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クレイヴァネアス ~始まりは玉響な微睡みの中で~  作者: 沙霧 啓
終章・フェアリーテール
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91話 先導者


穴の空いた胴体からは血で出来た氷が徐々に溶け始め、流れ出る血は一度凍り、辛うじて残っている体温で溶けて再び流れ出る、其れを繰り返して赤い血が床一面に広がり始めていた。

両腕に纏ったマイナス200度の氷で出来たシールドブレードは既に消滅し、大広間の気温は徐々に上がりつつある、其れでもまだゼノディスの身体から溢れ出る血が凍りつく程の冷気が残っている。

メルラーナはそんなゼノディスの亡骸の前に立ち尽くし、ゼノディスの最後の言葉を思い出していた。


…先導者?其れって確か…、テッドが言っていたレシャーティンの頂点に立っている人物とか何とか。


ザワッ!


突然背中に異様な気配を感じ取り、咄嗟に前に跳躍して振り返る。


『…。』


先程までメルラーナの立って居た真後ろに其の男は立っていた、身長は170センチに届くか届かないか程、真っ黒なローブを羽織っており体型は解らない、ローブと同じ様な黒い短髪に長く伸ばした髭、黄色に光る瞳が男の怪しさを際立てている、見た目だけで云えば40代前半の中年男性と云った処か。


「…だ、誰!?」

…な!?何!?…わ、私…、どうして!?


ガタガタガタ。


膝がガクガクに震えていた。


足が震えてる?何で?




恐怖。




怯えている?私が?…こ、怖いの?…どうして?一体何に?


今自身の身体に起きている事に対して違和感を覚える。

此の恐怖が何処から表れたモノなのか、何に対してのモノなのか、突然現われた奇怪な男に対してなのか、だとしたら男の何に怯えているのか、サイファー、ミューレィ、シグ、マオも此の距離からでも解る程に怯えた表情をしていた、全身に冷や汗が止めどなく流れ出し、メルラーナの力で気温が氷点下を切っている大広間の中で其の汗は肌の上で凍ってしまい、肌にへばり付いた氷となった汗は体温によって少し溶けて肌から離れ、床に落ちて砕け散る。


中年の髭を生やした男はそんなメルラーナを気にした様子も無く口を開く事も無いまま隣をすり抜けてゼノディスの亡骸の前まで足音も無く歩いて行くと、亡骸の傍にしゃがみ込み、其の手の中に握っていたクレイヴァネアスの欠片を手に取った。


「…ちょ!?ちょっ…と!?」


メルラーナは恐怖を無理矢理押さえつけて声を絞りだして男性を静止しようとするが、はっきりと出せない。


男はゼノディスの右足首に自身の左手の人差し指と親指を添えて。


ズブッ!


突き刺した。


「…なっ!?…何?い…、一体何をして…!?」


男性は指で足首の中を弄り引き抜くと、其の指の中に直径3センチ程の大きさの真円の玉の様なモノが握られている。

メルラーナは其れを見た瞬間に何故か直感した。


「そ、其れは…欠片?…ひょっとして其れも、…欠片なの?」


男性は何も答える事無く左の足首に同じ事をして二つ目の玉を取り出す。

今ゼノディスの足首に埋め込まれていたと云う二つの欠片と、ニイトスの足に埋め込み、更にゼノディス自身が飲み込んだ欠片の計3つが男の左手の中に有る。


男は口を開け、徐に3つの欠片を放り込んだ。


「なっ!?」


ゴクン。


何て事を!?カルラさん1人でもあれだけ苦戦したのに!?


メルラーナの身体は今、満身創痍の状態となっている、圧倒して倒した様に見えても其処まで経緯と消費した体力と魔力は尋常では無く、限界に近い状態だった、そんな状態でアレだけの大きさの欠片を摂取した男に勝てるとは到底思えない。


『…功を()いたか、其れとも新たな鬼の出現に戸惑ったか、どちらにせよ失態だなゼノディスよ。』


「!?」


しゃ!?喋った!?意識を失っていないの!?アレだけの量を摂取したのに!?…ど!?どうして!?


男は立ち上がり、メルラーナを真っ直ぐに見据えてくる。


『さて、汝が報告にあったメルラーナ=ユースファスト=ファネルか?ゼノディスが入れ込む程故にどれ程のものかと思ったが、…成程、…大した事は無いな。』


メルラーナの全身を舐め回す様に凝視した後、唐突に告げられた。


「…んなっ!?」

しょ!?初対面で何て失礼な!?


何に対して言われたのかは知らないが、男の言葉に反応してしまった、しかし反論する事が出来ない。


『ゼノディスがウルス=ユースファストの再来と云う突拍子も無い報告をして来たらしいが…、程遠いな、まだまだ父親の足下に手を掛けた程度か…。』


ウルス!?何!?父親って!?お父さんの事!?こ…、此の人一体何を…!?


『此の程度の人間に敗北してしまうとは、やはりゼノディスに八鬼将を任せるには早すぎた様だ。』


必死に恐怖を押し殺し乍ら声を絞り出そうと試みるが…。


「あ…、貴方は…。」


『無理に喋ろうとしなくともよい、怖いのだろう?我が…、足が震えているぞ?』


「…!?」

見透かされてる!?


男に対して警戒するも身体が思う様に動かない…。


『ふむ、潜在能力だけは八鬼将並だな?だが能力を暴力的にダダ漏れさせただけの戦い方をしている様ではガウ=フォルネスを覚醒させたとて其の真の力を発揮させる事等、夢の又夢であろうよ。』


男はメルラーナに反論の余地等与える間も無く、云いたい事を云いたい様に喋りつくしてくる、聞いてもいない事をベラベラと話しているが、其の内容はまるで自分の知りたい事を全て解っているかの様に…。


フォルちゃんの真の力!?…き、気にはなるけど今は其れ処じゃない!


聞きたい事や言いたい事は山程ある、カルラの事、八鬼将の事、父親の事やウルス=ユースファストの事、何より…、欠片を飲み込んだ筈なのに正常な状態で居られ続けている事。


しかしメルラーナが発した言葉は…。



「…あ、…貴方が、先導者?」



確信は無かった、只の感だった、男の言動から推測したに過ぎなかったが、意を決して発言する。


『如何にも。』


即答だった、そして其の答えはメルラーナにとって最悪なものでもあった。

規格外…、と云えばいいのか、メルラーナだけで無く、此の場に居た全員が感じている恐怖し、動けなくなってしまったのだ。

幻術の一つにテラーと云う種類の魔法が存在する、対象に恐怖の感情を与えて行動不能にする類いの魔法だ、ゼノディスがサイファーに掛けたのも其の内の一つである、抑も恐怖とは人によって違いがある、ある人にとって怖い物でも別のある人には全く恐怖を感じない事象など多々有る事だ、例えば他種族の生物に対しての恐怖だったり、思い出、トラウマに対する恐怖であったり、威嚇されれば恐怖に陥るのも当然であるし、知識から植え付けられる恐怖も存在する、知識として認識していなければ怖く無い、と云う類いの恐怖だ、しかし其れ等を耐えられる人達も居る、テラーはそんな者達に対し様々な用途の恐怖を与える為の魔法である。

だが男に魔法を行使した形跡は無かった、欠片に対する知識が有るとか無いとかの問題でも無く、此の男其者に対してだった、唯々純粋に、此の男が怖かった、存在其者が…だ。

恐らくは戦いに置いて全くの素人な者でも此の男の恐怖には確実に飲み込まれるだろう。


圧倒的な力。


其れが今、メルラーナ達が陥っている恐怖の正体である。

そんな誰でも彼でも恐怖に(おとしい)れる事の出来る男が、武装組織レシャーティンの頂点に立つ3人の人物の1人だとすれば、勝てる訳が無い…、少なくとも魔人としての覚醒を果たしたメルラーナでも一切太刀打ち出来ないと云う事実を示している、ガウ=フォルネスの真の力とやらを引き出せる様になれば多少は何とかなるのだろうか?そんなモノは付け焼き刃にしかならないのではないのだろうか?そんな化け物が、後2人も居るなんて…、聞くんじゃなかった…。


『だが其れを知った所で汝に何が出来る訳でもあるまい?何の理があって止まぬ事の出来ぬ恐怖を押し殺してまで其れが聞きたかったのだ?』


「…そ、其れは。」


何も考えていなかった、好奇心と云う訳でも無いし、云われてから何故聞いたのだろう?等と考えてしまう、只何故か聞いておかなければならなかった様な気がしたのだ、本能的に…。


『まあ良い、ゼノディスが任務外で遂行しておった汝を連れ帰えろうとしておった件だが、汝は連れて帰った処でどうこう出来る者では無い事は明白だな、どうしたものか?』


男は顎に手を添えて首を傾げる、言動は危険そのものな内容であったが話し方や仕草等からは特に威厳の有りそうな感じは無かった、其れが恐怖心を更に掻き立てる。

連れて帰る!?そう云えばカルラさんもそんな感じの事を言っていた様な、ガウ=フォルネスが欲しいからとか何とか…。


『強制的に連れ帰っても本人に其の意思が無ければ意味が無いが、放っておくのも後々我の前に立ちはだかるのも想像に難くないであろうな。』


メルラーナが恐怖で真面に話す事が出来ないと思っているのか、意思疎通を図ろうともせずに相変わらず独り言の様に喋っている。


「…へ、へぇ?大した事無いって言ってた割に評価はしてくれてるんだ?」


肌から滲み出ては直ぐに凍る汗を床に落とし、恐怖を押し殺し乍ら男に細やかな抵抗を試みるが。


『汝が大した事が無いのは事実であろう?ゼノディスは完全体の鬼ではあったが穴埋めとはいえ八鬼将を名乗らせるにはまだまだ力不足であった、もっと力を蓄える冪だったのだ、今よりももっと強く、今よりももっと強靱で、今よりももっと早くなってからでも遅くは無かった、否いっそうの事、八鬼から六鬼にすれば万事解決したのではなかったのか?先導者はもう3人しか居らぬのだ、八を六に減らした方が数も合うと云うものであろう?其れを穴埋めとかぬかしおって完全体になったばかりの鬼を2人も八鬼将に任命した挙句、内1人はたった今死んでしもうたではないか、ゼノディスならば【ロハディアヒュルケ】に連なる者達に次ぐ早さを宿したかも知れぬと云うのに、もったいない事この上ない。』


………ちょ、一寸まって!?情報量が多すぎて何が何だか!?先導者はもう3人って!?前はもっと居たって事!?八鬼将って全員鬼なの!?あんなのが八人も居るの!?カルラさん一人であれだけ苦戦したって云うのに!?カルラさんは八鬼将としては弱かったって事!?あれで!?って云うかロハ何とかって何よ!?


『…よし、ガウ=フォルネスは諦めて宿主を殺してしまうか。』


まるで夕食の買い出しにでも行こうかと云わんばかりのノリで事も無げに殺人予告を告げる。


「!?」


唐突の発言に最大限に警戒し、両腕に再び氷で出来たシールドブレードを生成する。

大広間を再び冷気が覆い、気温が下がり始める、男は其れを何をする事無くジッと見つめていた。


『…成程、氷点下200度と云った処か?絶対零度にすら届いていないとは…。』


「ぜ…?ぜったいれいど?」


聞いた事の無い言葉だった、抑も温度を測る術の無いメルラーナにとって、自身が操っている冷気がどれ程低い気温を放出しているか知る由もないのだ。


絶対零度とは理論上エネルギーが存在出来ない温度の事を云い、氷点下273度の事を差すが其れが最低温度と云う訳では無く、喩えるならビスパイヤが命と引き換えに行使した究極魔法の一つ【アークレイス・コキュートス】は不完全な魔法であっても氷点下300度以下の冷気を周囲に撒き散らした、完全な状態で行使されればどれ程の冷気を叩き出すか解らない。


メルラーナの冷気を表情一つ変えずに近付き、何の抵抗も無く氷点下200度に達する氷で出来たシールドブレードを左の素手で掴む。


「なっ!?」


掠めるだけでゼノディスの動きを抑えた力を男はモノともせずに手に触れる、メルラーナは其の手を振りほどこうとするが一ミリたりとも動かせない、黒いローブで体型が見えないがかなり鍛え上げられた身体なのかも知れない。

其れ以前に空気をも凍らせる程の冷気を放つ氷を素手で掴んでいる事態に戸惑いを隠せない。

メルラーナが力負けする程の腕力に脅威的な冷気を放つ氷に抵抗力を持っている先導者の得体の知れ無さがメルラーナの恐怖心を更に高める。


『我を恐れるのは仕方が無いとして…、我が(しもべ)のギースとグレイグはゼノディスよりも遙かに強いぞ?』


グレ…イグ?


グレイグ、其れは遺跡でメルラーナ達を襲って来た2人組の1人だ、あの惨劇を引き起こした男の1人、あの時は父親であるジルラードとエアルが救援に来てくれたお陰で難を逃れた、先導者が僕と呼んだ事も気になる、ゼノディスは僕では無いのだろうか?そう云う意味とは違うのか?


『死に逝く者にそんな事を教えても無駄だったな、そろそろ死ぬが良い。』


…こ、殺される!


其の動きはゼノディスと比べものにならない位遅かったが死を予感させる一言を告げられる、其れでも覚悟を決めれる訳も無く対抗する模索をする。

しかし無情にも先導者の右手がメルラーナの首に差し掛り、命の灯火が消え去ろうと云う瞬間が訪れようとした時。


『…む?』


メルラーナの首の手前で右手が止まった。


「…?」


男の視線が別の場所へ向けられていた、視線の先を見ると顔色の悪いシグと其れを支えて立って居るマオが居る、2人は全身に冷や汗をかき乍らも臨戦態勢を取ったまま男を睨み付けていた。

男に対して感じている恐怖は常人では計り知れるものでは無く、2人は何故自身の膝が嗤わっているのかも理解出来ていない、そんな2人が今から何をしようとしているのか。


「マオ、君をリースロートへ連れて行きたかったが…。」

「解ってる。」

全てを言い切る前にマオが言葉で遮り、シグを見て微笑んだ。


元騎士としての矜恃。


「サイファー君、彼女(メルラーナ)を頼む!」

一方的にサイファーに任せた。


「シグさん…!?…けっ!けど!?」

サイファーはゼノディスに引き千切られた左脚に手を添えて悔しそうに歯を噛みしめる。


「其の足の事ならラジアール大陸へ渡るといい!シュレイツ公国なら義足…、戦う意思があるのならば戦闘機構(バトルギミック)と云うモノが有る…。」


「バ…バトル?」


「ミューレィさん、メルラーナの事、お願いね?」

此方の一方的に押しつける形でミューレィに後の事を任せた。


「マオ様?」

2人が命と引き換えにあの男を足止めする決意をしたのがミューレィには理解出来てしまった。


「貴女の力は、必ずあの娘に必要になると思うから…。」


言うや否や2人は左右に分かれ、男に向かって間合いを詰める。


「…!?だっ!?駄目!?」

メルラーナが2人を引き留めようとするも、聞く耳を持たず。

男の危険度が最重要だが今はメルラーナ自身に近寄るのが危険な状態である、大広間の異様に気温が下がっている経緯を知らない2人は男の傍に居るメルラーナにも近寄る事になる、このままでは2人を凍死させかねないと判断したメルラーナは急遽シールドブレードを解除した。

気温が急激に上昇しはじめる、此で2人の身体が凍結する事は無くなったが、メルラーナの判断が2人を男に近づくきっかけを与えてしまった。


「メルラーナから離れろ!!」

シグが叫びながら男の右側から仕掛ける。

「先に行ってて、必ず追い付くから…。」

「!?マオさ…!?」

メルラーナの耳元でそう呟いて姿勢を屈め、男の左側からマオが仕掛ける。


「シグさん!マオさん!!」

2人掛かりでも確実に殺される、男の脅威が全く解らないのに立ち向かうのは無謀でしかないと…、しかし其れは一般の人間の考え方であって元とはいえ騎士であった2人に人を護るのに自身が死ぬからと云う理由で背を向けて逃げると云う選択は一切無いのである。


「メルラーナ様!」

何時の間にか傍に近寄っていたミューレィがメルラーナに呼びかける


「ミューレィさん!?」

「此方へ!」

ミューレィはメルラーナの手を掴んで引っ張る。

「…で!?でも!?」


「メルラーナ様、其の気持ちは私も解ります、けれど2人の意思を尊重して下さい、…どうか、無駄にしないで…。」


………。


其の後、此といった戦闘の気配が殆ど無く静寂が訪れた、砦を脱出したメルラーナ、外はまだ真夜中で雪が降り積もっている、一定間隔で設置されている街灯が雪が積もって白く染まった街道を照らしていた。



クレイヴァネアスの世界での絶対零度(アプソリュート・ゼロ)について…。


当方は専門家では無いので簡単に説明させて貰います。


地球上の一般的な温度でセルシウス度マイナス273.15℃の事で、此のマイナス273.15℃はエネルギーが最低になっている状態の事を云い、ケルビン0度とも云うそうです、其れが絶対零度(最低温度)と云う言葉を指すのだそうです。

因みに温度の定義とされる熱振動(エネルギー?)で計測しているので、マイナス273.15℃以下は存在しないらしいです。

要するに温度と云う言葉で縛りをしている以上、其れ以下の温度は計測出来ないだけな訳で…。


きっと理論上は存在しているのかも知れない…、否!存在しているに決まってる(㊟当方の勝手な妄想であります)。


其の上で、クレイヴァネアスの世界ではマイナス273℃以下が絶対零度と定義しています。

エネルギーが存在出来なくなる温度が絶対零度(マイナス273℃)なのは変わらずにエネルギーが停止しても温度は下がり続けると云う設定とさせて頂きます。


此によって高温(例えば1万℃とか)に対して低温で相殺させる場合にマイナス1万℃とかで対抗する事で少し解りやすくなるかな?と思います…多分?


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