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召喚

皆さま初めまして、カラメルtakumiです!今回初めて小説を書いてみました。読む側から書く側になる難しさを痛感しております。拙く、伝わりづらい場面もあるかもしれませんが暖かい目で見てもらえれば幸いです!


 佐々木タクミは今、目の前のことが理解できずにいる。


「いや~いきなりで悪いが、君には異世界に行ってもらいたい」

白髪のじいさんが軽い感じで声をかけてくる。

 え?ここどこよ、俺コンビニに行くために道歩いてたんだが、いつの間にかこの真っ白な空間に来ていたんだけど。


 真っ白な空間には、ちゃぶ台とそれを挟んで座布団二枚が置かれている。じいさんは座布団に座り、俺を見ている。


 状況を理解できずにぽかんとしていると、じいさんが首をかしげる。

「何をぽかんとしているのかね? とりあえずそこに座りなさい」

 じいさんは対面の座布団を指さしている。状況は理解できないが、とりあえず言われたとうりにしよう。座布団に座る。


「あの、あなたはいったい誰なんですか?」

 

「おぉ、そういえば自己紹介をしていなかったか。儂は神と呼ばれる存在じゃ」

 なんと、この爺さんは神だったか。道を歩いてた俺をこんな所に飛ばすなんて神様くらいしかできんわな。


「神様でしたか、俺の名前は佐々木タクミって言います」

 神様なら知ってそうだけど一応自己紹介位しておこう。


 少し雑談をして、異世界についていくつか分かったことがある。


剣と魔法のファンタジー世界で、名前はラグナスト。ステータスがあり、魔物がたくさんいるそうだ。ラグナストには人だけでなく、獣人やエルフ、ドワーフや魔族もいる。この世界では魔族は悪の存在ではないそうだ。


 雑談が一区切りつくと、さて、と言いながらじいさんが話し始める。


「さっきも言ったと思うが、君には異世界に行ってほしいのだよ。もちろんそれ相応の対価は払うぞ」

 ラノベとかでよくあるあれだよな。それならぜひとも行ってみたい。異世界転移なんて俺が何年夢見たことか!


「なぜ、俺なんでしょうか」

 こういう異世界転移には必ず理由があるはずだ。俺に隠れた才能があるとか、それか俺が――


「ん、理由か? 特にはないの」


「え、まじすか? 俺に隠れた才能とかは......」


「ないの。能力は平均程度だし」

 なん――だと。じゃあなぜ俺は呼ばれたのだ...


「適当に召喚かけたらお主だっただけじゃ」


 まじかよ...ラノベ読みまくってた俺からしたらさ、自分に特殊な力があるかもとか思うわけじゃん!能力は平均スタートかよ!

 平均ステータスでどう生き延びるか思考していると、爺さんが咳ばらいをしてくる。いかんいかん、ぼうっとしすぎた。


「そう気落ちしなさんな。ちゃんと対価は払うと言っておるだろう」

 そういえばそうだな、よし最後までちゃんと聞かなくては。もしかしたら最強になるかもしれないしな。


「そういえばそうでしたね。いったいどんな物がもらえるのでしょうか」


「能力の増強と、いくつかのスキルでどうかの」

 能力が上がるのはいいぞ! 俺が異世界で冒険するのがだいぶ楽になる。


「そうですね、それで構わないです。スキルは自分で設定できますか?」


「もちろんじゃ。ではステータスと言ってみてくれ」

 その掛け声はラノベのテンプレじゃないか!俺の異世界物語が現実になってきたな!

お疲れさまでした。感想や意見お待ちしております!

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