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影葬の剣  作者: いうな
第四章 日常編
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第五十六話 格闘

「リンか......!」


周りに聞こえないような声で

無線に答える。


一昨日ぐらいには元気になって

魔法少女たちと遊んでたもんな。


でもなんでここに....。


〘話は後。アイツを倒すよ。〙


小さい声で会話する。


「さっきはライセンスあるから箱の力使ったが....

もちろん人前だし着ぐるみのショーだしステゴロだよな。」


〘もちろん。ガイルにはスタッフとしていい感じに

動いてもらう。ノアと悠真が見に来るかもしれないから

そこら辺もバレないようにね。〙


辺りを見回す。


コーンや看板などがいつの間にか作られている。

店側はどうなんだこれ。


「ショーかぁ...?」


刺客がナイフを構える。

鎖がついている。

鎖の両側に武器がついてんのか。


一個はナイフと.....もう片方は.........鎌か。


多分特殊効果があるのだろう。


さっきのスナイパーといい、

多分コイツは秘技師だな。


.....箱の力とかはない。

マジでただのステゴロでやれそうで幸いだな。


「行くぞぉ!!」


刺客の男が突っ込んでくる。


ナイフで突かれる。


横に軽くステップして避ける。



バスッ。



「!」


完全に避けたつもりだったが、掠ってしまった。


着ぐるみの体が思ったよりも大きく、

頭でっかちのデザインであることを考えていなかった。




.........まぁ、その分リーチは伸びてる訳だ。


トン、トンと軽くステップをする。


「フン!!」


刺客がナイフを自身の背後に回し、

慣性で鎌を飛ばす。


来た!!


鎌の動きを見切り、

鎖の横をなぞるように

拳を刺客の顔面に炸裂させる。


「がっ.....」


同時に勢いで体を回転させ、

そのまま足で刺客の肩に

鋭いキックをかます。


刺客が吹っ飛ぶ。


普通の着ぐるみなら激しい動きで

壊れていそうだが、

流石リンが創造したというだけあって、

私の体と接する部分は柔らかく、

着ぐるみは丈夫になっている。


「クソッ...」


刺客が態勢を立て直し、

鎖を回してこちらへ攻撃をしてくる。


鎌が私へと振り下ろされる。

左手で抑える。



バチィィィン!!



なっ.....


鎌が手から弾かれる。


後ろへと下がる。


鎌を喰らった手が痺れる。

着ぐるみごしに喰らってこれか....!


これがあの鎌の特殊効果か。

当たれば電流に近い何かを発するんだろうな。


左腕丸ごとビリビリして動かない。

影力で強化してなかったからだ。


「よくまだ左腕が上がり下がりするもんだ。

普通なら全身痺れて動けなくなってるぜ。」


.....。

意外と強力な遺物らしい。

まあ着ぐるみごしだから痺れてないんだろうな。



ピー....

ガガ.....


リンからだ。


「....マナ、なんで箱の力使わないの?」


...えっ?


「そりゃ人がたくさんいるから使えないだろ」


「バレないように使うのよ。」


「えぇ...」


刺客の男が態勢を立て直す。


「今度はこっちの番だぜ....」


どうする...。


...アレを試してみるか?

トワのとこで身につけた新技.....。


ここだとリスクが高いが....。

イチかバチかだ。


なんとかする....。

ここで決める!!


                    つづく

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