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黄梅:君の魅力に落ちていく




滝のように流れ落ちるしだれ枝に

春を迎えて咲く花は

寒かった僕の心が未整理のまま

君の魅力に落ちていくようで


君に恋したこの心を

君は受けとってくれるだろうか

それとも

まだ前の恋に心を残している僕を君は

不誠実だと詰るだろうか


今目の前に彼女が現れても

目を奪われない自信はあるけれど

心のベクトルは千々に乱れていて

君と歩きだしながらつい振り返ってしまいそうだ


そんな僕はやはり

君の隣にいるのは相応しくない

そう思うけれど

やはり僕は君を愛せずにはいられない


ぽつりぽつりと咲く花は

僕の心に浮かび来る君への想い

満開になればきっと僕はもう動けない


流れる枝に絡みつかれて

君への想いでいっぱいになって

僕は完全に君の虜になるんだ


もうすぐ……


挿絵(By みてみん)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 二つの恋心をうたった詩でしょうか? 前の恋の失恋(冬)に浸かっていたけれど、春先に新しい恋を見出したような、そんな気持ちを感じました。 失恋から一歩踏み出す瞬間のような、そんな淡い期待感み…
[一言] 男心がよくおわかりですね( ˘ω˘ )
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