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国際秘密防衛会社 ナミト ミックス スパイ アダソン兄弟の逆襲 第7巻(MISSION7)  作者: Mac Adason 横山葉月
第1章 アダソン兄弟の企みと東崎のDVと憎んだ紀ノ松
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②回復した紀ノ松と何者

エージェントたちは、心配そうに訓練室の前で紀ノ松と話していた。


「エージェント5、本当に大丈夫なの?ジェイムズにあんな深くまで刺されていたけど。」


「そうだよ。まだ無理しないほうがいいよ!」


「エージェント1、2、3、4、もう僕は大丈夫だ。もう回復することが出来た。さて、訓練管理官にお願いして剣の特訓をしよう。次こそ絶対にジェイムズを倒す!先輩Iのためにも!!そして、マックの彼女(東崎)をマックの強烈なDVから救わなければいけない!彼女もあんなに嫌がっていたし!」


紀ノ松がそう言った後に、紀ノ松以外のエージェントたちはこう話した。


「やれやれ、無茶な奴だな。」


「説得してももう無理だよ。」


 紀ノ松は、訓練管理官の岡田博人にお願いをした。

「岡田さん、僕はもう回復しましたので大丈夫です。また、前のようにして特訓したいです。お願いします。」


「仕方がありませんね。サービスします。」


「ありがとうございます。」


 そして、岡田は訓練指令室に行き、一方紀ノ松は広々とした訓練室に入ってから剣を出した。

岡田がスタートのボタンを押すと、紀ノ松の周りに剣を持った本格的に動くアンドロイドが数体現れた。


「そこだ!!うりゃ!おりゃあ!!おがー!!」

と紀ノ松は掛け声をあげて倒して行った。


それにより、アンドロイドは1体も残らず倒れたのだった。


 紀ノ松は次に

「岡田さん、ジェイムズと同じくらいのレベルでお願いします。」


「本当にやるのですか?止めて置いといたほうがいいと思いますよ。」


「いや、そうしないとまた僕はジェイムズにやられる。すぐAIIBSOを壊滅しに行くミッションなので。マックの彼女(東崎)と先輩Iのためにも!」


「わかりました。」


「ありがとうございます。」


 岡田は、ジェイムズのデーターが入ったメモリを出して機械に入れたのだ。すると、ジェイムズと同じくらいの剣を持ったアンドロイドが出てきた。


 紀ノ松は、ジェイムズと思ってアンドロイドと対決した。


「ジェイムズ、今日こそ倒す!!かかってこい!!僕はもう回復した!!黒い影のおかげで!!おりゃあ!!」


紀ノ松は、そう言ってから数分間続いた。


 一方紀ノ松以外のエージェントたちは、訓練室の前でアダソン兄弟の事などについて話していた。


「確かこの前最高責任者の真壁代表が言っていたよな。AIIBSOと手を組んでいる組織は、この前のフランス武器密売組織で最後だったと、今回でいよいよAIIBSOの本部に潜入して壊滅させるミッションだよね?」


「そうだよ。」


「アダソン兄弟は今頃きっと、乗っ取る計画を立て終わっているかもしれない。」


「本部をあっちの日本支部に変えられて、奴隷扱いされたらもうおしまいだよ。」


「今回で、止めないと。」


 その間に何者かが訓練管理官室を出て、エレベーターロビー近くの柱の陰で、誰にも見つからないように電話をかけていた。


「ジェイムズ、マック、NMSPのエージェントたちは今訓練管理官室にいます。そのうち回復した1人は、ジェイムズと対抗するために剣の特訓をしています。」


「そうか。そいつをまた始末しないとな。」


「しばらく様子を見てれくれ。」


「承知しました。私が見たところ彼はパワーアップしたような気配がします。」


「わかった。まあいい。私が、いいというまで隠れてそちらの偵察をしてくれ。」


「了解しました。」


その何者かは英語でアダソン兄弟と密告用スマホで連絡を取っていたのだ。そしてすぐに、そこから去っていた。

 その瞬間を遠くにいるヨインターが振り向いて。


「今の見た?廊下に今誰かがいるのが見えた。」


「えっ?うそ!?見間違えじゃない?」


「気のせいだよ。」


「ほんとにいたんだって。」

とヨインターが言った後に、横田がほんとかどうか確認しにそこへ見に行った。ヨインター、ミュージ、新板も付いて行って


「誰もいないよ。やっぱり気のせいだったんだって。エージェント1。」


「誰かいた気配がしたんだけどな・・・。まあいいや。」


とヨインターが言った後に紀ノ松が特訓を終えてから


「どうしたの?エージェント1から4廊下にいて?」


「何か、エージェント1がここに誰かがいたと話して。」


「あれ?そう言えば僕も、ユニホーム管理室で誰かが隠れて何かしていた所を見かけたよ。」


「うそ?ほんとに!?」


「そう。」


「きっと同じ人だと思う。やっぱり気のせいじゃない!ここは、カードリーダーを通さないと入れないのに!!」

とヨインターが言った。


「また気配がしたら、長官に言おう!」


「そうだね。」

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