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俺の私の人生記録  作者: ユキ
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俺の私の新生活

初めましてユキです。

今回初投稿となりますが出来るだけ多くの方に読んでもらえると嬉しいです。よろしくお願いします(>人<;)

「本当にでていくの?」


「はい。今までお世話になりました」

俺は今日ようやくこの施設を出て1人で生きていくことが出来る。といっても条件つきだが。


「約束は守ってよね。守れなかったら……」


「わかってますよ。それがここを出る条件ですから」

施設を出るにあたって涼子さんからいくつかの条件を出された。1つは高校を卒業すること。高校にいかずに働こうと考えていた俺に施設長である涼子さんが最低限の学歴は必要だと諭されたからだ。

2つ目は涼子さんの指定する部屋に住むこと。家賃と光熱費は涼子さんが出してくれるそうだ。これは断ろうとしたが監視の意味合いをあるといわれてしまい渋々了承することになった。この先1人で生きていくことになるのだからと生活費だけは自分でなんとかするということで話が落ち着いた。他にも細かい条件はあるが大雑把にはこのくらいだ。もっとも、本来なら学生の間は施設で暮らすのが普通なのだが、こんな我儘が通ったのも、今まで問題を起こさず過ごしてきたからだと思っている。


「お世話になりました」


「あなたがどう思っていたと私はあなたの保護者よ。いつでも頼っていいからね。それだけは忘れないで」


「ありがとうございます。もう行きますね」

ここから始まる。俺の新しい人生が。

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