8th.リトル・前編
ミスがあったので訂正しました。
申し訳ありません
メールを受け取って数日後。
彼らが何時ものように訓練していると、一人の男性が部屋に入って来た。
「第19番独立部隊。調子はどうだ?」
「メリック大佐!」
19番独立部隊の面々は揃って敬礼する。
彼は第19番独立部隊の司令官も務める、メリック・エンジェル大佐だ。
「今日は新しいメンバーを連れて来た。事前に連絡した通りだ。」
「ええ。受け取って居ます。彼ってことは男性なんですよね?」
「そうだ。…よし、入って来ていいぞ」
彼が扉を開けると、一人の少年がそこに立って居た。
そこに入ってきたのは目測160センチ前半。白めの肌をし左右の目の色の違う一人の少年兵らしき人物だった。
「はっ! 自分はリキッド・ベルトブルー軍曹であります!年齢20、依然は○○部隊に所属していました!」
声が緊張のせいだろうか甲高く少女の如き印象をうけた。
「よろしく。リトル。ジェクトだ。それでこっちがアクア、ジョン。そしてセイラ、それとメディックのエルザだ。」
「リトルは優秀な子だ。少々ドジな所は有るが…よくしてやってくれ」
「リトル?この子はリキッドでは?」
「みんなからはリトルと言われてます」
その愛称通りの背丈。なっとくだろう
「なるほどリトル。ぴったりじゃない。改めまして、私はアクア。よろしくね」
「はい、よろしくいたします!」
「よろしくリトル。俺はジョン。でこっちが…」
「エルザだよ〜。よろしくね〜。」
「ヴァイ・セイラだっ。気軽にセイラって呼んでくれ!」
「よろしくおねがいします! それにしても……噂通りなんだね……」
リトルの視線はジョンの方に向く
「噂通り…って?」
「18歳未満にみえる18歳の兵士って噂だよ」
前後編に分かれます。
次回更新は一週間後です。
また、リトルに関しては友人と共同制作です。