3 犯罪者トラン
「ここは僕達が住んでいた大陸じゃない可能性があるね。」
「マジか!
なんでそんなことわかんだ?」
嬉しそうに驚くトラン
「空気、光、植物、地形、僕達が知っている雰囲気と違うから……。
憶測だけど」
「それヤバくない?」
「ヤバい…。
それもかなり
同じ大陸だったとしてもこれだけの変化は
かなり離れたところにいる可能性が高い。」
「そんなんできるの?」
「わからないけど、
事実、今僕たちは山頂にいる。
あの鏡が関係してる事は間違いないけど」
「…」
「…僕ら…
もしかして…」
「なんだ?」
「もしかしたら、別の世界の可能性もある」
「別の世界!?」
「古き記しにあるんだよ。
遺跡の奥底には、我らの知らぬ理が眠る。
『神、進みゆく人を愛で、常世の闇に隠したもう』
……そんな古い言い伝えがね」
【王国古伝:進人隠しの章】
黎明の時、人の知恵は天に届き、地を穿ち、
神の庭さえも侵さんとした。
神、その傲慢を咎めず、むしろ、
進みゆく人の足跡を愛でたり
故に、神は遺跡の深淵に別なる理を敷き、
神、進みゆく人を愛で、常世の闇に隠したもう
扉は閉じ、鍵は砕かれ、愛しき民は、来るべき目覚めの時まで、時の外側へと委ねられたり。
◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆
…
沈黙
…
「…マジかよ……はは」
…
「…」
考えこむベルグ
「なぁ?ここが別の世界ならさ
ここで何やってもいいってことか?」
とんでもないことをいう
とんでもトラン
「ダメだから!ダメに決まってるでしょ!
何やるつもりなの!まったく!
犯罪者の心理じゃないか!」
慌ててトランを説得するベルグ
こんばんは!
いつもありがとうございます!
更新…遅いです…
すみません…




