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僕と俺の選択道  作者: カタナナタカ
第1章 それは、人生の序章の序章それでも悩み生きていく
3/30

説明と開始とちょっとした混乱

ちょっと短めです。

(まあ、さっきまでの事は気にしないでおくことにしよう。

うん、そうしような。


ってことで、お前は本当にあの悪神なのか?

そもそも、俺はあの空間でお前の姿は見えなかったからな、本当のお前の姿が分からないんだ。

どうなんだ?教えてくれ)


『話のそらし方が雑すぎんなぁ。

まあぁ、面倒くさいから別にいいかぁ。

お前の質問に答えんなら、是であり否でもあるってところだなぁ』


(是であり否でもある?

何言ってんだこいつ。


プッ、

頭おかしいのか?


これは、やばいやつだな。

あいつってこんなやばい奴だったか?



あ、なんか火の玉がプルプル震えてる気がする。

もしかして、怒ったのかな?

めんどくさい奴だな。


怖くて、やばくて、めんどくさい奴か。

ほんとうにヤバイやつだな。)



『てめえ、さっきからぽんぽんよくそんな悪口がでてくるなぁ?ヤルかぁ?ヤルってかぁ?そんな俺とやりたいのかぁ?』


(うん、やっぱりこいつヤバイ奴だな。

決定だろ、もう)


『グッ、てめえ復讐者のくせに気楽すぎないかぁ?

いいのかそんなので?

やる気あるのか本当に?

転生して安心して、まさか気がゆるんだんじゃねえよなぁ』


(・・・・・大丈夫さ。

冗談に決まってるだろ。

俺が復讐のことを忘れることなんてないさ。


永遠にな)



『ククッ、赤ん坊だってのにすごいくらい笑みすんじゃねえかぁ。そうだよなぁ。そうじゃねえとなぁ。


ってことで、気を取り直して、説明の続きをするかぁ。


まず俺が悪神かってことから言い直すがぁ、俺は悪神の分体ってやつだぁ。


俺は本体に、お前に力を与えたり、お前から魂をいただいたり、一番大切なことはぁ、お前を生かすこと、を役目に与えられてるってところだなぁ』


(は?

力を与える?

これは、確かに悪神と契約した時にそんなことを言っていた気がする。


だが、魂を俺からいただく?

それなのに、俺を生かす?


おいおい、俺はそんなこと聞いてないぞ。

俺から魂いただいたら俺、死んじゃうだろ。

何だそれ、矛盾してるんじゃないか?



あのやろう、説明省きすぎだろ)




『ああぁ、これは契約の内容の確認からやったほうがいい感じかぁ?

メンドクセェなぁ』


(そんなこと言わずに、お願いします)


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