表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍神の巫女の助手になる~大学生編~  作者: ぽとりひょん
13章 チェンジリング
76/127

7話 救出

 沙衣は、祐二、ゆたか、すぐると共に再び山に入る。彼女は地中の水分を使って薄い霧を作りだし周囲の検索をする。

 しかし、黒いローブを羽織ったものは発見できない。黒いローブを羽織ったものが現れたところへ来ると彼女は言う。

 「もう一度、黒いローブを羽織ったものが現れるのを待ちましょ。」「食料が無いから長期戦はできませんよ。」

祐二が言うと沙衣は答える。

 「今日は夕方までにしておくわ。」「分かりました。」

4人は静かにして時を待つ、夕方に近づいた頃、再び霧が出てくる。沙衣はペットボトルの水を使って陣を張る。

 霧が濃くなり、しばらくして霧が晴れてくると黒いローブを羽織ったものが忽然と現れる。沙衣たちが見張っていると黒いローブを羽織ったものは移動を開始する。

 沙衣は地中の水分で霧を発生させ、黒いローブを羽織ったものの動きを把握する。

 沙衣たちは黒いローブを羽織ったものに気づかれないように距離を取って後を追う。

 山の中を15分位歩くと黒いローブを羽織ったものは移動をやめる。沙衣たちは、気づかれないようによく見える所まで移動する。

 黒いローブを羽織ったものは、大きな木の幹に手をつくと何かを引っ張り出す。それは人の形をしている。

 沙衣たちは、引っ張り出されたものを見て驚く。それは人間で子供だった。

 ゆたかが沙衣にささやく。

 「行方不明の子供です。」

子供は魂を抜かれたようにボーッと立っている。黒いローブを羽織ったものは、手を子供の額にかざす。

 沙衣は祐二にすべてのペットボトルの蓋を開けるように言う。さらにゆたかとすぐるに指示を出す。

 「私が黒いローブを羽織ったものに攻撃を仕掛けるから、その隙に子供を連れて山を出て。」「分かりました。」

沙衣は水の槍を作ると黒いローブを羽織ったものに投げつける。同時に飛び出す。

 水の槍はローブに当たった所で止まる。沙衣が迫り、水の槍を掴んで押し込む。槍はローブを突き抜け左腕を串刺しにして横っ腹に刺さる。

 沙衣が叫ぶ。

 「今よ。」「はい。」

ゆたかとすぐるが飛び出し子供の手を取り、逃げ出す。彼らは子供の手を引いて必死に走る。黒いローブを羽織ったものが追ってくる気配はない。

 山の入り口まで戻ると父親が待っていた。彼は子供の姿を見ると涙を流し息子を抱きしめる。

 ゆたかは警察に連絡する。山の入り口にはパトカーと救急車が駆け付ける。

 子供は、言葉を話すことはできたが自分の名前が判らず、父親のことも忘れていた。

 子供は心配する父親と共に救急車で病院に搬送される。

 ゆたかとすぐるは警察に事情を聞かれる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ