表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/36

ワイルドプリムローズ:あどけなさに打ちのめされて



子羊が早春の風に震える牧草地の

緑の芝のあちこちに可憐に咲いて


たなびくリボンもドレスの裾も

自分の可憐ささえ歯牙にもかけない

まるで君のようだね


君は無邪気であどけなくて

そして

君自身の魅力にはちっとも気づいていなくて


小川のこちら側から僕が手を振ったとしても

笑いかけても叫んでみても

君の世界には入っていけないみたいだ

あどけなさがシャボン玉のように君を守っている


君はきっと知らないだろう

僕はいつも君を見つめて

君を想っていることに


嗚呼、僕は君の魅力に完膚なきまでに

打ちのめされている


純粋無垢で真っさらな君

君はまるでそう

ワイルドプリムローズ





挿絵(By みてみん)

同じプリムラ属ですが、多彩なポリアンサスの親に当たる原種です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] かわいいですね、写真のプリムローズ。 色々な色があるポリアンサスも楽しいですが、無垢な白さが眩しく見えます。
[良い点] 可愛い詩でした♡ ポリアンサスと葉っぱが一緒ですね! 『牧草地の 緑の芝』に生えてるんですか? まあまあ、それは気さくなお花ですね。 純真無垢というのもうなずけます! 『自身の魅力にはちっ…
[一言] 年の差カップルかな?( ˘ω˘ )
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ