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主人公が作者に文句をいってくるのですが‼  作者: 焔
第1章 成長の始まり
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第1章 第1話 作者に対する主人公の罵倒~悲劇の始まり (作者にとっても)

頑張って書きました。主人公が作者に対する不満をぶつけたり!悲劇の世界になるお話かな?です。ブクマわレビューに追加やコメント頂けるとありがたいです。

 


「どうも皆さんこんにちは!俺は主人公の如月優徳(きさらぎ ゆうと)と言う。」


 ごく普通の高校生である。俺の通っている高校は、黄泉高校と言う変わった名前の学校だ……。

  まあー、名前のとうりに色々な幽霊などがでるとか……でないとか言われている。

  ちなみに俺は黄泉高校の寮で暮らしている。

  広さは、3DLKぐらいである。家具、キッチン、Wi-Fi完備の色々と整った設備の寮であるのだが…………何故か俺以外の入居者がいないと言う謎の事態が起こっている。

  ふむ、何故?本当、謎だわ~~~~~~~~

  ここまでの長い説明に付き合ってくれてありがとう、読者の皆さん。まず俺は今から作者に文句を言おうと思う!!それでは、息をいっぱい吸って!!



「説明文長いだよ!!作者!!もっと気合い入れて書けやボケ!!!!」ハァー、ハァー


 作者

  「~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~え?」

 ベッドの上でス○ホで、白○プロ○ェクトやりながら首をかしげている姿の作者がそこにはいた。


 優徳は頭に青筋を浮かべながら作者に対する暴言もとい不満を暴露する。


「え?じゃねぇよ!!もっと新しい物に挑戦しろよ!!!学園ものなんて、定番中の定番じゃねーかよ!!もっと考えてかけよ!!」


 作者

「自分の作品の主人公に罵倒 (うれし……)された。ひど、俺、これでも作者だからね!?何で、自分の作品の主人公に暴言を吐かれちゃってんの~~~~~!!もう、泣くよ……!!マジで」


「作者よ……オ・ハ・ナ・シしようか。」

 聖人のような笑顔で優徳が。(後ろに黒い阿修羅のようなもやをたぎらせながら)


 作者

「はい、なんでしょうか?」


  ガタガタと震えながら。

 あ、これダメだ。ごめんなさい読者の皆、僕、命の危機に(ひん)しています。自分の作品の主人公が怖いんですけど、どうしよう。


「もう少し考えて書こうよ。わかった?」

 ニコニコとまんべんの微笑みをしながら。後ろには、相変わらず黒阿修羅様(くろあしゅらさま)がもやもやと般若(はんにゃ)のような顔で。


 作者

「わかりました!!頑張って考えてさせていただきます。」

 ひやひやしたぜ、なんとか自分(作者)は助かりましたよ読者の皆さん。

 ふ~、本当肝が冷えましたよ。


「わかったなら速く書けや~~~~~!!!」


 作者

「理不尽だ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!」

 この後、作者は死にもの狂いで作品を書き始め、そしてなんか、作者の不適な笑い声が部屋にこだましていたと言う。

「ふ、ふ、ふ優徳め普通の高校生を歩ませてやらんからな!!

 ふわははははははははは!!!!!」


 その後、優徳は作者にたくさんの改良点もとい不満を言ってスッキリとした笑顔で自分の寮部屋で寝ていたのだった。


「は!!今寒気がしたような気が。嫌な予感がするな。まあ、良い寝よう」


 翌日の朝、優徳は日課のランニングを行っていた。

「ハァーハァーハァーハァー、後500メートルぐらいだな」


 人と人との出会いが突然なように、また人以外の物との出会いもまた突然なのかもしれない。はたまた、それが運命かは人それぞれの考え方によるだろう…………………………。


「ヒャ!!…………」


 痛てて…………、何かにぶつかったのか?何か声が聞こえたような?揉み揉み、うん?手先に何か大きくもなく小さくもない丁度良いぐらいの大きさの手触りの良い物が。


  揉み揉み……………………………。


「ヒャ!!あの~お願いしますから、その手をどけてくだひゃい。」

  声がしたので頭を上げて見てみるとそこには、すみわたった青空を思わせる髪の色をした少女?いや…………幼女がいた。


 この状況アウトなんじゃないだろうか?

  汗をかいた男子高校生が幼女を押し倒して胸に手をおいて揉んでいる。

  しかも、幼女は若干涙ぐんでると来たもんだ。うん、アウトだねこれ、主に世間的に。どうした物だろうか?とりあえず誤解がないように説明をしなければ。

「あ、あのーお願いですから胸から手をどけてください!!」

 と言われて幼女から離れる。

「あ、あぁーすまなかった。わざとじゃないんだ許してくれ。というか、本当にすまなかった。」尻餅をついている幼女に手を伸ばしながら。

「え、あ、はい。こちらこそ前を見ていなかったので、すみません。お兄さんは、優しいですね。」


「そんなんじゃねーよ、それよりお前この学校じゃ見ない顔だな。」若干顔を赤らめながら、そう優徳は今時珍しく純粋な高校生なのである。


「え、あ!はい。私、今日から転入する事になりました。アリア・ユキナです。よろしくお願いしますね。」

  握手を求めた。


「あぁーよろしくな。」

 俺は、握手をしながらそういって笑った。まだ、この時はわからなかった。これから始まる、平和な世界が崩れてしまうあの事件が起こる日だと知らずに。この時の笑顔が最後になるかもしれない可能性に。

 はたして、この時の出会いは運命だったのか。それとも、単なる偶然だったのか。今後始まる悲劇の前兆だったのかもしれない。今はまだふせとおくことにしよう。








次回、悲劇の始まり(世界と作者にとっての)

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