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バレットライン  作者: ピスカ
4/8

経験

 城から出た俺は早速邪境や他の国々について町の人に聞き込みを始めた。

風の都ってだけあって風車が多くあるし、帽子に羽とか鳥をイメージするものをつけてる人が多い。

あの商人さっきから隣の国がどうとか言っている気がする。聞いてみるか。

「すいません、周りにある国や邪教のことについて詳しく教えてもらえないでしょうか?」

「にいちゃん、最近この辺りに来たのかい?冒険者だかわからんが他の国へ旅することは勧めないぜ〜。」

「その辺りの心配は大丈夫ですよ。それより周りの国で何か問題ごとでも?」

「ああ。こっからずっと西に行った水の都レインでは国の半分が邪境になっちまったって話だし北に少し行ったところの火の都レイヤではレイヤ火山の噴火の危険性があるつって避難勧告が出てんだ。」

「なるほど、他の国は?」

「こっから東の国、土の都レイドでは国中の魔物が急に活発化し始めたらしい、聖域も時間の問題だ。勇者が召喚されたって話だし、勇者様には悪いが任せるしか手段はないのかねぇ。」

西の国は半分が邪境になり北の国では火山の避難勧告、東の国は魔物が活発化かぁ。ってか国の半分が邪境って結構まずくないか!?

「商売の途中失礼しました。」

「おうよ!また来た時にはなんか買って行ってな!」

 これは水の都レインに行ったほうが良さそうだな。今日はもう昼過ぎだし、町を抜けたところの森でレベル上げでもするか。それにしても建物が綺麗だなぁ。ヨーロッパの国の都市にいる気分だ。都だけあって店が多い。お、宿屋発見、今日はあそこに泊まろう。そんなことを考えてるうちに森が見えて来た。

 「さぁて、初めての魔物とのバトルだ!緊張するな、けど俺は勇者だ。こんなとこでビビっていては始まらない。」

早速出て来やがった!見た感じは鹿っぽいが角の部分が中央に1本だけの謎の生物。その鹿っぽい生物に向かってハンドガンを構える。

「くらえっ!!」

以外にもあっさり鹿っぽい魔物は倒れた。

「おぉ!初めて倒したぁ!!初めての経験値!って武器が解放されたな。」


Exp12 LvUP!

Lv2にUPしました!

LvUPにより

『猟銃』が解放されました!

『猟銃』

攻撃力50 パッシブスキル 『魔物特化』

装弾数5発 


「最初にしては大分良い武器なんじゃないか?『魔物特化』って最初の方は大分優秀なスキルだと読んだぞ!ってキタキタ!」

さっきと同様鹿の魔物だと思ったのだが角の形が微妙に違う。武器を『猟銃』に変えて構える。

「オラッ!!」


Exp23 LvUP!

Lv3にUPしました!

LvUPにより

『猟銃』のLvUPとカスタマイズが可能になりました!

ナーワルディアーのオス個体メス個体討伐により

ナーワルディアーの図鑑が完成しました!


大分軽くレベルが上がるなぁ。『猟銃』のLVUPとカスタマイズが可能?図鑑が完成っていうのも気になるがとりあえず武器のLvUPとカスタマイズを見てみるか。

インベントリを開いて『猟銃』のステータスを開く。すると下の方に『カスタマイズ』と『武器のLvUP』と書いてある。カスタマイズを押すと銃のアタッチメント名がいろいろ出て来た。とりあえずスコープと消音器で良いかな。いやぁ銃火器の勇者万能すぎる。

 もっと奥まで行って今日のところは宿に行くかな。結局ナーワルディアー合計6匹を倒した。このあと武器屋に手に入れた素材を持って行ってみるつもりだ。

 「ここが武器屋か。」

ドアを開け、中に入る。中は思ったよりも綺麗で数々の武器が並んでいる。銃は...ないみたいだな。

少し歩くとカウンターの奥からガタイのいいバンダナを巻いた男が出て来た。

「いらっしゃーい、ゆっくり見ていってくれ。ってあんた見ない顔だな、最近この街に来たのか?」

「そんなところだな。ところで町を抜けたあたりの森でナーワルディアーの素材を手に入れたんだがこれで防具とかって作れるのか?」

「あぁ、作れるぜ。ナーワルディアーの素材はでる割に防具としての質が高いんだ。あんた防具が心もとないようだが、あれだったらナーワルディアーの防具作ってやってもいいぜ!」

そうなのか。じゃあ初めての防具はナーワルディアーの防具になりそうだな。

「ああ、頼む。金は銀貨200枚で足りるか?」

「おう、むしろぴったりだぜ!明日にはできてると思うから時間があったら寄ってくれ。」

「頼む。明日の朝取りに来る。」

俺は銀貨200枚をカウンターに置き店を出た。

「宿屋に行くか。」

 宿屋に着き、部屋に入った俺は荷物を置きベッドに座る。

「疲れた。6匹とはいえ戦闘は疲れるなぁ。」

明日は水の都レインに向かって出発するつもりだ。明日の準備をして早めに寝るか。

ステータスや武器の強化などをしてベッドで寝た。

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