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願いは呪いとともに。~退屈で停滞した世界の終わりです~  作者: ぽっp
第一章;共同体は始まりとともに
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共同体は始まりとともに(10)

遅くなって申し訳ありませんorz

「人が、いないな!」


ルミナの跡をおう、出流たち。


直久はこれまでに人に合わないことを嘆く

人だった物は、そこら中うに転がっているが。


馬車の中に隠れていいるのかあるいは、もう死んでいるのか

それに、後方に行くに連れて死体は減っているのも気になる。


激戦区が、前方であってたまたま出流がルミナとあった中央付近が特殊だったのか?


実際は出流達が知らないだけではあるが、ルミナがいた中央前方の方には商人たちはいる

だが、3人はルミナの後を追っているため知るすべはなかった。


「・・・まあ、このまま進めばわかるだろ!」




「ねえ?おかしくない?」


水凛はここで疑問を抱く

それは、ここまで来るうちに見かけた死体

倒れている人がみな等しく似たような格好をしていること


「どうして、みんな同じ格好をいているのかしら?・・・」

「ああ、やっぱり気のせいじゃなかったんだ・・・・似たような格好だなとは思ってた」

「そうよね・・何か武装してるものね」



ここまで、走ってくる間見た死体は全員、剣や槍と言った武器や

鎧とは言わないまでも、武具のような物を付けていた

それも、これみよがしに似たようなものを

格好からして、この人物たちは何らかの団体に所属していたものであろう


「・・・ここの一行の護衛みたいなものじゃないか?」

「どうゆうこと?」


出流は推測を話す


「お前らが襲われた獣や、さっき見たドラゴンみたいのもいるみたいだしな・・・

この規模の一団なら護衛くらいつけるだろってな」

「まあ、それが一番しっくり来るよな、同じような装備だし・・」

「じゃあ!、この人達は襲撃からここの人達をまもて・・・「ちょいまち」」


水凛が結論をのべようとしたところを

直久が遮る、それは早合点だというように


「そうなるといろいろふにおちないよ水凛ちゃん!」

「・・どうして?」

「理由は簡単だよ、さっき出流が殺った野郎もこいつらと同じ格好をしてたからな」

「・・・・」


直久の言に水凛は押し黙る


「あいつだけが、特別違ったのかもしれないが・・」


さっきの男が特別、敵でこの一行に紛れ込んでいた可能性もあるが

「だとしても、襲撃者の死体無いってのもおかしいでしょ」

「ああ、直久の言うとおり・・この武装した連中の死体はそこら中に転がってるのに

肝心の、襲撃者の死体がない」


「!・・・じゃもしかして・・」


ここで水凛も直久、出流と同じ思考に行き着いた。

「この一行を襲ったのはこの武装してる連中・・護衛の連中だろうよ」

「ハハ、だろうな!」


出流の言葉に、直久も軽く笑って同意する


ここの一行を、襲っているのは先ず間違いなく

この武装した連中だろう

どうゆう経過は分からないが襲いそして。

「逆に返り討ちにあったか・・・・」

「っ、・・だとすると謎は誰がこいつらを殺ったか」


そう気になるのはここまで仮設が正しかった場合

今度はこれらを返り討ちにした者達がだれかだ

見たところそのものらの死体はないし


「ここの一団は商人のっぽいんだよな~」

「そうね、たしかに荷台の多さから商人ぽいわね・・」


直久の見立てに水凛も同意する。


「このご時世に馬車に荷台を惹かせてるなんて・・」


疑問点は多々あるが水凛は「時代」が気になっていた

この世界の時代は、自分たちのいた場所よりもかなり

古いのではないかと。


「水凛の言いたいことはわかるよ」

「確かにこのご時世に馬車はない・・・となると・・」


直久も気になっているようだった。


「ま、それも全部もうすぐ分かるだろうよあの娘が無事なら」


出流も気にはしていたがそれよりも気になっていたのは

やはり、こいつらを殺った連中・・・・


この一行が商人で護衛をやっとているのなら

そいつらは、なぜいる?

これだけのことができるのならわざわざ護衛をつける必要がない

あるいはこの死んでる連中とは別口か。


そのようなことを考えていると

徐々に人の声が聞こえてきた、こと言っても聞こえるのは雄叫びのような怒号

あるいは悲鳴など・。


また戦っているのだあろう、金属のぶつかるようなかん高い音

あとは、時折の爆発音。



「「「!」」」


三人は目的の場所が近いのだと気を引き締めた。


「ああ、やぱっりまだやってるな・・・」

「・・・・・・・・その娘大丈夫かしら?・・」

「水凛ちゃんの方こそ大丈夫?・・・顔色わるいぜ」

「ええ」


欲を言えばこんな戦闘中にまただなかに来る前に

ルミナに追いつきたかった

わざわざ、危険に飛び込むのも馬鹿らしい


「いざとなったら、俺とコイツで守りますって!」

(ここでなら試せるか?・・・・【コレ】を・・)


直久も自身の変化に気づいていた

体の奥から来る何かしらに、それは出流とはまた他別の【力】

正体不明

だが本人はどう使うのかなんとなくわかっていた

本来ならばそんなもの使うような状況にならないのが一番

なぜならそれは、純然たる闘争の力だから・・・・・。


その瞬間はもうすぐである。



「ありがとう、二人共・・・」

(・・・!・・何かしらコレさっきから・・眼が熱い)

水凛も異変に気づいた

最初はただの疲れや精神からくるものだと思っていたが

眼の熱は更にましていき視界は【よりクリアに】

より鮮明に遠くまで見えてきた。


視野も広がっていき真横より後まで見えてきた

何より【物が透けて見えたような】きもした・・・・。



各々が胸に思うこと異変と言った変化を抱えながら

3人は戦地へと足を踏み入れる


「いよいよのようだな・・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・



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