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JSとJKとOLが異世界で…  作者: ・・・・
2章 異世界で言葉を学ぶ
15/16

風呂スラプレイと発明家



 この世界に来て15日私達の時間的感覚では2ヶ月がすぎた。


 未だに謁見の”え“の字もない…


 私達が住んでいる建物はロの字がたで一辺が500mぐらいある。


 建物の周りは森に囲まれ、町までは歩いて1日かかるらしい。


 森に行ってみたいっと言ったら、ダメだと言われた、森にはとても危険な動物がいるそうだ。


 ここでの生活は…けっこう快適だ、食事以外は。


 掃除も洗濯もメイドx3ではなくスライムさんがやってくれる。


 初めは抵抗があったがスライムさん風呂にも慣れた…っと言うよりスゴく気持ちいい♪


 バスタブに温度調節機能があって、常に快適な温度に保たれ、浸かっているだけで汚れや老廃物を食べてくれる、だけじゃない角質の除去やスキンケアもしてくれる♪


 クレンジング?化粧水?そんなの要らないよ、シャンプーもリンスもコンディショナーもボディーソープも要らない!


 ドロっとした感触なのに湯上がりサラサラ、バスタオルどころかドライヤーも要らない!


 スライムさんを地球に持って帰ったら、沢山の人が職を失うが、全ての女性は大喜びすると思う。


 個人的な感覚ではあるが肌年齢が20歳は若返った気がする(笑)


 因みに耳掃除や歯磨きもスライムさんがしてくれる。味はちょっと甘い


 スライムさん汚いとかキモいなんて言ってごめんね。


 今では私も立派なスライムさん依存症です、もう貴方のいない生活には戻りたくありません。


「リマさん聞いた?」


「なにを?」


「メイドx3って服着たままスライム風呂入ってるんだって」


「⁉︎アリなの⁉︎」


「服も身体もバッチリキレイだって」


「私早速試して来る!」


「ダメだよ!そんな事したら…大きなお友達の楽しみが無くなっちゃう!」


「そんな人達の楽しみは要りません!」


「…そうだね、あっ!入るなら薄着の方が効果高いらしいよ」


「そなの?教えてくれてありがと」


(フッフフ…巨乳美女のヌルヌル濡れスケ入浴シーンは、大きなお友達のいい(おかず)になるよね。そして今ごろジュリさんも…ジュリさんは…ついてたら衆道女(わたし達)のいい(おかず)になったのになぁ)


「シエラちゃんも一緒に入る?」


「えっ?」


「ほら、おねショ…じゃなくて、おねロリ?って言うんでしょ」


「それって、誰トクなの?わたし衆道女だよ!それにおねロリってなに⁉︎リマさんはロリコンなの⁉︎」


「んなわけないじゃん」


「でも、おねロリって」


「お姉さんとロリっ子だから」


「お母さんより年上なのにお姉さんはないよ!」


「えっ…私ってシエラちゃんのお母さんより年上なの?」


「お母さん32だもん」


「じゃあ、ギリセーフ…」


「アウトだよ!立派なおばさんだよ!」


「…そんなことな…」


「あるよ!じゃあリマさんが子供の頃友達のお母さんをなんて呼んでた?」


「…お、お姉さん?」


「ウソだよね!おばさんって呼んでたよね!」


「…ほら、私まだ結婚してないし。だから、おばさんよりワンランク下の…おじょーさんぐらいで」


「若返り過ぎだよ!」


「お嬢さんじゃなくて、お女さんだよ!」


「違いが分かんないよ!」


「嬢じゃなくて女って書いてさ、おじょーさんで」


「ビミョウすぎて聴き分けられないよ!」


「全然違うよ、乙女さんとお留さんぐらい違うよ」


「そんなのいいから!風呂スラと遊んできて!」







「気持ちよかった〜」


「サッパリした?」


「うん、サッパリしたよ〜」


「さっきメイドx3が来て言葉の勉強するっぽいこと言ってたよ」


「いつ?」


「リマさんがお風呂入る前に聞いたから…もうすぐじゃない?だからその痴女っぽい服を

着替えてね」


「入る前に教えてよ!」


(リマさんのこだわりのせいだよ)




 30分後


 ノックの後、メイドさんと共に現れたのは…


「(クチャクチャ)ワシは(クチャクチャ)レクス・タリ・(クチャ)オーキスじゃ」


「リマです」


「はぁ?」


「リマです!」


「はぁ??」


(すっごいお爺ちゃん来たね…)


「リマです!!」


(口はモゴモゴクチャクチャして、耳が遠いなんて…お爺ちゃんお爺ちゃんしすぎ)


「はぁ???」


(ボケてるのかなぁ?)


「リマです!!!」


「ワシはボケとらん!!」


「聞こえたの⁉︎」


「はぁ?」


「聞こえてないの⁉︎」




 レクス・タリ・オーキスという、変なお爺ちゃんだった。


次のお話は明日投稿する予定です。


誤字とか教えて頂けたら嬉しいです。

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