表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想と召喚の絆  作者: イ尹口欠
北の山編
44/151

36

 さてやってまいりました、深夜の北の山です。


 レベリングは明日の予定ですって?

 ははは、何を仰る。


 今から明日の日が落ちるまで、狩り続けるんですよ……!!


 実は当初、朽ち果てた寺院でふたりを連れてパワーレベリングするということを考えていたのですが、グリズリーを魔物知識で見て考えを変えました。

 昼間戦ったグリズリーのステータスはこちらになります。


《グリズリー

 Lv20 爪5 筋力強化3 生命強化3 突進3》


 ロッティングコープスがレベル15だったのに対してレベル20です。

 確実にグリズリーの方が経験値が多いのです。

 しかもボスであるロッティングコープスはリポップするのにしばらく時間がかかります。

 対してグリズリーは出会う頻度こそ少ないものの、適当に歩いていればエンカウントする程度にはいます。


 圧倒的に、ここが美味しい狩場ですね。


 おっと、早速グリズリーがやって来ましたよ!


 夜のグリズリーはどうやら夜目というスキルが追加され、レベルがふたつ上昇してレベル22となっています。

 経験値が増えましたよ!


 では早速、


「ブラインド!」


 タッとムラマサが躍り出ます。

 ヨサクは余裕のある足取りで前線に向かいます。

 この辺は敏捷の差でしょうか。

 もしかしたら性格の差かもしれません。


「次のブラインドはマドカに任せますね」


 MP自動回復のあるマドカにブラインドを全て任せても良いのですが、さすがに全部はMPに不安がありますので、半分は私が受け持たねばなりません。

 しかしグリズリーのブラインドがいつ切れるか分からないため、その判断をマドカに丸投げすることにしました。

 AIなら切れるタイミングを適切に学習してくれることでしょう。

 こういう正確性の求められる作業は、ゲームのAIといえどやはり人間が及ばない領域です。


 ガスッ!


 ビュオッ!


 ドガァ!


 うんうん、順調ですね。


 あっさりと倒して、レベルアップしました。

 これで私はレベル12です。たった二戦でこれですから、明日にはレベル15くらいになってそうですね。


 さあこの調子でどんどん狩りましょう!!


     ◆


 日暮れ前に街に戻ってきました。

 いやードロップ品を売りさばいたのですが、懐がほくほくしますよ。


 さっそくネクロマンサーギルドへ向かいましょう。

 召喚スペースを借りませんとね。


 おっと、四体も召喚獣を連れていると邪魔ですね、街に入る前にパーティから外しておきましょう。


今回は短くてすみません。

次回は召喚、合体と長いのが続くのでここで区切られてます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ