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影葬の箱  作者: いうな
第三章 魔法少女編
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第四十六話 洗脳

十数分前.....


「うっ....わっ」


ピンクがナイフを振り回してこちらへ走ってくる。


だが振りぬく速さがおかしい。

まだピンクは変身してない。

それでこれかよ!!


ザシュッ。


「うぉっ......」


ナイフが私の頬をかすめる。


「チッ...」


ナイフを振りぬいた方のピンクの腕を掴み、逆側の肩を掴んで地面に叩きつける。


クッソ、マジで....

洗脳を解く方法を見つけてから戦えばよかった。


ピンクに人を傷つけさせはしない。

まあ私の頬から血は出てしまったが....。

ピンクが自我を取り戻す頃には治っているだろう。


ピンクを抑え続ける。

なんちゅうパワーだ....!!

本気で体重をのっけないと吹き飛ばされるな。



パキィィィン。



...............?なんだなんの音だ...


!?


体が動かない。

ピンクの体を抑えたまま私の体は止まった。


視界からピンクが消える。


「ぐあっ.......!?」


横っ腹を誰かに殴られた。


体が吹っ飛ぶ。

受け身を取れず、壁にぶつかる。


ぐっ........!?


なぜか普通の時よりも痛い。

背中を確認すると、血が大量に出ていた。


なんでだ......?


視線を目の前に戻す。

私を殴ったのはピンクだった。


...........まぁぶっちゃけ私は怪我なんてすぐ治るからいいか。


というよりなんだこの違和感.....。



!!

遠くでピンクが踏み込む。


咄嗟に両腕でガードの姿勢を取る。

影力でカバーして.....

......あ?


一気にピンクが距離を詰めてナイフで私の腕に重い一撃を入れた。

腕をナイフが貫く。


「なっ...」


ピンクがナイフを私の腕から引き抜く。


「ぐあっ....」


そのまま私は蹴り飛ばされた。


地面にぶつかる。幸い受け身はとれた。


クッソ....なんでだ....!!



影力が練れない.....!?

道理でただのナイフと身一つで私がここまでダメージを受けるわけだ。


「........【無力化】か.....」


影霊達を抑え込めていたのはその能力があったからか。

だがピンク...もといピンク達には箱なんてないはずだ。


立ち上がりながらピンクに話しかける。


「お前にピッタリの優しい力じゃねえかよ.....。

お前と初めて会った時....体がリラックスできたのはその力だったんだな」


能力があることを本人が自覚しているかはわからない。

恐らく能力が覚醒したのはあの特殊なステッキのせいだろう。

あいつらは「突然空から降ってきた」と言っていた。

多分誰かが意図的に落としたんだろう。


.........だが今はどうでもいい。

なんとかしてピンクの洗脳を解かなければ。


.....どっちも無傷は無理か。


自分の体を触る。

多分無くなったのは影力のみだ。

それ以外は多分そのままだろう。


よし...次ピンクに触れられたら何が無くなるかわからない。

恐らく洗脳には変な薬__影力由来の何か__でも打ち込まれてるんだろう。


...........策ならある。

成功するといいが....。


つづく

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