表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/36

フリージア:14歳の春は遠く



14歳の春に花好きの友人は

私をフリージアみたいだと言った

要領が悪く品もないカッコがつかない私なのに

彼女は私の何を褒めてくれたのだろう?


友を思う私たちの友情を慮ってくれたのだろうか


14歳のあの頃

私たちは思春期のただ中

毎日、恋に部活に勉強に

いつも一生懸命だったね


自分の性格の核となるものがそこにあったはず


大人になって道に迷って

思い出すのは彼女の言葉

静かで純粋で我が儘のひとつも言わずに微笑んで

私の何を言い当てたの?


“あけっぴろげで

何の嘘もまやかしもない

まっしろな貴女が好き“


彼女はそう言って笑み

私に深い印象を残した


あれは14歳の春のこと……




挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] フリージア、かわいいですね~! すっっっごく共感できる詩でした! 『彼女はそう言って笑み 私に深い印象を残した』 ココが好き! フリージアだなんて言われたら一生忘れないです。 こちらの主人…
[一言] てぇてぇ( ˘ω˘ )
[良い点] フリージアの花言葉を知り、なるほどと思いました。 14歳って多感な時期ですよね。 大人でもないけど子どもでもない。 自身の学生時代を思い出したら、甘酸っぱい気持ちになりました。 読ませてい…
2024/06/16 16:58 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ