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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

破壊衝動

作者: 如月 零

あぁ、なんて馬鹿らしい。


こんなことの何が楽しくて、俺はこの愚かな行為を何回も繰り返してしまうのだろう。


それを常人が理解するのは土台、不可能だろう。…いや、おそらく、誰にも、か。


俺も例外ではない。


赤に塗れた肉塊を殴る、殴る、壊す。


ああ、本当になんてムシャクシャして苛ついて、馬鹿らしいのだろう。


ああ、なんてスッキリして心地よくてーーー楽しいのだろう。


『ア…ぐぁ…』 肉塊が動こうとするのに気付く。


あんなにコテンパンにやったのになぁ。


「まーだ生きてるんだ? しぶといね、キミ(笑)」


殴る。 『ーーーガッ』 肉塊から新たな赤があふれる。


『や…ゃ、め…』 俺は近くにあった金属を持ち、



                   ----------ぐしゃ。





心の、壊れた、音がした。


あぁ、なんて、バカラシイ。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 破壊衝動という題名から格好良いと思いましたっ! 書き方が凄く鮮明で、映像化したらさぞかしグロくなるんだろうな〜、とか思ってしまいました。 [一言] とても楽しみながら読ませて頂きました♪…
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