空のように
見上げた空はどこまでも澄んでいて
濁った心の私とは反対だった
あの空のように
澄んだ心が欲しかった
妬んで
恨んで
醜いもので支配される心より
透き通る心が輝くだろう
だがそれも妬みだ
無いものねだり
濁ってしまったものは
透き通ることなど不可能に近い
透き通るものが濁るのは一瞬
なのに何故濁ったものが透き通るのは難しいのだろうか
嵐のような心
忙しなく動く
安定することはない
それでも
それだからこそ
せめて少しでも落ち着いて欲しい
雲の隙間から
光が差し込むように
ただただ、優しさで満ち溢れる人に戻りたいと思った。
接客業に勤める人も、同じ人間です