表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想と召喚の絆  作者: イ尹口欠
アンデッド村開拓記編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

116/151

105 召喚 合体

 …………。


 あ、ルフレミラントですね、着いたみたいです。

 やっぱり徹夜はよくないですねえ。

 疲労はないのですが、意識が飛んでしまいましたよ。


 道中の敵は問題なくヨサクたちが片付けてくれたようですね。

 私は歩くことに集中していたのか、気がついたらルフレミラントにいました。


 いやあ綺麗な街ですね。

 アドリアンロットが田舎町に思える瀟洒な石造りの町並みです。


 さてまずはネクロマンサーギルドを探しましょうか。

 レベルアップで追加召喚できる分を引いておかないと、気が済みません。


 ……というわけで、やってまいりましたネクロマンサーギルド。

 相変わらずシケた建物に無愛想な受付ですが、召喚には一切関わりないので気にしません。


 前回からレベルがふたつ上がっているので、ネクロマンサーの死体ガチャが4回、ソウルブリンガーとドラゴンメイジとセレブリティスカラーが2回ずつです。


 さあ、早速いきますよー。


「召喚!」


 ずもももも。


【グールを召喚しました】


「次、召喚!」


 ずもももも。


【ロトン・ワームを召喚しました】


 うわ、なにこれ気持ち悪い!?

 腐った巨大な芋虫ですよ!?


 はい仕舞う、仕舞う。

 こんなのいきなり出てきたらびっくりして心臓止まりますよ!!


 ……ていうか、何に使うんですかアレ。

 戦闘に参加?

 いやですよー気持ち悪い。

 私、ゾンビやスケルトンは平気ですが腐った芋虫までは範囲外です!


「次、召喚!」


 ずもももも。


【マミーを召喚しました】


 ぐは、三体目……。

 合体にも使いづらいし、こいつらどうしたもんでしょうかね。


「次、召喚!」


 ずもももも。


【スケルトン・アックスマンを召喚しました】


 おっと懐かしいですね。

 ヨサクの初期はこれでした。

 でもね、今の君の面倒を見ている余裕はウチにはないんだよ……。


 サリッサとシャムシール、それからリュウタロウとルシオの合体数を上げるのが急務なんだよ。

 だからちょっとそこの未合体ソードマンと一緒にベンチを温めててくださいね。


 では次はソウルブリンガーですかね。

 武器より防具を優先しましょうか。

 合体数少なめの連中を早めに戦力に加えたいのです。


「では防具召喚!」


 しゅきーん。


【ソウル・マントを召喚しました】


 お、使い勝手のいい防具ですね。

 これなら誰にでも合体できそうです。


「次、防具召喚!」


 しゅきーん。


【ソウル・ラウンドシールドを召喚しました】


 お、これも良い防具です。

 片手盾ということは、ロッティングコープスのリュウタロウに丁度良さそうですね。


 さて次はドラゴンメイジですか。

 まあこれはいつもどおりでしょう。


「召喚!」


 ゴオオオオオ。


【レッサードラゴン(地の尻尾)を召喚しました】


「次、召喚!」


 ゴオオオオオ。


【レッサードラゴン(雷の吐息)を召喚しました】


 はいはい。

 残弾数が着々と増えますねえ。

 まあこれはこれで使い勝手が良いので、別に構わないのですが……。


 それじゃ最後にセレブリティスカラーですね。

 これは合体数を稼げるので、期待ですよ?


「召喚!」


 キラーン!!


 おっと、この光り方はいつもと違いますよ!?


【ウォーターウォーキングの書を召喚しました!】


 おお、水魔法の第五段階くらいの魔法じゃないですか!

 水上歩行の魔法は誰も持っていないので、丁度いいですね。


「では最後の召喚!」


 きらーん。


【ブラックオニキス・リングを召喚しました】


 ……これは!

 闇魔法の消費軽減の指輪ですよ!?

 いやあいいものを引きましたね。


 それじゃ次は合体です。

 さて候補は……と。


 むむ、悩ましいですねえ。


 主力の強化をまず優先して、その上で半端な戦力の増強を図りたいところです。


 レッサードラゴンの尻尾にロトン・ワームを合体して猛毒の尻尾を作り出せるのは僥倖ですね。

 ハッキリ言って、ロトン・ワームそのものをもう二度と見たくないレベルで苦手意識を持ってしまったので、とっとと合体して消してしまいたいです。


 ううむ、今後も出てきたら尻尾と合体ですね。

 尻尾がなくなったら、どうしましょう?


 …………ヤツハカ村にでも放っておきましょうか。

 ミミズみたいに農地改善に役立つ可能性もありますし。


 とにかく手元には置いておきたくありませんね。

 こればかりはネクロマンサー愛に溢れたこのファナであっても、度し難いものがあります。


 次はソウル・マントですね。

 これは非常に悩ましいのですが、レイス・スカラーのタツヤの強化に使いたいと思います。

 魔法使い戦力はマドカとフジキくらいしかいないので、タツヤにはできるだけ早く育って貰わなければなりません。


 ソウル・ラウンドシールドはロッティングコープスのリュウタロウで決定ですね。

 次点でスケルトン・シミターマンのシャムシールもアリですが、ティアー3のリュウタロウの方が活躍しそうです。


 ウォーターウォーキングの書はタツヤに重ねられるので、これも決定ですね。

 書物は大きく両手を使うので、マドカやフジキに持たせるメリットは皆無ですし。

 戦闘中に使うことがないから気にしないという考え方もあるのですが、元からの水魔法を強化する意味でもタツヤに合体するのが得策だと判断しました。

 あと本スキルというものがあって、それが強化されるのが美味しいため、書物はタツヤに集中する方が良いでしょう。

 自前で使うよりもブーストされててお得みたいですよ?


 ブラックオニキス・リングはマドカに合体します。

 指輪二つ目ですが、問題なく合体できるようなので、主力の強化に使うのが効率がいいでしょう。


 さあ、まとめて合体しますよー。


【レッサードラゴン(地の尻尾)にロトン・ワームを合体します】

【ドラゴンゾンビ(猛毒の尻尾)が誕生しました】


【レイス・スカラーにソウル・マントを合体します】

【レイス・スカラーが誕生しました】


【ロッティングコープスにソウル・ラウンドシールドを合体します】

【ロッティングコープスが誕生しました】


【レイス・スカラーにウォーターウォーキングの書を合体します】

【レイス・スカラーが誕生しました】


【レイス・ソーサレスにブラックオニキス・リングを合体します】

【レイス・ソーサレスが誕生しました】


 よしよし。

 では手持ちの召喚獣がどうなったか見てみましょう。


《同化召喚獣》

 エルダー・リッチ


《合体召喚獣》

 スペクター・ヴァイカウント(ヨサク/十一体合体)

 スペクター・フェンサー(ムラマサ/七体合体)

 スペクター・ガーディアン(ササキ/六体合体)

 デュラハン・デュアルライダー(セルフィ/六体合体)

 レイス・ソーサレス(マドカ/六体合体)

 レイス・スカラー(タツヤ/六体合体)

 フライング・ドラゴンクロウ(グラインダー/五体合体)

 スペクター・バンカー(ロビン/五体合体)

 グリムリーパー(フジキ/四体合体)

 ファラオ(マルキド/四体合体)

 ロッティングコープス(リュウタロウ/四体合体)

 スケルトン・パイクマン(サリッサ/三体合体)

 スケルトン・シミターマン(シャムシール/三体合体)

 スペクター・キャスター(ルシオ/三体合体)

 ダンシング・ミスリルフレーム(ミスリム/二体合体)

 ドラゴンゾンビ(猛毒の吐息)(二体合体)

 ドラゴンゾンビ(猛毒の爪)(二体合体)

 ドラゴンゾンビ(猛毒の尻尾)(二体合体)

 ドラゴンゾンビ(毒の吐息)(二体合体)

 ドラゴンゾンビ(毒の吐息)(二体合体)


《ネクロマンサー》

 マミー

 スケルトン・スミス

 マミー

 スケルトン・ソードマン

 スケルトン・ウッドクラフター

 グール

 マミー

 スケルトン・アックスマン


《ドラゴンメイジ》

 レッサードラゴン(火の吐息)

 レッサードラゴン(水の吐息)

 レッサードラゴン(火の爪)

 レッサードラゴン(氷の吐息)

 レッサードラゴン(地の吐息)

 レッサードラゴン(風の尻尾)

 アストラルドラゴン(霊の吐息)

 レッサードラゴン(雷の爪)

 レッサードラゴン(火の尻尾)

 レッサードラゴン(風の吐息)

 レッサードラゴン(雷の吐息)


 一気に合体数を伸ばしたタツヤですが、セレブリティスカラーは合体数を伸ばしやすくていいですね。

 反面、グラインダーやミスリムの合体数が伸び悩んでいるのが悔やまれます。

 まあいまでも戦力になるくらい強いんですけどね。


 しかしトリプってるマミーは何に使いましょうねえ。

 支配地に配備したところで役に立つとも思えませんし……。


 レベルが上って新要素が出たら何かに使えるかもしれませんし、それまではパーティ欄に死蔵しておくとしましょう。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ