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第54話 初めての彼氏、現る!

【高槻駅・構内】


夕方、真彩と優衣、駅の改札から出て、高槻駅構内を歩いている。


すると、中井翔平(24歳)が真彩に近付き、背後から声を掛けて来る。


中井「すいません!」


真彩、中井の声に振り向く。


中井「あの、間違ってたらごめんなさい。ひょっとして、中村? マーちゃん?」


真彩「えっ?……あぁ、はい、そうですが……?」


中井「やっぱり! 久しぶりー。俺だよ! 中井だよ! 小学校の時、同じクラスだった」


中井、笑顔で、嬉しそうな顔をする。


真彩、じっと中井の顔を見る。


真彩「……えぇ? 翔平君?」


中井「うん。翔平。久しぶり!」


真彩「ホント、久しぶり。よく私が分かったね?」


中井「いや、そりゃー分かるよ」


真彩「えぇ、でも、何でここに居るの? 名古屋に転校したよね?」


中井「あぁ。俺ん家、転勤族だったから、名古屋に行って、その後も日本全国転々としたんよ」


真彩「そうだったんだー……」


中井「あぁ、ねぇ、LINE交換しよ? 俺、未だ仕事で行くとこあるから、また連絡するよ」


真彩「あぁ、うん」


中井と真彩、スマホを出し、QRコードで連絡先を交換する。




【ハーモニー社・社長室】


社長室に着くや否や、真彩と優衣、それぞれにPCを立ち上げる。


優衣がちらっと真彩を見て、

優衣「さっきの男性、誰?」

と、真彩に尋ねる。


真彩「あぁ、最初の元カレ」


優衣「えっ? 最初の元カレ?」


真彩「うん。小学校の五年生の時に告られて、付き合った初めての彼」


優衣「へーぇ……」


真彩「小学校の時だから可愛いもんよ。手繋いだだけだもん。彼ね、すっごく面白くて優しかったの。クラスの人気者だった」


優衣「へーぇ……」


真彩「でも……彼、お父さんの仕事の関係で名古屋に引っ越しちゃって、しばらくは連絡取り合ってたんだけど……自然消滅になっちゃって……」


真彩、当時の事を思い出している。


優衣「そうなんだ……」


真彩「だから、付き合ってたって言っても、一緒に映画観に行ったり、その辺の公園で話したり、一緒にゲームしたり、その程度だからね……」


優衣「ふーん……」


真彩のスマホにメールの着信音が鳴る。


真彩、スマホを持ち、画面を見る。


真彩「あっ……翔平君からだ……」


真彩、メッセージを見る。


優衣「何て???」


真彩「あぁ、明日、祝日だから会えないか?……って……ランチどうかな?……って」


優衣「……」


真彩「どうしよう?……何年ぶりのデートだ?」


真彩、微笑む。


優衣「えぇ? 行くの?」


真彩「うん……ランチならね……」


優衣「ふーん……」


真彩、直ぐに中井翔平に返信する。

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