第四十話 邪魔
投稿遅れて本当にすみません。
リアルが忙しすぎました。
「!」
城の正面の門から少し離れた場所で停止した。
「?どうした?」
「なにかいる」
城の入り口の門の前には、門番らしき影が二体居座っていた。
「アイツらどうするよ?」
「いやそれより.....正面から行くとかバカかお前」
..........................................確かに。
完全に正門から入る予定だった。
「でも他から入るにしてもアイツらに気づかれたら終わりだ。なんか小細工しないとな..........。................そうだ。」
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三人称視点
「ん....?」
門番をしていた影が近づいてきた人影に気付く。
門番の目には二人の人間が写った。
その人間達は門番へ向かって歩き続ける。
「なんだぁお前ら....ちょっと止まれぇ」
二人の人間が止まる。
「どいてくんねえかなぁ、私らはここに用あんだけど」
人間__マナはそう言い、攻撃の態勢をとった。
「......人間の客が来るとは上から聞いていないのだが.......。まあいい、侵入者として排除するのみだな。おい、お前仕事の時間だぞ。」
「あぁ、手っ取り早く終わらせよう。」
もう一人の門番が立ち上がる。
二人の門番に黒いモヤがかかる。
モヤは鎧の形となり、門番の二人に鎧と大剣が装備された。
「なんだその剣.....でけー.....」
「ふんっ!!」
大剣が振り下ろされる。
「うわっと!?」
マナが横へ跳び避ける。
「子供相手にも容赦しねえのな」
「当然だ。この世界に足を踏み入れた時点で敵は敵だ。
餓鬼だろうが仙人だろうが潰さなければならない。」
「............随分と仕事熱心なもんだな。
なんでこんなとこいるんだ?」
マナが門番の二人に問いかける。
「それは.......。?なぜ...なぜ俺達はここにいる?」
「兄貴それは.....グッ...アアアアアア!!」
門番たちは突如頭を抱えうずくまりはじめた。
(洗脳でもされてやがんのか?)
「........................人間の客が来るとは上から聞いていないのだが.......。まあいい、侵入者として排除するのみだな。おい、お前仕事の時間だぞ。」
「あぁ、手っ取り早く終わらせよう。」
門番が立ち上がり先程と同じことを言う。
「......ああ?」
マナに大剣が振り下ろされる。
「またかよ!【溶旋】!!」
マナが門番へ手を向ける。
門番の大剣が回転する炎と共に溶けていく。
「なにっ...」
「ハァ!!」
マナは足に影力を込め、剣の根本を蹴り上げた。
「ぐっ...」
門番がよろける。
その隙を見逃さず、マナは拳を握りしめた。
「はぁぁぁ!!」
拳に影力を込めて門番の鎧の腹に拳を叩きこんだ。
「ぐあああっ...!!」
門番の一人が吹っ飛ぶ。
「.....クソッ....」
マナが一旦後ろへ下がる。
(【陽牢】を発動させるつもりだったが....そう簡単には発動しねえか。)
「兄貴!ここは一旦俺が!」
もう一人の薙刀を持った門番がマナへと襲い掛かる。
「はぁっ!」
薙刀が横へ振られる。
「うおっ..」
マナは薙刀をギリギリで避けた。
「【伸芯心】」
「!?」
薙刀の先が30cm程長くなる。
もう一度薙刀が振られる。
「やべっ...」
マナは今度は避けきれず、薙刀がマナの腹を引き裂いた。
「う"っ........」
「まさか影術を使うとは思わなかったか?
これで仕事は終わりだ。介錯でもしてやろうか?」
下の門番がマナに歩み寄る。
「安心しろ...もう一人いるからな」
「それはアイツのことか?」
門番がマナの後ろを指さす。
そこには、上の門番に大剣で刺されたユウマの姿があった。
「.......あの野郎雑に作りやがって...........」
「.......あ?」
ウゥゥゥゥゥゥ..............................
ウゥゥゥ...........
「この音は....セキュリティ防衛システムの警告音!?
馬鹿な...コイツら以外に侵入者の気配は....」
「そう、いねえよ。」
「.........まさか.....兄貴!!今すぐそいつから離れろ!!」
下の門番が大剣を持った上の門番へと叫ぶ。
「あ?なんで..........」
その瞬間、大剣に串刺しになっていたユウマが影となり液体となって流れだした。液体は大剣を持つ門番へと跳ね上がった。
「なっ.......やめ」
バアン!!
影は塊となり門番ごと消し飛んだ。
「あっ...兄貴ー!!クッソ、クソアマ....!!」
セキュリティシステムにより大量の影霊が城の外壁からあふれ出す。
「だがお前はもう死ぬ。もう一人とやらもこのシステムでどうせ死ぬさ」
「............どうだろうな!!」
マナの血液が白く光りだす。
血液がマナへと戻っていく。
血液は影となりマナの体を覆いつくした。
(もうあの時とは違う....制御方法も身に付けた....!!)
影はマナに纏わりつき鎧となった。
「なんだそれは....」
(あとは頼んだぜ、悠真!!)
つづく




