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隣の玲子さん

放課後。


自宅に帰った俺は玄関の鍵を開けて中に入る。


「ただいま」


もちろん何の返事もない。

都心で自営業をしている両親はまだ戻る時間ではないし、姉の小夜子(さよこ)の靴もなく家の中に誰もいないのはわかっているのだが、そう言うのが癖になっていた。


「おかえり」


突然の返答に思わず体がビクリとなる。


しかし、その声は聞き覚えのある声だった。


俺は足早に台所に向かう。


玲子(れいこ)さん」


コンロの前に立っていたセミロングヘアの女性が振りむく。

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