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国際秘密防衛会社 ナミト ミックス スパイ アダソン兄弟の逆襲 第7巻(MISSION7)  作者: Mac Adason 横山葉月
第1章 アダソン兄弟の企みと東崎のDVと憎んだ紀ノ松
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③ミッション管理官室で何者かが・・・。

一方30階の第1ミッション管理室にいる代表の堀口 北斗は、今回でAIIBSOを壊滅させるためのミッションの準備のため、何やらパソコンで調べ物をしていた。


「今回で、アダソン兄弟を何としても足止めしなければ、もうおしまいだ。」


 また、他のミッション管理官たちも調べていたのだ。


 と、その時だった。堀口がいる個室の近くで隠れて、エージェントたちが言っていた何者かがまた

「ジェイムズ、これはやばいこととなりました。どうやらNMSPのミッション管理官は、AIIBSOについて調べているようです。」


「それはやばいな。」


「まあ、『あの手』を使え。」


「わかりました。」

とアダソン兄弟がと英語で連絡を取り合い去って行ったのだ。


 堀口はその瞬間を見て、そこから出て

「ん?誰かいるの?何だ?いないじゃないか。気のせいか。」

と言ったが、他のミッション管理官が


「管理官長、私も誰かが去っていくところを見ました。」


「私もです。」


「そうですか?」


「ほんとうです。」

 

「わかりました。しばらくの間。様子を見ましょう。」


「はい。」


 堀口たちは、それぞれ自分のパソコンに戻った。しかし

「あれ、パソコンが動かない。どうしたんだ?」


「管理官長、こちらも動きません。」


「こちらもです。」


「一体どうなっているのでしょう?」

などと、パソコンの不具合が起きたことを話し始めたのである。


 だが、その数分後

「あれ、直った。」


「管理官長、こちらも直りました。」


「こっちもです。」


「じゃあ、今のは何だったんだ?」


「さあ?」

と話しているとまたすぐに、


「あれ?また不具合だ!」


「いったいどうなっているの?」


「また動かなくなったじゃないか!!」


 しばらくの間、この状態が繰り返し起きたのだ。その後、堀口は、不具合の原因を探るため、ここの階のパソコン制御室へと行った。すると、1つのコードが抜けていたのだ。


「きっとこれのせいだ。これが抜けていた。」

と言って直ちに、そのコードを制御盤にさし込むと、


「元に戻った。」


「管理官長戻りました。」


「ありがとうございます。」


「いえいえ、どういたしまして。カードリーダーを通さないと入れないはずなのに・・・。おかしいなあ。やはり、さっきの何者かの仕業かもしれない。坂本長官に報告しなければ。」

と堀口は言った。

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