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6th.大勝
持ち場へと到着した第19番独立部隊。
「ここを奴らが通り過ぎたら岩を落とす。そして、襲撃する。」
「けど深追いはせず、ある程度の損害を与えて撤退。」
「そして安心しきったあいつらに夜襲を仕掛ける。そうっすよね、隊長」
「その通りだ。こいつらが中ほどまで来たところで岩を落とすぞ。」
そう話す三人の下を、輸送部隊が通り過ぎていく。
やがて、中ほどまで輸送部隊が通り過ぎた
「3,2,1、…今だ!」
三人は岩を落とし始める。
岩は部隊を分断し、混乱に陥った。
「次のフェイズだ。行くぞ!」
「はい!」
アクアがアサルトライフルで指揮格を撃ち抜き、ジョン、ジェクトが崖を駆け下りる。
大した戦闘能力を持たない輸送部隊はさらに混乱し、撃たれ、切られの大損害だった。
そして、散り散りに逃げだし、死屍累々となった。
「これで最初はよし、だな。」
「ええ。次は夜…こっちが本番よ」
「あいつらに目にもの見せてやりましょう!」
と、意気込む第19番独立部隊。
この後夜襲は成功し、敵に大きな損害を与えることができた。
そして意気揚々と、三人は本部へと帰還していくのであった。
次回は二月の予定です。