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影葬の剣  作者: いうな
第三章 魔法少女編
34/50

第三十四話 異物・2

目を開けると前に立っていたのは悠真だった。

ピンクを抱えて守りながら左手で溶岩を防いでくれた。


「この子お前の仲間?」


そう言い私にピンクを渡した。


「誰.....?」


「....友達だ。」


悠真がバラルの方へ歩き出す。


「お前....その無効化の力.....まさか阿部悠真か...!?」


「名前まで伝わってるのな。意外と知られてないものかと」


「...ふざけるな。この一週間で何十人の同胞がお前に

殺されたと思ってる!!」


「知らねえよ。こっちにも事情があってな。

やられっぱなしじゃいられなかったんだわ。」


事情...?

私がいない間に何かあったのか?


「あと俺の力は無効化ってより影で技を喰ってるんだよ。

見せた方が早いか?」


「グッ.....【隕石流】!!」


バラルの手から大量の土石流のような

ものが出現し、全てが溶岩を纏っている。


「【喰術影】」


悠真の手から影が流れ出し、

影が意思を持ったように土石流を

喰らいつくす。

そのままバラルの体を建物に打ち付けた。


「お前強いからなんか知ってそうだな。

一個質問いいか?」


悠真が影を手から垂れ流したまま、

浅く壁に埋まったバラルの目の前まで行く。


「リンに致命傷を負わせたのは誰だ?

今まで何人、何十人お前らを殺し続けても

誰も答えねえんだよ。お前は答えるか?」


..........リン?リンが致命傷を....?


「おい悠真、どういうことだそれは!」


「ああ、お前にも伝えに来たんだよ。」


「クソが....!!」


バラルの手から溶岩が噴き出し、

悠真を襲おうとした。


「お前で51人目だな」


悠真はそう言い、影でバラルの体を押しつぶした。

バラルの体が灰のように消える。


「それでマナ......リンが.....」


「...........」


「ちょっと待って!!あなた....そのネクタイ......まさか....」


「ん?ネクタイ?組織の奴か」


「そのネクタイ...あなたは悪の組織....クロノスのメンバー...!?」


............えっ?


「なんだクロノスって....」


.........やっぱり、予想通りだった。

魔法少女が追っていた悪の組織クロノスとやらは

”組織”のことだった。


「とにかくついてきてくれ、マナ。

リンが....状態がまずいんだ。お前が来てくれないと

アイツは精神が持たないかもしれねえ......」


「ああ.....行く....」


「ライト....クロノスのメンバーだったの....?」


「いや違う...!!元々入ってたってだけだ!!

今は辞めてる!!」


「じゃあ行くんですか?悪の組織の方に....」


「.....ぐっ....」


確かに、今私が悠真の方へいけば

私は悪の組織とコイツらに認識される。


「私にとって大事な人が死にかけなんだ...。

私は私の正義を執行する。大事な人のためなんだ。

許してくれ。」


「........いくぞ。」


悠真の目の前にガラスのようなヒビが入り、

空間が割れて黒い亜空間が出てくる。


私は魔法少女たちを置いて、

組織へと戻った。


                  つづく

......................。

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