第十八話 いざ!狩りの時!
今日は魔物討伐の日だ〜!昨日言われてから楽しみで仕方なかったんだよな。
でも狩るってことはやっぱグロいのかな?もしそうだったらグロいことをかっこいいって捉えてる痛い中学生みたいじゃん。それはやだけど初めての戦闘っていう響きはやっぱり心躍るものだよなあ。
そう言えば最近アレクたち起きるの早くてあんまり話せてないけどなんか合ったのかな?
まあ俺は俺のイベントを楽しまないとな。ゲームでも大事なイベントは一回しか味わえないからね。
俺も初めてのゲームは大事なイベントはしっかり見て、攻略Wiki見らずにマインイベント内に隠されているであろう隠しイベントとか血眼で探し回ったもんだ。
こういうでかいイベントの中に隠しイベントってあるんだよな。
こういうのを見つけるのが醍醐味っていうかなんかこう楽しい部分というか、まあそんなとこだよな。
おっと、考え事が別の方向に行ってしまったな。
「考え事ですかな?アキラ殿」
「うぉぅ!?な、なんだ、ヴェイルさんか」
「そこまで驚かれるとは思いもよらず私の寿命が縮んだかと思いましたぞ」
「そこまでですか!?」
「ごほん。それではこの辺で茶番は終わらせて本題の魔物討伐へと話を戻しましょう」
「は〜い」
ヴェイルさんも茶番っていう自覚はあったんだな。それでも乗ってくれるヴェイルさんはやっぱり優しい。
マジで性格神。というかこの世界の人全員性格神。前とかリンゴ一個買った時に一個おまけしてくれたし、飲食店とかでもサービス旺盛のめちゃ盛りの飯くれたりするしな。結論、この世界は神。
そしてそんな世界に転生させてくれた神様は神!
「ではサイラの草原にいきながら魔物の説明をしましょう。魔物とは魔力が集まってできた魔力体がそれぞれの性質に変化し、物質化したもののことです」
「なるほど」
「そして魔物も冒険者の様にランク分けされています。ランク分けは危険性と魔力量などで変わります。我々冒険者と全く同じようにランク分けされています」
「ふむふむ」
「そして〜…」
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「と、いう感じです」
「なるほど」
つまり要約すると
魔物は俺たちと同じランク分けをされている。
一番上はL。つまり全く一緒。
悪魔と天使は階級で分かれる例外的存在。どちらとも最高の階級は天災級でここまで進化すると人間じゃ手がつけられないとか言われているらしい。
魔物は倒されると素材をその場に置いて霧の様に霧散する、理由はもともと魔力だから。
なぜ素材を落とすかは魔物の特徴とも言われる場所には特に魔力が固まっていてそれだけは消えて無くならない。
そしてそうやって魔物から戻った魔力を人間が吸収することでレベルが上がる。
ということか。思ったよりも難しいな。ちなみに素材の魔力が固まるのは正確には魔法に近い感じらしい。
まあ言われても魔法の使い方とか知らないからわかんないんだけど。
「さて魔物の話をしていたらサイラの草原につきましたし、ここら辺で狩りを始めましょうか。剣はこれを使ってください」
「はい!」
うぉぉぉぉぉ!!ようやく模擬戦以外の戦闘だ!!それにちゃんと刃のついた剣!!魔物だよ魔物!!
これでお目にかかるのは三度目だな!
いやー一回目は突然変異のスライム、二回目は誰も見たことがないと言ってた赤いワイバーン。
そして今!なんの変哲のない魔物を目にすることができる!!素晴らしい!
俺まだまだ弱いしやっぱ最初は雑魚の代名詞!スライムかな!?ウッヒョゥ!!テンション上がってきたぁ!!
「まずはスライムと戦ってみましょうか」
「よしきた!」
おっと、声に出てしまった、失敬失敬。どうしてもテンションを抑えるのが難しくてですね。
「ではあそこにいるスライムを倒してみましょう。私が後ろから見守っているのでお好きな様に戦って大丈夫ですよ」
「はい!行ってきます!」
思わず駆け出してしまった。やばい、興奮が抑えきれん。マジで楽しみすぎる!
ヴェイルさん以外との戦闘!初めてだよ初めて!
『(プルプルビクッ)』
あれは怯えてんのかな?なんかあいつ愛くるしい見た目してて可愛いな。でも、俺のレベルのために…
くらえ!!
『ヒュン!!』
あれ?いない?気配はある。後ろか。まだ大丈夫、初撃は当たらずとも相手をしっかり観察して…ってなんか
光ってね?あの光…もしかして魔法か!?色は赤ってことは火魔法ってとこか!?
不味くね!?
『(プルプル)轣ォ縺ョ縺溘u』
なんか貯め終わったみたいな感じだされてますけど俺めっちゃ不味くね!?
『(プルプルプル)ビュン!!』
うわァァァァァ!!飛んできたぁ!!!!マッジィィィィィィ!!しかもっけこうでっけぇぇぇ!!!どうする!
いや、よく考えろ俺。目には目を、歯には歯を、魔力には魔力をってことは魔力を纏って切るしかねぇ!!
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!おりゃぁぁっ!!」
『ヒュン!!スパンッ!』
「はぁ、はぁ。助かったのか?」
「アキラ殿、お見事でしたぞ。まさか最後にまだ教えていない武技を使うとは思いませんでしたが」
「ありがとうございま…ん?今武技って言った?」
「はい。最後のは正真正銘“武技 スラッシュ”でしたぞ」
「ゑ?」
え、ちょっと待って、俺戦いながら知らない技使ったの?てかスラッシュってアレクも使ってたよな。
いやいやそれより初勝利の喜びをっていや待て待て、なんかもう頭ごっちゃゴチャだよ!!
「ここで教えましょう武技について。武技とは魔力を体と武具に纏わせることでできるものです。
武技には大まかに二種類あり一つは攻撃に特化した武技。そしてもう一つは回避などをすることができる武技です。スラッシュは攻撃系の武技に属しており、防御系には回避の基本となるステップ、剣で弾いたりするパリィが属しています」
「ほうほう」
なんか長い説明聞いてたら頭が冷やされたわ。つまり俺は無意識のうちに体だけじゃなくて剣にまで魔力が届いていたってことか。そしてそれを無意識のうちに出していた俺の天才ぶりに拍手喝采を与えて、買った喜びを味わえばいいんだな。うん、うん。やっぱ主人公補正ってすごいな。前の世界でも欲しかった(ボソッ)
てか武技って攻撃だけじゃないんだな。もっと知りたいな。戦闘しながら教えてもらおうかな。
「では、もう少し狩ってから戻りますかな?」
「はい。あと武技について教えてください!!」
「わかりました。その身に叩き込んであげましょう」
「お、お手柔らかに〜」
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そうやって一週間が過ぎた。少しずつ、淡々と忍び寄っていた悪意に気付かずに。
どうも。ねぎとろです。マジで最近忙しくて全然投稿できませんでした許してください。
でも来週はそこまで忙しくないので死ぬ気で頑張って毎日投稿しようと思っています。
たまに急に予定が入って出せないかもですけど頑張るので読んでください!!
この輪も読んでくださりありがとうございました!!




