遅すぎた告白
さて、はいはいどうも蔵餅です。
さて今回はテーマが「絶望」「告白」という何ともおっそろしい組み合わせですが、まあこの理由は後日友人に問い詰めるとしましょう。
さて、特に書くこともないので軽く宣伝を・・・
自分の友人が小説を書き始めたらしいので是非批判コメでも(ゲス顔)
なんてのは冗談ですが・・・
まあ実際書き始めたらしいので時間がある人は見てあげてください。
さて、尺も稼いだところで昼ご飯でも貪ってきます
それでは~
なぜだかわからない。
それでも、直感的に、偶発的に、それが見えてしまった。
君が死ぬ姿を。
僕はいったいどんな顔をして明日、君に会えばいいだろうか。
それを考えるだけで、胸が熱くなる。
分からない。
なんで君が死ななければならないのだろうか。
ほかの誰でもない、君が。
君の居ない世界は、僕にとって無でしかない。
君がいない世界なんて、僕はいらない。
どうなったっていい、それでも、君だけは守りたい。
そんなことを考えていたら、自然と体は動いていた。
私は多分、もうすぐ死ぬだろう。
予想でも確定でもない、そんなあいまいな考えではあっても、これだけははっきりしていた。
なんでこんなことがわかるんだろう。
自分でも不思議だ。
でもやっぱり、その通りになっちゃうんだろうな。
・・・あ~あ、なんだか短い命だった。
それでも、なぜだか満足できた気がする。
ああ、だんだんと死の足音が聞こえてきた。
ごめんね、でもどうせなら一言言っておきたかったな。
大好き、だったよ?
激しい音が私の鼓膜を揺らすと、だんだんと意識が遠のいていく。
こんなにつらい気持ちになるんだからやっぱり、言っておけばよかった。
そうやって後悔しても、もう遅い。
ああ、泣けてくるなぁ・・・
私の人生は、最後まで怠けて過ぎ去っていった。
「あ、あ、あ・・・」
僕は、何もすることができなかった。
どうして、僕は・・・
どうして僕は言わなかったんだ・・・
ただ一言「大好き」と、それだけでよかったのに・・・
僕は、本当に怠惰だ。