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その28

「今は良いよ。ただ側に居たいから」


 自分に言い聞かせるように言った。ただ側にいるだけで満足しないとダメだ。はぁ~半分本心で半分ウソな言葉だな。


 俺は、泣いている彼女の横で、何も出来ずに座っていた。



 彼女と別れ、家に帰って寝ようとしていたら、彼女からメールが来た。ごめんとありがとうのメールが、でも、俺はどうしても返事が書けなかった。


 ごめんに対して、気にするなとはもう言えない、気にしてほしいのだから。


 何って返事を書けば良いのだか?


 はぁ~。いつまで、彼女の側に居れるだろうか……。


 織笠が男と付き合う事で、不安定になってるのは俺の方なのかも? そんな気がした。


 次の日から、少しだけ、彼女との距離をとりたくて、授業の出席には結構余裕があったので、勉学には真面目君なのです。ただ休まず通ってるだけとも言うが……ちょっと大学を休んだ。


 その間、メールの返事も書かなかったし、彼女から新たなメールも来なかった。


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