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第64話 リサの存在

【高瀬病院・619号室】

   

真彩の個室は、太陽の光が射し込み、明るい。

真彩、ベッド背もたれを上げ、座っている。


ドアをノックする音。


真彩「はい、どうぞー」

   

そっとドアを開け、優衣が入って来る。



優衣「あっ、こんにちは!」   

   

優衣、真彩のベッド横の椅子に座っているリサ(25歳)を見て、笑顔で挨拶する。


優衣「リサさんも来てたんだ。良かったね、マーちゃん」

   

真彩、ちょっと戸惑った様子で、

真彩「あぁ……うん……」

と言って、優衣に微笑む。


優衣「大丈夫そうだね。良かった……!」


真彩「うん。大丈夫。明日、退院させて貰うから」


優衣「えっ? もうちょっと入院してなくて大丈夫なの?」


真彩「もう元気だから……大丈夫」

と言って、微笑む真彩。


優衣「まぁ、でも無理しないでね!」


真彩「うん。有難う……」


優衣、紙袋から何やら取り出す。


優衣「マーちゃんの好きなイタリアのチョコと、高槻店のラテ」


真彩「あぁ、有難う。丁度飲みたかったんだー。以心伝心だね。チョコも嬉しい……」

と言って、優衣に微笑む真彩。


真彩が喜んでくれたので、優衣、嬉しそうな顔をする。


優衣「じゃー、明日、会社で待ってるね!」


真彩「はーい」

   

優衣、リサに会釈し、真彩の病室から早々と出て行く。



真彩、リサの顔をじっと見る。


真彩「リサ……いつまでここに居れるの? 私は、ずーっと、ずーっと、リサと一緒に居たいんだけど……そういう訳にいかないよね?……」


リサ「ごめんね、真彩……」


真彩「大体さー、私を置いていくなんて、酷いよ! 私、毎日寂しくてずっとずっと泣いてたんだから!」

  

真彩、頬っぺたを膨らませて、拗ねた表情をする。


リサ「ごめん、ごめん……」

と言うと、リサ、椅子から立ち上がり、真彩を抱き締める。


そして、真彩の唇に優しくキスをする。


真彩「私がそっちに行った時は、ちゃんと迎えに来てよ?!」


リサ「分かったよ。ちゃんと迎えに行くよ!」


リサ、優しい口調で言う。


真彩、じっとリサを見詰める。


真彩「リサ、大好き。愛してる」


リサ「私も真彩が大好きだよ。愛してるよ!」

と言って、リサ、真彩を見て微笑む。


すると、

真彩「kiss me!」

と言って、真彩、目を瞑る。


リサ、再び真彩の唇にキスをする。

そして、真彩を抱き締める。


その後、真彩とリサ、見詰め合う。


真彩「私もリサの所に行きたい」


真彩、また頬っぺたを膨らませ、子どもの様にダダをこねた言い方で言う。


リサ「真彩……離れていても、私は真彩の事、ずっと惟ってるから。ずーっと愛してるから」


真彩「ホント? ずっとずーっと、愛してくれるの?」


リサ「勿論。ずっとずーっと、真彩を愛してるから……」


すると、リサの言葉で、真彩、笑顔になる。


真彩とリサ、見詰め合い、「I LOVE YOU……」と、二人同時に言う。


微笑み合う真彩とリサ。

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