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この剣に誓う 命に換えてもあなたを  作者: 夏樹 華
新章1 1 騎士王 始まりの物語編
3/4

護衛の後任

今回は、王女の護衛についての話し合いや後任についての話しです。

それからアランとモルガンは、毎日修行の日々が続く。他の騎士団員ともにお互いに切磋琢磨しながらの毎日だ。


それからしばらくたったある日。アランは、あるところへ向かっていた。ノックをして部屋に入る。


「呼び出してすまない。」


そこは、このホーリー王国の国王ダニエル・ホーリー。すなわちここは、ダニエルの執務室なのだ。それとホーリー王国の王妃カリーナ・ホーリー。騎士団長のジェラルド・アルバトロス。それと騎士団員の1人がいた。するとジェラルドが


「アラン実は、この者がな騎士をやめたいっと相談があってな。」


「えっ。騎士団をやめる。」


衝撃的すぎて言葉を失う。団員が説明し始めた。


団員は、とある子爵家の次男。父親と母親と長男が領地で、協力しあって仕事をしていた。しかし1ヶ月前に父親が倒れた。そのショックから母親も体調を崩している。長男は、執事達に手伝ってもらいながらなんとか経営している。長男からの手紙をもらって団員は、家族を支えるために騎士をやめる事を決意。ずっとジェラルドと話し合っていたのだ。


「そうだったのか。」


「まぁそれぞれいろんな事情がある。反対は、していないが少し問題がある。」


アランは、首をかしげて


「問題とは?。」


ジェラルドは、悩んだ表情で答えた。


「王女様の護衛だ。」


団員は、王女であるリリィ・ホーリーの護衛の1人。そうなると後任を早急に決めないといかない。何度も議論していた。団員がアランを推薦した。


「アランは、実力があるから適任だと思う。」


「その意見に儂も賛成だ。団員の中で実力があるのはモルガンとアランだ。しかしモルガンは、新人の指導。アランしかいないと思った。」


アランは、困った表情で


「自分で大丈夫ですかね。」


「自信を持て。」


「我々からも頼む。」


国王と王妃からも強くお願いされた。皆の表情を見て悟った。期待してくれていた。そして


「分かりました。そのお話引き受けましょう。」


そしてアランは、王女の護衛をすることになった。


それから数日後。


騎士団員を招集して発表した。団員がやめること。アランが護衛をするとこ。


そして数日後。


今度は王女であるリリィに報告するために自室に向かっていた。国王、団員、アランが部屋に入っていた。


「お父様お話しとは何でしょうか?。」


団員は、礼をして


「王女様。実は自分騎士をやめることになりました。」


リリィは、驚き。


「なぜですの。」


団員は、すべての事を説明した。


「それは、大変ですね。」


「護衛の後任をこちらのアランが引き受けます。」


アランは、礼をして


「アランです。今後よろしくお願いします。」


「アラン様こちらこそよろしくお願いしますわ。」


その夜。


「アランもしかして緊張してるだろ。」


「当然してるよ。同じ立場だったらモルガンだって緊張すると思うよ。」


「確かにな。けど護衛をすると修行が出来ないな。」


「まぁ時間を見つけてするつもりだ。」


「頑張れよアラン。」


それから数週間後。


団員は、騎士団を去っていた。そしてアランは、護衛の1人になった。



これから新たな日々が待ち受けているのだった。

次回2章です。護衛の日々の話しです。

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