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オーク英雄物語 ~忖度列伝~  作者: 理不尽な孫の手
第三章 ドワーフの国 ドバンガ孔編
29/109

28.プロポーズ


 決勝戦が行われている時、プリメラは控室で神に祈っていた。

 恐らく、祈っていたのはバッシュの武運だと思うが、具体的にどうなって欲しいという願いはなかった。

 だが、ただ祈っていた。


 しばらく、控室は静かだった。

 闘技場のざわめきは聞こえなかった。

 プリメラは知らぬことだが、闘技場自体、あまり騒がしくなかったのもあるだろう。


 ややあって、ワッという歓声で、試合が始まったのがわかった。

 歓声は数度。

 長くは続かなかった。

 だが歓声が上がる度に、プリメラの肩は震えた。


 やがて、控室すらも揺るがすような大歓声が聞こえた。

 試合が終わったのだと、すぐにわかった。

 プリメラは手を組み、祈った。

 何をどう祈ったのかはわからない。


 その祈りを聞き届けたのか、あるいは聞き届けられなかったのか……。

 控室の扉が、ガチャリと音を立てて開いた。


 入り口に立っていたのはバッシュだった。

 バッシュは控室に一歩足を踏み入れると、


「む」


 と、小さな声を上げた。

 同時に、ガシャンと音を立てて、肩当てが落ちた。

 肩口の留め金が弾け跳んでいた。

 すね当ては壊されたのか、あるいはどこかで脱げてしまったのか、片足も裸足だった。

 それだけでは無い。

 バッシュが右手に持つ剣もまた、半ばから折れて刀身を失っていた。


「あぁ……」


 プリメラは、安堵するような、それでいて申し訳ないような気持ちで、バッシュを見上げた。

 負けたのだ。

 自分の未熟な武具のせいで。


「負けたんだね?」

「ああ」


 バッシュは、明らかに今までにない、落胆した口調で頷いた。

 しかし、これでよかったのだとプリメラは思った。

 バッシュには悪いが、自分は未熟だった。

 武器も防具も、完璧からは程遠いどころか、他の闘技者の付けていたものと比べれば、玩具のようなものだった。

 優勝していいはずがなかった。

 自分が、そんな栄誉を受けて良いはずがなかった。

 準優勝という結果は、決してプリメラにとって順当ではないが、それでも優勝よりはよかった。

 ほっとしたのだ。


「ごめんなさい」

「……仕方あるまい。ドンゾイの気迫は本物だった。俺も本気で当たらねば、誇りに傷がつく」


 同時に、悔しくもあった。

 もし自分が、もっといい武具を打てていれば……。

 バッシュが本気を出しても耐えうるような、最高の武具を打てていれば……。

 そう思わずにはいられなかった。

 自分がもっと熟達であれば、バッシュにこんな事を言わせずに済んだのだ。


「これから、どうするの?」

「そうだな……他の町に行くだろう」


 バッシュとしては、別にこの町で嫁探しを続けてもよかった。

 ドワーフの町は、どれだけ女に粉を掛けても問題ないのだから。

 だが、武神具祭という、最大にして確実なチャンスをふいにしてしまった。

 なら、この町に拘る理由もない。

 なにせ、この町にいるのは大半がドワーフ。

 悪くない女もいるが、基本的にバッシュの好みには合わないのだ。


「そっ……か……」


 プリメラはそれを聞いて、下唇を噛んだ。

 自分の力不足で優勝出来なかった。

 となれば、試合前にした約束も反故だろう。

 プリメラとしては複雑な気持ちだ。

 ホッとしていると同時に残念な、さりとて優勝したらという約束を、自分から曲げるのも何かおかしい、そんな気持ちだ。


「すぐに出るの?」

「ああ。もうここに用は無いからな」


 バッシュはそういうと、踵を返した。

 この後、プリメラの家に置いてある剣を回収し、また旅に出るのだろう。


「なぁ!」


 そんなバッシュの背中に、プリメラは声を掛ける。

 ここで簡単に行かせてはダメだと、プリメラの中の何かが叫んでいた。

 プリメラは言った。

 意を決して。

 かなり段階を飛ばした言葉であることを自覚しつつも。


「あたしに……一生、あんたの武器を打たせてくれないか!?」


 それは、ドワーフ流のプロポーズであった。


 生涯を共にする戦士の武器を作る。

 戦場で命を預ける相棒になってくれ。

 そんな意味を込めた、戦時中のドワーフの言葉。

 平和な時代が続けば、また違う言葉も産まれただろうが、戦争が終わってまだ三年。

 プリメラはこれしか知らない。


「間に合っている」


 そしてもちろんバッシュも、そんなプロポーズの言葉は知らない。

 あるいはもしここに口うるさいフェアリーの一匹でもいれば、「今の! もしかして脈があるかもしれないっす!」と騒ぎ立てたかもしれないが……。

 残念ながら、ここにゼルはいなかった。


「そっか……そうだよな……あんたほどの人が、あたしなんか……」


 肩を落とし、力なくうなだれるプリメラに、バッシュはやや居心地が悪い。

 自分が敗北したせいで美少女が落ち込んでいるのだから、当然だ。

 さて、どうしたものか。

 慰める言葉でも口にすべきか。


「……もし、今の剣が折れることがあったら、頼む」


 悩んだ末、バッシュが口にしたのはそんな言葉だった。


「……! わかった! それまで、ちゃんと、あんたが満足できる剣を打てるようになっておくよ!」


 プリメラは顔を上げ、コクコクと何度も頷いた。

 バッシュが発した言葉はイマイチわからなかったが、それでもチャンスはあるのだと教えられたと思って。


「ではな」

「うん……」


 そうして、プリメラはバッシュの背を見送った。

 自分のわがままに付き合いながら、最後まで文句の一つも言わず、本当に大切なことを教えてくれた偉大な男の背を……。


「ありがとう……あたし、頑張るよ……」


 一人になった控室で、プリメラは決意を新たにするのであった。


◆ ◆ ◆


「旦那ー! お疲れ様っしたぁ! いやー、まさか旦那が負けるとは! でもでも、実力で言えば旦那が圧倒してたっすよ! ルールがある試合だから、これも仕方ないっすよね! ドンゾイの兄貴もかなりこのルールでやり込んでたみたいっすし! となれば勝負は時の運ともいいますか! ぶっちゃけ、あのまま続けていれば旦那の勝ちですし、たまには勝ちを譲ってやるのも旦那の器といいますか!」


 バッシュが控室を出て外に出ると、ヨイショが襲ってきた。

 ヨイショはバッシュの周囲を旋回しつつ褒め称え、かつ慰めるという高等テクニックを駆使し、最後にはバッシュの肩に抱きついた。

 ゼルであった。


「でも残念っすね。鎧がもう少し丈夫だったら優勝できたのに……」

「そうだな。だが、俺に勝利した事でドンゾイの名誉も回復しただろう。大手を振って国に帰れるはずだ」

「ドンゾイの旦那、勝てると思ってなかったせいか、呆然としてたっすけどね……」


 ゼルは観客席で試合を見ていた。

 ちなみにドンゾイがバッシュと同じ部隊だ、という情報を流したのもコイツだった。


「次はどうするんすか? この町で女探しの続きをするっすか?」

「いや、別の町に行く」

「んー……」


 ゼルも、このドバンガ孔で嫁探ししているバッシュの顔色が優れないのは知っていた。

 少なくとも、ヒューマンの町や、エルフの町にいた頃は、もっと期待と希望と情欲に満ちた目で、道行く人々(おんな)を見ていた。

 嫁候補を探している時も「悪くはない。悪くはないが……」と微妙そうな顔が多かった。

 なんなら、ぶっちゃけプリメラの胸の谷間を見ている時が一番嬉しそうであったと言えよう。

 やはりドワーフは好みではないのだろう。

 思えば、敗北し、闘技場から出てきてからも、それほど残念そうな顔はしていなかった。

 期待がいつもより小さかった分、落胆も小さかったということだろう。


「ま、そっすよね」


 それならば、こんな町からはとっととおさらばした方がいい。

 バッシュにふさわしい女は、もっと他いるのだから。


「でも、次はどこにいくっすかね」


 と、その時、バッシュの前に立ちふさがる影があった。


「バッシュ様!」


 金属の鎧に幅広の剣。

 似たような格好の者が多い中で、少々毛色の違う顔立ち。

 トカゲの頭をした青年。

 タイドナイルだ。

 彼は目から涙をボロボロ流しつつ、バッシュの手を取った。


「先程……先程、全ての奴隷が、解放されました……!」

「……? そうか」

「自分、ウッ……グスッ、自分は、感動しちまって……なんで、ウッ、バッシュ様ともあろう者がこんな祭りに参加してるのかって、それがあんな……あんな……自分、奴隷になりかけた経験もあるから、ウオェ……最後の一戦だって……グジュ……」

「むぅ……」


 タイドナイルの話は、嗚咽がまじりすぎているせいもあって、いまいち要領をつかめなかった。

 だがどうやら、このトカゲの青年は、バッシュが優勝した時に何を望んでいたのかを知ってしまったらしい。

 幻滅してしまったのだろう。

 オークの英雄ともあろう者が、女ひとりに不自由していると知って。


「あの、バッシュ様、この後どうするんですか?」

「うむ。とりあえず、この町は出ようと思っている。まだ次に行くべき場所の情報は無いが……」

「行くべき場所の情報が無い!? それだったら、自分たちの村に来てほしいです! 絶対、みんな歓迎しますよ!」


 タイドナイルは食い気味にそう言うが、バッシュは苦い顔をした。

 リザードマンはオークと仲のいい種族だ。

 フェアリーと違い、戦争中に組んでいたわけではないが、水場での戦いを得意とするリザードマンが作戦に絡む事は多かった。

 バッシュ自身、別にリザードマンに対して悪い印象を持っているわけではない。

 戦友として肩を並べるのは頼もしいと思っている。


「いや、物見遊山の旅ではない。寄り道はできん」

「そう……ですよね……」


 だが、今回の旅の目的を考えると、首肯は出来なかった。


 というのも、リザードマンは、オークにとって醜い種族なのだ。ドワーフ以上に。

 少なくとも、性交の相手としてふさわしいと思う者は、相当な物好きだけだろう。

 バッシュとしても、リザードマンを嫁とし、子作りをするのは勘弁してほしかった。

 仮にバッシュの求婚を受けてくれる女がいたとしても、だ。


「今回のような事があれば、そこにいきたいのだがな」

「今回のような……」


 タイドナイルは首をひねる。

 あいにくと、オークが奴隷になっているような話は聞かない。

 しかし、今回のような、という単語で『祭り』というワードが連想された。


「あ!」

「何かあるのか?」

「いや、これ、バッシュ様には関係の無い話だとは思うんですけど」

「うむ?」

「ビースト国の第三王女イヌエラ様と、エルフ国のトリカブト様の婚約が正式に決まったそうで、ビースト国はお祝いでお祭りムードみたいですね」

「そうなのか」


 本当に関係のない話だった。

 バッシュは肩を落とした。

 だが、そう思ったのはバッシュだけだ。

 ゼルはピンときていた。


「旦那……ソレっすよ!」

「なに?」

「ちょっとお耳を拝借!」


 ゼルはささやく、妖精の囁きだ。


「人って、他の誰かに何かいいことがあると、つい羨ましくなったり、真似したくなっちゃうものじゃないっすか?」

「うむ」


 思い返すのはエルフの国での出来事。

 バッシュがプロポーズに失敗した裏で、『息根止め』は見事にエルフの嫁をゲットしていた。

 羨ましい限りであった。

 真似したくないと言えば嘘になる。

 エルフは一夫一妻制であるがゆえ、断念したが……。


「多分、ビーストの国でも似たようなことが起こると思うんすよ」

「つまり?」

「もう、鈍いな旦那は! いいっすか、王女様が結婚したってことは、それをきっかけに、ビースト国でも異種族との婚活ブームが起こるってことっすよ!」

「!」


 異種族との婚活ブームがこれから起こる。

 確かに言われてみると、そんな可能性もありうるのか。

 バッシュはゼルを見た。

 ドヤ顔で胸を張るゼル。

 この妖精の情報収集能力と、収集した情報から敵の目的を察知する能力を、これほど頼もしいと思ったことはなかった。


「ゼル。お前がこの旅に同行してくれてよかった」

「ヘヘ、水臭いこといいっこなしっすよ!」


 バッシュの肩を、ゼルがペチンと叩いた。

 バッシュはゼルに改めて感謝すると、タイドナイルの方に向き直った。


「情報に感謝する。ビースト国に向かってみようと思う」

「……」


 タイドナイルは首をかしげる。

 ただ、今のナイショ話を鑑みるに、何か理由があってのことだろうと勝手に推測した。

 なぜなら、今話しているのはあのバッシュ。

 ドワーフ国に囚われたオークの奴隷を解放し、誇りを守りきった、真の英雄なのだから。


「わかりました! 自分の情報が役立ったようで何よりです!」

「いずれ、この旅が終わった時には、お前の村にもお邪魔しよう」

「はい! その時には、村を上げて歓迎します!」

「ではな!」

「はい、お達者で!」


 こうして、バッシュは旅に出る。

 一路、ビーストの国を目指して。


◆ ◆ ◆


 ドワーフの国、ドバンガ孔は、その後何日も武神具祭の話でもちきりだった。


 戦後ずっと囚われていたオークの奴隷たち。

 自由と誇りを取り戻すべくもがき続けた、一人の奴隷戦士。

 彼らを救い出しにきたのは、一人のオークの英雄。

 英雄は戦鬼の娘の力を借り、武神具祭に上り詰め、奴隷戦士と相対した。

 英雄は戦士に試練を与え、戦士は試練を乗り越えた。

 かくして戦士は自由と誇りを取り戻し、国へと帰っていったのだ……。


 そんな詩が酒場の至る所で歌われ、ドワーフたちはオークの男気と誇りと、素晴らしき戦いに乾杯した。

 オークの戦士を奴隷としていた商人たちは悪事を暴かれ、ドバンガ孔から逃げるように去っていった。

 コロシアムは閑散とするようになったが、金儲けの好きなドワーフたちのことだ、いずれまた、活気を取り戻すことだろう。


「でもよ」


 さて、酒場でドワーフたちがその話をする時、2つの疑問が浮かび上がる。

 一つは英雄の顛末。

 闘技場で戦士に勝ちを譲った彼は、こつ然と姿を消してしまった。

 解放された戦士たちを国に送り届けるわけでもなく、ドバンガ孔に残るわけでもなく、いなくなってしまった。

 とはいえ、その頃にはシワナシ森での一件もドバンガ孔に届いていたため、「英雄のことだ。オークの誇りを守るべく、次の地に向かったのだろう」と、当たらずも遠からずといった結論が出る。


「戦鬼の娘って、あのプリメラのことだろ? あの鼻っ柱だけが高い小娘が、英雄に力を貸せたとは、到底思えねえんだがなぁ?」


 もう一つは、英雄に力を貸したプリメラの話だ。


「いや、それがな、プリメラの鼻っ柱を折ったのも英雄バッシュよ。真の英雄に諭されてプリメラも心を入れ替えたって話だ」

「本当かぁ?」

「あぁ。それが証拠に、プリメラは大嫌いだったバラバラに弟子入りしたじゃねえか。いや、弟子入りどころじゃねえ、毎日のように怒鳴られても、一言も文句も言わず、黙々と作業してるって話だ。その熱意たるや、こないだ酒場でバラバラが『俺もうかうかしてられんな』なんて口走ったほどだ。あのバラバラドバンガが、だぜ?」

「はー……よっぽど英雄に当てられたんだろうなぁ……」


 そう、プリメラはバッシュとの約束を守るべく、ドバンガ孔で最も優れた鍛冶師であるバラバラに弟子入りした。

 今までのように他者と比べたり、自分を大きく見せるような事はせず、脇目もふらずに鍛冶修行に勤しんでいる。

 まだ、彼女の「母親の血が悪い」と言う者もいる。

 だが英雄に力を貸し、なお努力を続ける彼女自身を悪く言う者は、かなり少なくなった。


「お、噂をすれば」


 そんな彼女は、三日に一度は酒場を訪れる。

 ドワーフと言えば、毎晩酒を飲み、酒を飲んだ後もまた鍛冶仕事をするものであるが、彼女は三日に一度だ。

 一人ではこない。

 必ずといっていいほど、一人の女性を連れてきていた。


「っと、カルメラの姉御も一緒じゃねえか」

「最近はな」


 プリメラが、最初にカルメラの元に訪れたのは、武神具祭が終わった翌日の事だった。

 プリメラは一本の酒瓶を片手にカルメラの工房を訪ねた。

 その後、彼女がカルメラとどんな言葉を交わしたのかは、誰も知らない。

 だが、ああして酒場に一緒にきて、楽しそうに酒を飲み交わす姿を見て、いつものように喧嘩別れとなったと思う者は皆無だった。


「結局、オークの英雄はドバンガ姉妹の不仲も解消しちまったってことか」

「お前にできるか? そんなこと」

「馬鹿いえ。他にできねえことをやってのけるから、英雄ってんだよ」


 二人のドワーフは笑い、両手にビールを持った。

 右手の杯を持ち上げて、互いの杯に打ち付ける。


「オークの英雄に」


 左手の杯を持ち上げて、互いの杯を打ち付ける。


「ドバンガの子に」


 最後の両の杯を持ち上げて、万歳をするように杯を打ち付ける。


「乾杯!」


 ドバンガ孔の夜は、今日も喧騒に包まれながら更けていくのであった。

第三章 ドワーフの国 ドバンガ坑編 -終-


第四章 ビーストの国 首都リカント編に続く

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― 新着の感想 ―
[一言] 取り敢えずバッシュは結婚したいなら相手の文化を学べw
[一言] 次からはケモ耳ヒロイン編かな
[良い点] 毎度毎度、収束が素晴らしい。
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