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影葬の剣  作者: いうな
第四章 日常編
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第五十七・二話 固有特性

「....固有特性?」


「うん、結構いるよ、そういう奴。

まぁ人それぞれの個性だ。

悠真はデフォルトの特性だな。

ねっとりしてて、身体に纏わってるって感じがする。

ノアとかマナはねっとりしてないんだよな。

ノアは滑らかで....なんというか速いんだ。

循環の速さっていうのかな。

で.....マナのはなんというか.......


ビリビリしてんだよな。常に静電気みたいなのが

流れてる感じ。


...ああ、別に雷属性とかそういう話じゃない。

結構ビリビリしてるやつはいるしね。」



「......つまりどういう特性なんだ」


「ビリビリ系....仮にそう呼ぶとして.....。

その系統は何かと衝突した瞬間、威力が跳ね上がる。

まあ当たり特性ではあるんだろうな。

だがデメリットとして火力が安定しない。

威力の上がり方はランダムだからな。」


「なるほどな.....。

.....じゃあどうすればいい?」


「ビリビリ系は自分以外の物質に影力を纏わせたときが

一番強力だ。特性がそのまま受け継がれるからな。


......例えばそうだな。

自身の身体に大量の影力を纏わせて

触れたもの全てに影力を付与して.....

大爆発!みたいなこともできるわけだ。」


-----------------------------------------------------------


「【超越流動(オーバーフロー)】......!!」


体に大量の影力を纏う。


リンに開けてもらった手の穴が

塞がっていく。


ワイヤーの方向が変わり、刺客へと一気に近づく。


「!!」


刺客が斧で防ごうと、

斧を横に振る。


だがそれよりも早く、

私の拳が刺客の顔面へと当たった。


私の着ぐるみは今私の影力で侵され、

少しの衝撃で爆発的な威力が出るようになっている。


だが、今の私の影力は伝播する。

わざと私の中に収まりきらなくし、

触れるもの全てに影力が渡るようにしている。


つまり......


刺客の体が私の影力で覆われる。


「.......っ!!なんだこらぁ.....!!」


「終わりだ。」


小声でそうつぶやく。


私の影力はある程度操ることができる。


私は着ぐるみの中で指をパチンと鳴らした。




パァァァァン!!!!



音こそ小さいが、爆発するような音がした。


「がはっ.........」


影力を刺客の体内で爆発させた。




「ぐっ....!!」


身体がバチバチするのを感じる。

これが新技の副作用だ。


自身もダメージを喰らう。


刺客が膝から崩れ落ちる。


気絶したのだろう。


よし.....とりあえずは安心か。


「わぁぁぁぁぁ!!」


「こだまくんかっこいいーー!!」


「ワイヤーアクションなんて見たのアイドルのライブ以来!」


広場が歓声で包まれる。


まだだ...まだ立ってろ私....


「..............?」


人混みの中からスタッフのような

帽子を被った作業着の人間が三人ほどぞろぞろと出てきた。


スタッフ達は刺客の身体を持ち、広場の裏へと

運んでいった。


「ついてきてください。」


「.....?」


スタッフの一人に言われる。


私はスタッフについていった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~


広場の裏のバックヤード的な建物に入る。


「お疲れ様、マナ。」


「.....リン。」


扉の横にはスタッフたちと同じ格好をした

リンが立っていた。


「あの人達は組織の人達。

私が呼んだの。」


ああ....なるほど。


うっ.....意識が.....


私の意識はそこで途絶えた。


つづく。

サボってすんません。


「超越流動」について・・・・補足

超越流動はマナの完全にオリジナルの技です。

ですがまだ不完全で、使うのは二回目でした。


ちなみに今の時系列は、

初のトワとの訓練から三日後です。

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