表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《AIと300ラウンドも戦って、こんなことまで書いてしまった。本当に我慢できない。》  作者: AIのマスター
水!水!水川龍公(廃案)

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/26

第10話:私の血であなたを救い、あなたの体で私を閉じ込める(1)

予香ヨカの首の皮膚が、

ぽろぽろと剥がれ落ちていく。


そして――

肌全体が脱ぎ捨てられるように、

代わりに現れたのは、

巫咒龍ふじゅりゅうの黄魚の鱗甲。


その鱗が脈動するたびに、

浮かび上がるのは予英ヨエイの、

苦痛に歪んだ顔だった。


黒く長い髪は硬質化し、

全身からは淡い桜の香りが漂う。

手首には赤い紐、

そこに結ばれた鈴が――

チリン……と澄んだ音を鳴らした。


「――龍華態りゅうかたいッ!」


麗子レイコが叫ぶ。


シュッ!


予香が腰をひねり、

尻尾をしなやかに振り抜いた。

その速度は――時速百キロ。


尾の一閃が、麗子の腰を切り裂かんと迫る!


「っ!」


麗子の瞳孔が一瞬にして竜のように縦長へと変わり、

本能的にその一撃をかわした。


ドゴォンッ!!


予香の尾は空を斬り、

だが壁はそうはいかなかった。


破片が爆ぜ、

小石が雨のように飛び散る。

壁には、深々と尾の痕が刻まれた。


「ふふっ……やっぱり、あなたにも“龍の血”が流れているのねぇ。」


龍化を完全に終えた予香が微笑む。


彼女のうなじには――

吉田・時獄龍の“記憶寄生虫”が刻んだ龍紋が、蠢いていた。


「でも……まだ覚醒したばかりみたいね。」


予香は太ももに巻き付けていたベルトから、

一本の手術刀を引き抜く。


その刀身には、はっきりと刻まれていた――「13」の数字が。


シュッ!


「ぐあっ!」


何中カチュウの悲鳴が響く。


手術刀は正確に――

彼とソファーを貫いていた。


それも、彼の“まだ無傷の肩”を。


赤紅の血が鎖骨を伝って滴り落ち、

ジュゥゥ……と音を立てる。


熱で刀が焼けるほどの血。

だが、その刃は――まったく損なわれない。


「これはね、吉田さまが――

 特別に“何中くん専用”に作ってくださったものよ♥」


予香の笑みは、人間のそれとはかけ離れていた。


「それじゃあ――」


彼女が何かを言いかけた瞬間――


爆龍ばくりゅう! 真っ向の一撃ッ!!」


井田イダが渾身の拳を振り抜いた!


その拳には――暴義龍の炎が宿る。


轟烈なる“赤の拳影”が、

空を裂いて予香へと叩き込まれた!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ