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国際秘密防衛会社 ナミト ミックス スパイ アダソン兄弟の逆襲 第7巻(MISSION7)  作者: Mac Adason 横山葉月
第5章 エージェントたち絶体絶命!
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②紀ノ松VSジェイムズ!!

紀ノ松は、怒りを感じて新しい剣を出したのだ。


「お前!!いや、ジェイムズ!よくも岡部部長を操り人形なんかにしたな!そのせいで、先輩Iが殺されたことを改めて思い出して、怒りをさらに感じたぞ!そんな極悪すぎる悪事なんか実行させないぞ!それにマック!麻薬による世界征服なんか実行させない!彼女も今頃嫌な思いや怖い思いをして逃げているに違いない!彼女もいい加減解放しろ!何回言ったらわかるんだ?墓場となるのは、僕たちじゃない!アダソン兄弟だ!」


「また、あいつか。兄、仕方がありません。少しあいつと遊ばせてやって下さい。」


「仕方がないな、お前。しかし本当は、お前と相手している暇などはない!だから、お前は、ここで最後だ!」


 対決は、数分間続いたのだ。その間


「お前、さては私と同じような剣に変えたな。私と同じようにどこにお前の剣が来るかわかっているんだな。」


「そうだ!ジェイムズを倒すために。」


「お前も少しは、強くはなったな。だがな、私のこの新しい剣はK &Gで開発したものではないから、お前には勝てないぞ!だから残念ながら私の方が、性能が上だ!」


「何!また僕の剣の悪口なんか言って!!今ので、僕はさらに憎んだぞ。ジェイムズ!マックと共に改めてSSB時代の時から今までで、この世で最も極悪歩道な人物だ!」


「それでいい!お前がそう言えば、前にも言った通りお前は弱くなる。」


ジェイムズは、そう言って紀ノ松の首辺りを狙って血が出てしまったのだ。


「AIIBSOは、他の諜報機関を乗っ取って奴隷扱いをしたり、麻薬で世界中の人々を苦しめたりなどをする諜報機関ではないはずだ!ISDC同様に人助けする諜報機関だろ!また、アメリカ三大国際諜報機関のうちの一つだろ!世界一の諜報機関を目指したり、麻薬を娯楽の扱いにしたい気持ちは、僕もよくわかる!だが、こんなやり方、明らかに間違っている!僕は、その部分に賛成できない。いい加減、弟のマックと共に目を覚ませ!このジェイムズ目!!」


「うるさい!黙れ!!創立当初から、私と弟は世界一の諜報機関を目指していた。自分よりも超える諜報機関が存在した場合は、壊滅などの手段を取るしかないと考えていたのだ!全ては、国際秘密防衛会社のRGのせいだ!!AIIBSOの本部を突然襲撃された!その罰として、こうすることにしたのだ!」


「また、諜報機関だけに危害を加えるだけではなく、人類を麻痺させ麻薬化社会にして世界征服して私たちの『13年前の悲惨な出来事の憎しみ』も思い知らせてやるつもりだ!」

とジェイムズに続いてマックが言った。


「そんなの、人のせいだ!人のせいにするな!『13年前の悲惨な出来事の憎しみ』とは一体何のことだ?」


「もう、お前もここで終わりだ!弟のよそ見をするな!お前が私たちの『13年前の悲惨な出来事』など知る必要はない!お遊びはおしまいだ。とどめた!」


ジェイムズは勢いを付けて剣を振り回したため、紀ノ松は倒れてしまったのだ。


「ギャー!」


紀ノ松以外のエージェントたちは、紀ノ松を心配して


「エージェント5、大丈夫か?」


「けがはない?」


「ああ、大丈夫だ。首はただの軽い傷だ。」

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