第十話 これでラスト
黒「さて、いよいよ最終回」
白「でも推敲もせずに書いてるから本当に終わるかは怪しいという」
黒「ではまあ引き続き5位からいくぜ!」
5位 不思議の海のナディア
白「あ~、作者の人生を変えた作品やね」
黒「当時のヒロイン像を変える、超個性的なヒロインでしたな」
白「今冷静に見返すと、けっこう粗が目立つね。最終話とかも」
黒「まあでもこの作品がなかったら、作者の人生は明らかに変わっていたと思う」
白「アニメに傾倒するようになったね。もっとも主流はやはりマンガの方なんだけど」
黒「最近はあまり読まないけど、中学生時代の作者の読書量は休日だと下手すれば5冊ぐらい読んでた」
白「マンガじゃなくて小説でね」
黒「イリヤ以降、あれを上回るラノベはないので、歴史物にシフトしていったけど」
白「でもGATEはガチで面白かった」
黒「幼女戦記も面白いんだけど……ちょっと癖が強いな」
白「とにかくナディアは関連グッズまで集めるほどのハマり具合で、アニメ誌を買い始めたのもここから」
黒「後にエヴァが始まるまで一時期やめてたけどな」
白「現在はネットが主流だから、全然買わなくなったね」
黒「じゃあ次、いってみよう!」
4位 時をかける少女
白「こんなにランク高いのね……」
黒「映画館で自ら3回も見た作品はこれだけ。ナデシコは付き合いで行ったことあるけど」
白「内容はまあ……今でも通用するよね。青春の切なさ炸裂」
黒「ガーネットとか聞いてると泣いちゃう」
白「挿入歌もいいんだよね」
黒「コメディタッチで笑えるところは笑わして、ちゃんと泣かせる。細田監督の出世作」
白「この人を使いこなせなかったジブリは、まあパヤオが死んだら終わるかな?」
黒「キャラクタービジネスに特化すれば、遺産で半世紀は戦えそう」
白「とか言ってると5年ももたなかったりする」
黒「ジブリはもう、新しいものは全く生み出さない会社になったからな」
白「ナウシカの続編作ってくれたら映画館にいくとは思うけど」
黒「まあ、ないよな」
3位 天元突破グレンラガン
白「爽快で痛快な作品だけど、ご都合主義にはならないという」
黒「失敗しなかったトップをねらえ2とでも言うべきか」
白「それはあまりに……」
黒「スパロボでも高い出演率を誇っていることから、現在でも人気は高い」
白「グレンラガンの最初の登場とか、ギガドリルブレイカーとか、決戦時の挿入歌とか、とにかく痒いところに手が届く作品」
黒「頭カラッポにして見れる娯楽作品だな。まあ悲劇的要素もあるんだけど」
白「それでも進んでいく、というのはまさに作中で何度も言及されるドリルを象徴してるよね」
黒「テレビ版のOPがかっこいいんだ、これがまた。後期のOPなんか特に」
白「でも第一話の冒頭は要らなかったというか、もうちょっと違う描き方をしてほしかったかな」
黒「これと電脳コイルが放映されていた時期は、作者にとっても大変に幸せな時期であった」
2位 機動戦士ガンダム(ファーストの系譜)
白「大正義ガンダム様です」
黒「後の世に巨大な影響を与えたという意味では、エヴァと同様なのかね」
白「俗に言うリアルロボットの潮流を作った作品で、既に現在はブランド化しています」
黒「ちなみにファーストの系譜は無印に始まって、ユニコーンで終わりと考えている。まあまだ一年戦争時代の作品がどんどん作られてるけど」
白「作者は特にZが好きかな。デザインが素晴らしい」
黒「ファーストはOPとか見ても「おいおいw」ってなる部分がけっこうあるからな。劇場版三部作で充分かと」
白「Gアーマーの運用とか、けっこう面白いんだけどね」
黒「でもあの合体がありえない。合体の妙という点ではVガンの方がはるかに優れている」
白「VガンとかGガンとかクロスボーンも含めてガンダムにしたら、一位になってもおかしくないよね」
黒「さて、では第1位だが」
白「ここまでの流れを読んだら、もうあの作品しかないというのが分かるよね」
黒「そう、では発表します」
1位 魔法少女まどか☆マギカ
白「もう説明の必要ないかと」
黒「虚淵の脚本が傑作で、新房がそれを見事に活かしたと」
白「放映時のハプニングも含めて、伝説の作品」
黒「セカイ系の個人の救済と、作品内の世界の救済を一致させた、奇跡的な名作」
白「エヴァ以降の潮流の到達点と言えるのかな」
黒「ちなみにテレビ版は ほむ×まど と見せかけた まど×ほむ。そして叛逆の物語でリバってるという」
白「そういう楽しみ方もあるのね……」
黒「うっとうしい恋愛が絡んでなくて、ひじょうに気持ちよかった。まあほむほむのまどかに対する感情は、完全に愛だけど。本人も言ってるし」
白「叛逆の物語のガンカタはかっこよかった」
黒「うむ、マミさんマジで強かった」
白「この作品の長所を述べると?」
黒「全体的な構成が秀逸。特に3話までと、4話から9話まで。そして10話があって、残りの二話があるというこれ」
白「10話には20話分ぐらいの情報量が詰め込まれているわけだね」
黒「このあたりはエロゲ出身の虚淵の手腕が光る」
白「これ以降はセカイ系の作品の名作ってないような。強いて言うならグリッドマン?」
黒「あれは面白かったけど、予定調和だった。もちろん楽しんだけど、突き抜けはしなかった」
白「エヴァがセカイ系の大潮流を作り、まどマギが完成させたと」
黒「庵野がエヴァの最終話でこれを上回れるか……まあ無理だと思う。もう素直に娯楽に徹してほしい」
白「そんなわけでお送りしましたオールタイムベストアニメ。ナウシカが入っていなかったりするけど、これはナウシカが世界の救済を語った作品であって、個人の救済を主題にしていなかったから」
黒「作者の趣味に合わなかっただけであって、作品自体の素晴らしさは上位に入ると思う」
白「あとナデシコとかカレイドスターとか、本当にランクインしていない名作は多い」
黒「ただナデシコは……劇場版でちょっと、評価を落としたかな」
白「テレビ版の内輪に向けて作ったような感覚は好きだったんだけどね」
黒「カレイドスターは本当に名作。あとパトレイバーとかも泣く泣く切った」
白「なんだかんだ言って候補に挙がったような作品は、全部名作なのである」
黒「ラーゼフォンとか挙がってない名作もあるけどな」
白「じゃあ、こんなところで」
黒「うむ、作者の戯言に付き合ってくれて、皆さんありがとう」
白「ぶっちゃけ趣味の話なんで、ポイント評価とかいらないです」
黒「ただ、『これを見ろ』という作品とか紹介してくれるなら嬉しいかな」
白「ポイントはいらないけど感想はほしい。そんな感じです」
黒「それでは、ちゃんと終わりました」
黒白「ばいばいき~ん」
以上です(*´∀`*) 趣味の発露をわざわざ読んでくれた皆さん、ありがとうございました。




