第十五話 戦いの基礎
「貴方ですかな?新たな魔剣士というのは」
「はい!アキラと申します!」
「元気があるのはいいことです」
この人が俺の先生、いや、師匠か。ただのイケオジじゃん。結構年入ってそうだからイケおじの枠組みなのか?
いや、こういうのって確かロマンスグレーとか言ってた気がする。でもじっちゃんにしてはガタイはいいし、
多分引き締まってるんだろうな。俺とは違ってな。俺なんかシックスパックのsすらない肉体と平均体重くらいのガタイだぞ。これほんとに強くなれんのかな。因みに腕立ては、頑張っても25が限界だぜ⭐︎
「では私はここで」
「登録とかいろいろありがとうございました
「いえいえ、アキラさん、頑張ってくださいね!」
「はい!」
ええ子や、あの受付嬢ちゃんええ子や。なんかもう俺感動しちゃう!
「私はヴェイルと申します。これからよろしくお願いします」
ヴェイル、か。なんかRPGとかで出てくる窮地に救いに来る白髪のめちゃつよおじちゃんって感じの名前だな。
「それではまず、魔剣士がどうやって戦うのかお教えしましょう」
「よろしくお願いします!」
「ではまず、魔剣士についてですが基本は自分の得物に魔力を込め威力の底上げをするというものです」
「ふむふむ」
「さらに特殊な強化として特殊付与、またはエンチャントと呼ばれるものもありますな」
「ほほ〜。因みにエンチャントにはどのようなものがあるんですか?」
「エンチャントには武器に属性を纏わせたり、巨大化、軽量化、逆に重量化という物が一般的にエンチャントと呼ばれているものです」
「なるほど」
この席あじゃ魔剣士は俺の知ってること全てをするんだな。でも属性とかがあるってことはやっぱ弱点とかついていかないときついのかな?そこんところはあんまりわかってないけど弱点をつくのはRPGじゃ基本中の基本だからな。多分大事なんだろ。
「これが魔剣士の基礎とな入ります。では早速修練を始めましょうか」
「はい!」
「ではまずは質問です。剣を持ったことは?」
「ありません。今回、初めて冒険者になろうと思った若造なので」
「なるほど。ではまずは剣の腕を磨きましょうか」
「はい!」
「ではこれを」
木刀か。形は西洋の両刃剣だけどなんか懐かしいな〜。剣道の授業で友達が『あ、やべっ』とか言いながら俺の顔に竹刀当てたの。
あいつ元気してるかな〜。してたらはっ倒してやる。この怨み、はらさずでおくべきか。
「では少し、センスの部分を見させてもらいましょうか」
「はい!・・・ゑ?」
「では、初めますよ」
いやいやちょっと待て!こちとら素人も素人、ど素人だぞ!なのになんでちゃっかり距離とってんだよ!
切り込んでくる気満々じゃねえか!とりあえず寸止めはしてくれると願うにしてもコエーよ!
怖いけど避けるしかないなこれ。避けなかったらあのトラウマの数百倍の痛みに襲われそうだからな。
てか手を挙げてるけど始めるって合図なんかな。いや〜もう怖いのなんn
『ギュン!!』
ゑ????????
やばいやばいやばい!早すぎるだろ!とりあえずアニメだったらとにかく弱点とか空いてるとこに切り込んでくるはず!今空いてるのは・・・・・
右脇腹!!
『カンッ!』
クックック、結構驚いてるな、俺のアニメ頼りの知識に。それに次は・・・多分首とかの急所。
そこまでは読めてると思いたいけど今さっきので手が痺れちまったぜ。これは終わった・・。
そんなこと思ったらこの世界の実戦だと死んじまうぞ!!!俺!!(てか一回死んだけどね!!ほぼ!!)
「ふんっ!!」
『ブウォン』
よしよけた!!でも次の構えが相手はできてる!しかも突きか!?もう絶対避けられんぞ!?
あ、これは終わったわ。
『ヒュン!!!ブファン!!』
・・・あ、あっぶねえ!!!!!ギリッギリの寸止めじゃねぇか!!しかも風圧で後ろが大惨事してるし!
どんな威力だったんだよあれ!直撃してたら死んでたぞ!!
「ふむ、貴方は筋がいいようだ。それも相当なレベルでね。剣を持ったことのない人が私の剣から二度も逃れるとは、私も自惚れていたのかもしれませんな。それに貴方の才能は素晴らしいもののようだ」
「は、はあ」
「これは鍛えがいがありますな。私めが、立派な魔剣士に育て上げましょうぞ」
と、とりあえず認められたってことでいいのか?認められたのは嬉しいがただ単に怖かったぜ。
でも、逆に安心感があるな。この人に鍛えられるんだ。強くならないほうがおかしいくらいだろ。
「よろしくお願いします!」
「では明日からやりましょうか。今日はこれで解散ということで」
「はい!」
それにしてもあの人、冒険者の先輩って聞いたけどまだ現役なのかな?
じゃあランクとか絶対上だろ。というかまず白髪のせいで髪が真っ白だけどあれであんなに動けるんだったら若々しい過去の時とかどんだけバケモンだったんだ?俺もそうなりてーよ。
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「アレク〜。冒険者ギルドでやること終わったぞ〜」
「アキラか。無事に済んで何よりだよ」
「それで今日の予定は終わり?」
「うん、終わりだよ」
「あ〜。ようやく終わった〜。」
今日は色々あったからな〜。結構疲れてんだわ。それに明日から師匠が剣を教えてくれるらしいからな。結構期待が高まってんだ。まじで昔じゃ考えられないよな。だって鉄製のの本当に切れる剣を持ってる奴らがいるんだぜ?たくさん。昔の日本じゃ考えられないし、それに超常現象を引き起こす魔法なんてものまである。
もうほんとに異世界に来たのかと感じたアキラであった。(セルフナレーション)
「アキラ、もう時間も遅いしそろそろご飯にしようか。」
「ご飯、ご飯!」
あ、やっぱりシエラさんは食いしん坊キャラなのね。見た目は猫耳美少女なのに。
でもこう見ると違和感もあるんだよな、この世界。なんていうか俺の知ってる異世界にに過ぎてるって感じが
「アキラ?行かないのかい?」
「ん?あ、飯ね。今から行く〜」
行かんいかん。自分の世界に入り込んじまった。でも一様最悪の辞退とかは考えといた方がいいよな。
けれど、今は今のことを第一に考えて動こう。というか今のことだけで精一杯なんだけどね。
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「では今日から剣の修練を始めましょうか。アキラ殿、構えてみてください」
「こ、こうですか?」
「ふむ、荒削りで隙もあるけれども基礎の部分がちゃんとしている」
剣道の授業ちゃんと聞いててよかった〜。一様使うかもって思って聞いててよかった〜。
まあこんなとこで役に立つとは思わなかったけどね。こんな異世界で。
「構えに関してですがあまり教えずとも上達するでしょう」
お、昨日に続きお褒めの言葉ですか!これはありがたい。俺の無双が加速するからな、主人公補正ってやつよ。
「今はどちらかといえば戦いにおける基礎の部分を重点的にやりましょうか」
「はい」
「まず戦いの中で重要なのは冷静なままでいること。そして相手の弱点を見極めること。
最後に、雑念を捨て、戦いに全身全霊を注ぐことです」
おお〜!よくアニメとか漫画で言われてることだ!生で聴けるなんて嬉しい〜!!
やっぱ戦いについて知るのは楽しいな!いや、でも戦いの全てを受け入れるのはな〜。
やっぱ日本でも血とかは避けたい対象だったし。大量に出たら冷静に慣れなさそうだな。
「この三つのことだけはいつでも覚えておいてください。どんなに強くてもこの三つができずして真の強者にはなれませぬ」
「わかりました、胸に刻んでおきます」
「よろしい。では、剣の修練をしましょうか。まずは基礎の素振りからです」
「はい!」
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「我らの戦力は揃いつつある。・・・もうそろそろかもな」
「もうそろそろってなんだよドラゴニア、もしかして戦争すんのか?」
「ああ」
「ナラバハンスハドウスルノダ?」
「それについては大丈夫だ。ハンスは確かに化け物だ。それゆえに避けてきた。だが我らとて軟弱ではない。一騎打ちであれば我らが勝つだろう」
「まぁそりぁそうだな。あいつは人間としては強いが人間だからな」
「ああ、そうだ。それに戦力は揃ってきている。ここら辺で一度我らの力を見せつける」
「だけどよぉ、ここで見せつけんのは愚策じゃねぇのか?」
「我もそう感じたが何か理由があるのか?理由がなくとも我が滅ぼしにゆくが」
「理由は単純だ」
「アイテヲアセラセルコトダロ、ナアドラゴニア」
「その通りだ」
「焦らすって言ってもよ、俺たちにメリットはあるのか?」
「ああ、あるさ。それも大いに。」
「ではそのメリットとはなんだ」
「ここの世界の奴らは善意に溢れているだろう。それも病的な程に。」
「っっ!なるほどな。やっと理解できたぜ。つまりその善意に漬け込んで、あのお人好しの正義かがげてる奴らなら準備もままならないままこっちに向かってくるはず」
「そして我らがそのようなものに遅れをとるはずはない、ということか」
「そういうことだ」
「ソシテケッセンノヒハイツニスルノダ?」
「今から一ヶ月だ。一ヶ月後に攻め入る、準備しておけ」
「OK」
「ショウチシタ」
「うむ」
「さて、ここからだ。あの神の使徒を殺してようやく計画の始まりだ」
どうも。ねぎとろです。orz申し訳ございませんでした。大変遅れた投稿となってしまいました。
これに関しちゃ自分が悪いんですけど言い訳させてください!前に話した推しキャラが出ずにモチベがウンタラカンタラ言ってたじゃないですか、あの推しキャラが出たんです!そこであなたたちは『モチベ上がるしはよ出せ』
とか思ってくれてると思うんですけど、そのキャラの育成に時間をかけていたらあれよあれよというまに…..
いや本当に申し訳ございません!それと読んでくれてありがとうございます!
このカタツムリグセを頑張って治すので読んでください!!お願いします!!




