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主人公が作者に文句をいってくるのですが‼  作者: 焔
第1章 成長の始まり

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第1章 第10話 1日の終わり

「おい。作者」

作者

「ハイハイ~~~~♪何かしら~~~~♪優徳ちゃん~~~~♪」


「え!?キモいは、引くわ~~」

優徳は作者から距離をとる。


作者

「え、ちょ、待って引かないで冗談だから。」



 さて、場所は変わりグランドにアリアと一緒に来て見たら色々凄かった。グランドには避難したはずの他の生徒達の姿はなく、ところどころに血痕が残っていた。それ以外には、青色のプニプニした生き物、そう!スライムである……グランドの半分くらいを埋め尽くしている。

 はっきり言ってキモいな……、うんマジでないわ~~見た目は可愛いんだけどね。おや?グランドについている血痕にやけに群がっていりみたいだな。わからないことがあったら、アリア先生に聞いて見よう!

「アリア、あのスライム達グランドの血痕に群がっているみたいだがどうしてなんだ?まさか……お掃除屋さんだよ♪とか言わないよな…。」


「え?優徳君よくわかったね。スライムは、魔物や魔獣の死骸とかを食べて綺麗にしてくれる便利な掃除屋さんみたいなものだよ!」


 なるほど納得納得、しかしこんなにスライムって一ヶ所に集まる物なのか?

「なぁーアリア、スライムってこんなに集まる物なのか?」


「え~とね、さすがにこんなに沢山のスライムはみたことないかな…………。」

 自身なさげにアリアは言った……

「でも大丈夫だよ!!スライムが人を襲うことなんかめったにないから。」


「本当に?」

 俺は念のためもう一度聞いて見る。

「…………うん」

 あれ?なんか間があったような気がするだが、本当に大丈夫だよな…………。もう一度聞いて見るか。

「本当に大丈夫だよな…………?」


 アリアは少し挙動不審になりながら……

「大丈夫だよ……優徳君。スライムが人を襲うなんて……メッタニ……ないから。」


 おい、今聴き逃せない単語があったぞ!滅多にってことはたまには襲うってことじゃないか!!

「アリアとりあえず他の皆を探そう。あと絶対にスライムに触れるなよ……。触れた拍子に大量のスライムに追いかけられるなんてしゃれにならないからな……。」


「………………え?」

 あ、アリアがなんか倒そうとしてスライム達のうちの一体に触れていた………………えぇぇぇぇー!!なんで触れてんだよ!!…………ほらスライム達の方を向くと、そこにはまるで津波のような勢いのスライム達が広がっていた。

「て、おい!何ぼさっと立ってんだ逃げるぞ!」

 そして、俺達の鬼ごっこ(捕まったら本当に死にます)が始まった……………………。


 10分後の校舎の中、俺達は息をきらしていた。

「とりあえずここまで逃げれば大丈夫だろう。」

 俺達は今、校舎ないにある学食棟に逃げて来ていた。あの後、俺達はスライム達に追いかけ回されたあげく、ゴミ捨て場に行きつき行き止まり。もうダメか……と思ったら、スライム達がゴミの方に行ったため一命をとりとめたのである。

 はっきり言ってもう二度とごめんな体験だった。

 今日の夢にでなければいいな~~~~。

「優徳君、これからどうしますか?」

 アリアが質問してきた……

「そうだな…………、とりあえずグランドに逃げた生徒達がいなかったってことは他の場所に避難したんだろう。校内で避難出来そうな場所は、体育館か学食棟つまり今俺達のいる学食棟には誰もいないから……おそらく体育館だろう。」


「わかったわ、それじゃ行きましょ。」


「まてアリアもうすぐ夕方になる、他の生徒達を探すのは明日にしよう。」


「えぇー、わかったわ。」


 あれ?案外簡単に許可がもらえたな……。俺が襲うとか思わないんだろうか?まあ、しないけどな。そんなこんなで、俺達の1日目は終わって行ったのであった。

ぐふぐふ

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