表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
104/152

第104話 恋愛詐欺? 

【ハーモニー社・社長室】


朝から会議で、疲れた表情の真彩。 


優衣、真彩の事を心配し、ちらちら真彩を見る。


優衣「あのー、最近、何か、悩んでる?」


真彩「えっ?……」


優衣「この三日間、口数が少なくて、何か考えてるみたいだから……」


真彩「えっ? あぁ……今度の休みに滋賀に行って、決着付けるつもり」


優衣「えっ?……決着って? 何か、重大な事?」


真彩「うん……あの、他言しないでくれる?」


優衣「はい、勿論」


真彩「実はね……」

と、優衣に事の次第を話し始める。


     ×  ×  ×


優衣「そうなんだ……山下店長、優しくて良い人だから、何か可哀想。でも、酷いね、その女。結婚詐欺の一歩手前だよね……っていうか、お金取られてる訳だから、恋愛詐欺ジャン」


真彩「うん。れっきとした詐欺だよ。だから、警察に被害届出したり刑事告訴って手があるけど、先ずは、その女に会って、事情を聞いてからにしようと思って……」


優衣「わぁ……大変だ……」


真彩「大変なんだけど、それよりも、山下さんがこれを機に女性不信にならないか心配。トラウマにならないといいんだけど……下手したら、女性不信で結婚出来なくなる可能性あるし……彼の今後の人生に大きな影響及ぼすからなぁ……」


優衣「あぁ、でも、大丈夫なの? そんな犯罪者の所に行くなんて……怖いんだけど……」


真彩「あぁ、悠斗が運転して連れてってくれるって。で、ボディーガードもしてくれるから、大丈夫だと思う。もし、怖い連中だったり、組織犯罪だったら、直ぐ、警察、呼ぶし」


優衣「あぁ、その女の住所、教えて? もしもの時、直ぐに対応出来る様に手配するから」


真彩「有難う。でも、多分なんだけど、話し合って、お金返して貰ったら、それで済むと思う」


優衣「ホント? そうなって欲しいけど……」

   

真彩、デスクの引き出しに入れてある資料を優衣に見せる。


優衣、その資料に目を通す。


優衣「素行調査、ちゃんとしたんだね?」


真彩「うん。友達が探偵してるから。さっき、添付ファイル送ってくれたのをプリントアウトしたの。これ見る限りでは、一般サラリーマンの奥さんなんだよね。反社会的勢力とは無縁な感じ。でも、表向きはそれでも、裏は分からないから気を付けるけど……」


優衣「えぇー、でも、サラリーマンの奥さんが、こんな恋愛詐欺なんて、する? 普通……」


真彩「まぁ、何らかの事情があったんだろうね。でも、人を騙すのは絶対、ダメだよ。他人の人生を大きく狂わす訳だし、それに、人を騙して自分が幸せになれる訳ないもんね」


優衣「だよね……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ