表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/36

2-2

その後、お約束のスライムのようなモンスターや、

鷹か鷲のようなモンスターも倒しながら、

どんどん道を進んでいく。


国境から最初の街までは、馬車も通れる大きな道が敷かれ、

まず迷う事もない。


1日歩き通して、2日目、

私はかなり体力を消耗していた。


「ちょっと舐めてたかな・・・・」


るんるんと旅行気分だったのが、

多少休憩を挟むといいながらも、ずっと歩き通しは、

流石に疲れてきた。


スマホもないので、後どれくらいかも分からない、

モンスターがいつ襲ってくるか分からないという、

緊張感も、私を疲弊させた。


「眠たい・・・」


夜はモンスターが活発になるので、眠る事はできない、

昼間ならましとはいえ、ごろんと横になっていると、

ウルフの餌になりそうで、どうしても抵抗がある。


それに、一番あてが外れたのが、

この体の体力だろう。


ろくに運動もしていない公爵令嬢、まったく体力がない。


ちょこちょこ回復魔法を使っているが、

回復魔法を使う事でまた疲れるという悪循環。


「ああ・・・宿が恋しい」


そうしていると、雨が降ってきた。


「もう!最悪」


先に進むのを諦め、大きな木の下に入る。

それでも、葉の間から雫がおち、

完全な雨宿りとはいかなかった。


「はあ、エリーゼの言う通りだったな」


ついつい弱音を吐いてしまう。

エリーゼからもらったサンドイッチを食べる、

バゲットに野菜やハムがふんだんに入った

サンドイッチは、ささくれだった心を癒してくれる。


本当はウルフの肉なのども食べれると思うが、

捌く勇気はない、それに火もおこせない。


エリーゼは火打石を入れてくれていたが、

石をこんこんとしても火が付かなかったのだ。


ああ、コンロって凄かったんだな、と現実逃避する。


サンドイッチを食べ終わった後、

毛布を出して体を包む。


雨で冷え切った体には、ふんわりとした優しい暖かさが、

ほっこりとさせた。


ああ・・・眠い。


眠ってはいけないと思いつつ、

昨日からの疲労でついうとうとしてしまう。


ここにはモンスターもいるのに・・・


寝ちゃ駄目・・・ねちゃ・・・


そう思いながら、木にもたれかかっていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ