表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
73/152

第73話 シャスタ山事件

【高槻レオマンション・806号室】


シャワーを掛かり、バスロープ姿の真彩と悠斗。

ソファにくっついて座り、足を絡め合い、時々、キスをしながらテレビを見ている。


悠斗がチャンネルを切り替えると、丁度、特番のミステリー番組が放送されていたので、超常現象やミステリーに興味ある悠斗と真彩は、番組を食い入るように見ている。


色々な不可解な事件が紹介され、再現ドラマも用意されている。


番組終盤となった時、真彩と悠斗、驚く。


真彩「えっ、不可解な行方不明事件って……」

   

字幕の文章を読み出す悠斗。


悠斗「カリフォルニア・シャスタ山。小さな子どもが突如としていなくなり……数時間後にどこからともなく現れる……」


真彩「これって……?」


悠斗「あぁ、俺達が体験したのだ……」   


真彩「ママが見てたら大変! どうしよう?……ママに電話しよ」


悠斗「うん。電話した方が良い」


真彩、慌ててスマホを手に取り、亜希に電話する。


悠斗、テレビの音量をオフにする。


真彩、スマホのスピーカーフォンボタンをタップし、悠斗の顔を見ながら亜希が電話に出るのを待っている。


悠斗も、真彩の顔をじっと見ている。


呼び出し音、七回目で亜希が電話に出る。


真彩「あっ、ママ、今何してる?」


亜希(声)「今?……お風呂から上がったとこ。何かあった?」


真彩「ううん、何も無い。声が聞きたくなっただけ」


亜希(声)「嬉しいこと言ってくれるねー。マーちゃん、だーい好き。悠斗とは? 仲良くやってる?」


真彩「うん。仲良くやってるよ」


亜希(声)「もう、二度と悠斗と離れちゃダメだよ?! 意地張らないで、可愛い女でいなさいよ!」


真彩「はーい。うん……うん……はーい。分かった。じゃー、お休み!」


真彩、電話を切る。

そして、悠斗の顔を見てニッコリする。


悠斗「母さん、シャスタ山って聞くだけでダメだもんな。俺達が居なくなった時、どんだけ恐怖だったか……可哀想に……」


真彩「洞窟で眩しい光見たのは記憶にあるんだけど、私あんまり覚えてないんだよね……」


悠斗「うーん……不思議な異空間にいる感じだったな。多分、あそこ、portal だと思う」


真彩「異次元の入口?」


悠斗「うん」


真彩「まぁ、それ以外に考えられないよね」


悠斗「うん。母さんの叫び声が聞こえた瞬間、洞窟が消えて、目の前に泣いてる母さんが居たんだよな……」


真彩「でも、あの日から特殊な能力、得たんだよね……」


悠斗「ああ」


真彩「そう言えば、紀香がユタ州に一週間滞在した時にUAP見たって言ってた。カリフォルニアでも見たって言ってたし、あの子よく見るんだよね」


悠斗「へーぇ、ユタ州って……北東部、超常現象が多発するスキンウォーカー牧場あるよな」


真彩「あぁ、私、航空工学博士の Travis S. Taylorさんのファンなんだよね」


悠斗「えぇ?……」

   

悠斗、不機嫌な顔になる。


悠斗「あんな五十過ぎたおっさんのどこが良いんだよ!」


真彩「えぇー?……カッコいいジャン。賢くて勇敢で。立ち向かって行く姿に魅かれるんだよね」


悠斗「ああいうタイプが好きなんだ。ふーん……」


悠斗、不機嫌な顔。


真彩、悠斗の顔を見る。


真彩「えっ? ひょっとして、焼きもち妬いてる?」


悠斗「妬いてないもん……」

悠斗、口を尖らせ、拗ねている。


真彩、悠斗の顔をじっと見る。


真彩(心の声)「悠斗、可愛い……」

   

真彩、悠斗の顔を見て微笑む。


真彩「悠斗、大好きだよ」


真彩、悠斗の唇に優しくキスをする。


悠斗、真彩の行為を喜ぶ。


真彩の顔を見て微笑む悠斗。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ