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第70話 私は誰? ここはどこ?

【ハーモニー社・営業部通路】


営業部の通路を歩いている真彩と優衣。

真彩、タブレットPCを持ち、ニコニコと笑顔で歩いている。

優衣も同じ様にタブレットPCを持ち、真彩に業務報告しながら歩いている。


優衣(心の声)「マーちゃん、もう、幸せ一杯だなぁー。ヘラヘラ、ニヤニヤが止まらないなぁ。何て分かり易い子なんだ……(笑)」

   

見かねた優衣が、真彩に、

優衣「社長、また、顔がにやついてますよ?!」

と、小声で言う。


真彩「えっ?……すいません、気を付けます……」


すると優衣、小さな声で、

優衣「また悠ちゃんにLOVEの念、送られてるの???」

と、真彩に聞く。


真彩「あぁ……いや、念じゃなくて、昨日の事、思い出しちゃって……」

と言って、笑顔の真彩。


優衣「?……」


真彩「愛されてるって、こんなに幸せだったんだって、改めて思うと嬉しくなっちゃって。心がウキウキしちゃって、早く悠斗に抱かれたいって思っちゃって……へへっ、ゴメン……」


恥ずかし気もなく、素直に、可愛く言う真彩。


優衣、呆れた顔をして、

優衣「おーい、仕事中だぞー!」

と、真彩に注意する。


真彩のストレートなのろけに呆れる優衣だが、真彩の幸せそうな顔を見て、微笑む。




【ハーモニー社・社長室】


真彩と優衣、コーヒーを飲みながら、応接セットのソファーでくつろいでいる。


優衣「あぁ、そうそう、前さぁ、熱性けいれんの後、気を失った時さぁ……」


真彩「えっ? あぁ、あの時?」


優衣「マーちゃん、意識が戻った時、『私は誰? ここはどこ? いつの時代?』って言ったけど、覚えてる?」


真彩「あぁ……気を失って意識が戻ると、いつもそうだよ?!」


優衣「えぇ?……いつもそうだったの?」


真彩「うん。自分が今、いつの時代に生きてるのか? 自分は男なのか女なのか? どういう人間なのか? で、今、どんな環境にいるのか?……って、徐々に思い出す感じ」


優衣「えぇ? そうなんだ……」


真彩「うん。多分、輪廻転生だから、魂がいつの時代にいるのか模索してるみたい」


優衣「へーぇ……私にはそんな経験無いから、さっぱり分からないわ。でも、不思議だよね。目覚めたら自分は誰なのか?……ってとこから脳が調べ出すんでしょ?」


真彩「うん。で、いつも、今の時代で良かった……って思ってホッとするの」


優衣「ふーん……不思議……」


真彩「魂って、不思議だよね……」

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